ブレーキランプが点いてませんよ

 最初は両方切れてるなんてあんまり見ないよな、と戸惑い見間違いかなと思いました。
なぜかというと何にも思わずそのクルマの後ろを走っててそのクルマがブレーキを踏んだのを認識して自分もブレーキを掛けたはず。



信号1回分前進しました。


ss-DSC_0205.jpg



なんでブレーキ掛けたのがわかったんやろと再度確認すると


ss-DSC_0206.jpg
ここで理解できました。
メインのブレーキランプは両方切れてますが、真ん中のハイマウントストップランプ(補助ブレーキ灯)だけが点いてました。
ここで性懲りもなく故障診断のチャートが走ります。



1,両方点いてないとするとヒューズが切れてる可能性あり。
2,でも補助灯は点いてる。別回路は余り考えられない。
3,ヒューズじゃなければブレーキランプのスイッチが壊れてる。
4,スイッチが壊れてたらやっぱり補助灯も点かない。
5,じゃあやっぱり球が切れてるのか。
6,両方切れるまで気付かないのはよっぽど営業車で走りまくってるのか、それしてはそこそこきれいなクルマやしなあ、単に誰からも指摘されない寂しいクルマなのか?



などなど信号待ちの間でシミュレーションしてましたら信号待ちは苦になりません(爆)



そしてこういうときには、わざわざ降りていって運転手さんに「ブレーキのランプ点いてませんよ」ってアドバイスしてあげた方が良いのか、でも恥ずかしいなあ、というジレンマに陥ります。
ほとんど迷ってるうちに信号が変わってちりぢりばらばら・・・・・
いつも自分の根性無しさに後悔してます。



しかしまあ片側が切れてるクルマはよく見かけますが見事に両方切れてるクルマはめったに見ません。
というかこれで補助灯がなかったらあぶない!
もしこれがおまわりさんに見つかってまじめに切符を切られたら減点2点、反則金は・・・・・忘れました(笑)



大阪ではこういう「灯火類の不備」ではめったに切符を切られませんが、兵庫県とか和歌山県はかなりの頻度で捕まるそうです。
大阪の気質なのかクルマが多すぎてそれどころではないのかよくわかりませんが、交通取締にも都道府県で思い入れが違うようです。


595-0063
大阪府泉大津市本町5-23
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カテゴリー: 日常の出来事など   作成者: てんちょー パーマリンク

てんちょー について

専門家や職人は仕事の話をするときに専門用語やら隠語を使わないとお客さんと会話できないという習性に疑問を持ち、自動車に関して自分の知ってることや機械の原理をいかにわかるように説明できるかを考え続けてるちょっと変わった自動車修理の職人。 仕事の質ももちろん、その仕事の内容をお客さんに理解してもらうことを自分自身の生き甲斐にしてるおっさんである。

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