車検を安くする方法

車検の時の負担を抑えてなおかつ快適に載る方法には「時期をずらして修理してコストを分散させる」という手法があります。
エブリイ DA64V 平成20年式 走行113000㎞
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半年前に車検でしたが、コストの分散のためわざと時期をずらして、消耗品を交換する作戦実施。
今回はオイル交換はもちろんのこと、タイヤがメインでしたが、この半年でブレーキランプ球が切れたり、エアコンの室内ファンが重くなって風が出なくなってきたとのこと。
タイヤを外したのでついでにブレーキまわりも確認。
車検時の全く自己本位なこだわりでディスクブレーキローターの耐熱防錆塗装をしてしまったりして(基本料金内デスよ~)、余計な時間がかかってますが、それがちゃんと効いてるのを確認したり、後ブレーキの防錆塗装もちゃんと光ってるなあ、と自己満足でひとりニヤニヤ(爆)
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回転軸が重くなって回りにくくなったファン。
これも消耗品。
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ブレーキランプ球もお疲れ様。
ガラスが真っ黒。
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この形式のエブリイはハイマウントブレーキランプは小さい球が4個光るタイプ。
リヤゲートの開け閉めするときの振動でどうしても寿命が短め。
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4個のうち2個切れてました・・・・
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車検時に集中させるのではなく時期を分散して消耗品手当をするのがコストの分散になって、一度のだくさんの出費を抑えて同じ金額を払ってもらうにしても心が軽くなるでしょう。
商売とは言えたくさんのお金がかかったときは自分もちょっと心が重くなります。
なおかつ作業時に我々が車を目視するだけでも一種の点検になるわけで快適なカーライフをすごすひとつの手段です。
時々そこから派生して「いたんだ部分と新たに目があってしまう」てなこともあります。
見なかったことにしよう、聞かなかったことにしよう、はなかなかできませんね(笑)
仕事用のお車は車を止めるというのはなかなか難しいでしょうけど、仕事用だからこそ止まってしまうと大変です。
意を決して点検する日を設置してトラブルのない毎日を過ごしましょうね。
と言うわけでエブリイは待ち焦がれてるオーナーさんの元へ帰って行きました。
しっかりお仕事してね~

ワゴンR コラム の中古車情報です。

当店ではめったにお知らせすることのない中古車情報です。
スズキのワゴンR 平成10年式 E-CT51S 走行約48000キロです。
グレードは「コラム」でフロントマスクが専用の部品で普通のワゴンRと違います。
丸目のかわいらしいヘッドライト、また前のシートがベンチシートになってるのが特徴です。
当店が代車としてずっと手入れして乗ってましたが手放すことになりました。
うちで長いこと働いてたので愛着もありますが代車整理のためどなたかに乗っていただけたらと思います。
セールスポイントは
2月に車検を継続したところなので約1年11ヶ月車検が残っています。
平成29年2月まで車検有りです。
もうちょっと乗るつもりでファンベルトやらワイパーゴム、エンジンオイル&フィルター、ブレーキフルードなど交換、エアコンガスのリフレッシュ作業をしてしまいました(笑)
捨てるのには余りにもったいないのでどなたか買ってもらえませんか?
価格はタイヤを新品にして24万(税込み)のぽっきりです。
3月28日(土)まで当店に置いておきます。
その間に売れなければオークションに出品しますので、もしご縁があるようでしたらお問い合わせください。
あとネガティブな情報としてはホイルキャップは経年劣化で爪が割れてます。
走行すると外れる恐れがあるので外してお渡しすることになると思いますのでご容赦ください。
クリックするとちょっと写真が大きくなります。
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キャラバン 暖まるとエンジン止まる

ニッサン キャラバン VPE25 平成15年 走行71000㎞ KA20DEエンジン。
最初は信号待ちでエンストする、という症状を聞いてましたが、ご来店いただいたときはすこぶる快調でその時はプラグのかぶりかなあ?ということでしばらく症状の把握ポイントをお知らせしてしばらく走ってもらうことにしてました。
そうこうするうち、エンジンが冷えてるときは調子いいけど、暖まってくると止まることがわかってきました。
またその止まったときは別の人の診断で「火花が出ていない」ということもわかってきました。
いろんな情報が集まると故障箇所の特定に大きな手がかりとなりますので助かります。
火花が出ていない、というのは非常に大事な情報をいただけましたので、そのあたりを重点的に診断。
ディストリビューターのキャップとローターは交換済み。
ローターの電極の消耗がすごいので交換してはみたものの症状再発なので原因の絞り込みは一段階クリア。
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診断機を繋ぎながらエンジン制御系の値とにらめっこ・・・
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そうこうしてるうちに、エンジンが揺れ出して、診断機のリアルタイム診断で エラーコードP0340をキャッチ。
目の前で症状が出てくれたのはラッキーでした。
P0340はエンジンの回転を監視するセンサー、クランク角センサー、等とも呼ばれるセンサー系のエラーコード。
センサーはディストリビューター内蔵型。
というわけで制御系の配線図を取り出して実験開始!
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たぶんセンサー内の半導体が熱中症になって意識を失ってる、と推測。
意識があるか声をかけてみる(笑)
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なんか既に値が変で意識混濁してそう・・・
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サウナに入れてみます。
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この一コマ、一コマを読み取れてるかを聞いてみましたが既に意識を失っておられました。
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センサー単体での部品設定はなくディストリビューター全体の交換を余儀なくされました。
高いんよね~これ。
なので余計に「これが本当に悪いの?」って決定するのを最後の最後まで決めかねてましたが、一晩おいて冷えたら意識回復、サウナに入れたら意識を失うことを確信したので部品発注。
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いまでは本当に少なくなった点火時期の「調整」
久しぶりにしました。
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その他の値をモニター
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30分ほど暖機してみましたがエンジンは絶好調。
診断は当たったようです。
部品が高いときは本当に神経すり減ります。
というわけでキャラバンはまたオーナーさんの元に帰って行きました。
しっかりお仕事してね~

