アプリオ デイトナの赤パッドが片減り

久々にバイクネタ。
普段乗ってるヤマハ アプリオの前ブレーキパッドが減ってたので交換した。
デイトナ製の赤パッド。
パッドの性格を色分けしてるので商品名が【赤パッド】
銀とかゴールドもあります・・・
バイク関係では定番の商品です。
自動車のパッドと違ってホントに「かわいい」(笑)
目薬のケースほどの面積。
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パッドが減ってるのを確認したときも「やけに片減りしてるなあ」とは思ってたけど、外してみたら確かに片減り。
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ブレーキキャリパーは対向2ポッドで構造上片減りしにくいはずなのになあと思いながら、外したパッドをしげしげと眺めてたら、何となく”まだら模様”と目があってしまい、
「ん~?材質に不均一な部分があるような・・・」
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どう見ても普段見てる減りきったパッドと比べても模様がまだらに見える。
熱で表面の焼け方に差があってそういう風に見えるのかな?
まさかなあ、とおもってサンドペーパーで丁寧に表面を一皮むいてみたけどやっぱりまだら模様が消えずに、結論は材質が不均一。
とくに片減りした方がひどい
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そこでピンときました。
知ってる人は知ってますがブレーキパッドを作るとき、最初の材料は粉末です。
樹脂粉であったり金属粉であったり、そのミックス度合いがパッドメーカーの腕の見せ所です。
よく効くけどすぐ減る、できるだけ減らない、異音がしにくい、高温でも熱ダレしない、粉がでない、などなど、その車の性格やら効き味がユーザーが望む方向に合わせて材料の配分を考えて製作します。
そしてその混ざった材料を金属の土台を敷いた上に型に入れて、炉に入れて高い温度で焼く
焼結
という方法です。
これがブレーキパッドの作り方。
製造過程から言うと瀬戸物の親戚かも。
今回のこのパッドは明らかにこの混合が不均一だった模様。
なので使い込んでいくうちにパッドの性格が変わって減りやすいパッドになったようで片減りしたんですね。
決してこのメーカーの悪口を言ってるわけではありませんよ。
使い切ったあとでしかわからない不具合もあったりします。
ものづくり側の業界に身を置く自分としてはこういうことが見つかったこと自体が、冒険してる人が何か大発見をしたような喜びに近いすがすがしい気分。
工業製品とは奥の深いもんですね~
あ~片減りの原因がわかってすっきり。

9月ヘッドライト下向き測定での検査場混乱で暫定処置

9月1日からヘッドライトの光軸測定のルールが変わって大混乱していた全国の車検場ですが、あまりにも実態を無視したルール変更で、検査員も整備士も立場は変われど異口同音で現場から悲鳴が発生した模様で、国土交通省から、暫定処置の通達がでました。
お役所文章なのでわかりにくいですが転記

すれ違い用前照灯の計測において、右側もしくは左側のみを計測した時点で不適合と表示された場合は、計測困難な自動車と見なして走行用前照灯での計測をするものとする。
この場合において、走行用前照灯を計測し不適合となり再検査で再度計測する場合はすれ違い用前照灯又は走行用前照灯のいずれの方法で計測しても差し支えない。

つまりは下向きで不合格になっても上向きで測定し直して上向き基準に合格なら当面許そう、と言う趣旨ですね。
これはこれで我々現場からすると再検査の手間が省けるので車検場滞在時間が短縮されて大助かりなので大歓迎です。
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けれども、そもそもこんなごたごたが起きること自体問題は別にあります。
というのも上向き(ハイビーム)はほぼ確実に向きをとらえることできますが下向きでヘッドライトの光軸を計ると言う計測機器の技術があまりにも曖昧だからです。
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検査というのはどんなものでも基準値と照らし合わせてどれくらいずれているかを調べるものです。
その検査基準が測定機器の間でばらついていたらどうでしょう?
血液検査でAと言う機械とBと言う機械で測定値がずれる、みたいなものです。
現実にお友達の自動車整備工場の方が