エアコンガス規定量充填サービス 新しい機器エコマックス導入

エアコンガスの補充量の管理とクリーナーによるガスクリーニングを同時に行える優れものの機器を導入しました。

デンゲン製

エコマックスジュニアⅡ
Eco Max Jr.Ⅱ

写真の通りこの機械が何をするかというと

++全自動でエアコンガスを回収して再生して充填する装置++

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エアコンガスが以前の記事でも少し書きましたが、現在は「重量管理」
つまりは重さでガス量を監視することになっています。
以前であれば

「ガス圧」

とか

「ガス管の中をのぞき窓から見て、泡の量で推測する」

という方法でした。

しかしそれではあくまでも「だいたいこれぐらい」しか量れません。

しかも最近の車はその決まった量で最大限エアコンが働くように設計されているので、ガスの量が多くても少なくてもエアコンの能力は下がってしまうのです。

整備する側もその許される誤差内にガス量を調整してこそプロの仕事と思えるのです。

なのでただでさえ夏の気温が高い大阪で整備業をやってるのですから、少しでも快適な夏を迎えてもらえるようにきっちりとしたエアコンガス量の管理をしていきたいと思います。

エコマックスジュニアⅡをお車につなぎます。
前回の記事でご紹介した日産ノートに実験台になって頂きました。

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夏場はエアコンの冷えにパンチがない、との自己申告がありました。
いまの気温ではなかなかその症状を把握することはしにくいのですが取りあえず吹き出し口の温度測定。
その測定条件は

1,窓、ドア全開
2,風量最大
3,吹き出し口は「顔」
4、内気循環モード

と決まっています。

それで測ると5度くらいですね。

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では作業スタート
一旦エアコンシステム配管内の既存のガスを全て回収します。

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最初は内部の圧力で自然に機械の中に入ってきますが、最後はそのまま配管内が真空状態になるまで徹底して引き抜きます。
このとき規定量を回収できるのが普通なのですが、そこまで回収できないということは、いままでの使用過程でガスが少しずつ洩れてたということになります。

真空引きにはもう一つ意味があって、配管内の水分も真空状態で「蒸発」して一緒に出てきますので配管内の水分を除去できます。
真空にするのはエアコン整備では基本中の基本です。

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真空引きが終わると回収したガスの不純物をクリーナーで除去しながら車両に戻していきます。
このとき規定量より回収できたガス量が少ない場合、自動的に新しいガス缶より補充して規定量を充填します。
ここが素晴らしい仕組みだと思います。

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そして登録から9年、6万キロ走ったノートは、規定量450グラムのところ

300グラムしか回収できませんでした。

この300グラムのクリーニングされたガスと、足らない150グラムを120グラムの追加のフロンガスとエアコンパワーダウン抑制剤30グラム分として、合計450グラム再充填。

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この結果吹き出し温度が、この時期にしては大きいと言える「1度」下がりました。
これが夏場なら3~4度の違いになると思われます。

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ガスの量が規定量の3分の2になっていたのですから、夏場に能力不足になって冷えも悪かったと思います。

そのほか参考までに自社のデーター取りのために数台実験してみました。

平成15年式 スズキ ワゴンR
規定量530グラムで80グラム不足。
ちなみに1年前エアコン修理済み。

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平成16年式 ホンダ ライフ
規定量400グラムで130グラム不足

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平成22年式 ニッサン OTTI(三菱EKワゴン)
規定量380グラムで60グラム不足

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おおよそ5年過ぎればそろそろ点検、規定量への補充が必要なってくるようです。
ホンダライフも3分の2ほどになってましたね。

もちろんエアコンの冷えはガスの量だけでなく、ガス圧力やらエアコンフィルターの詰まりなど総合的に判断しなければなりませんので、まずはその基本的な点検からします。
それからこの機械の出番です。

これから暖かく、いやいやあの暑い季節がやってきます。
エアコンガス量の管理&ガスのリフレッシュをして夏を迎えましょう!!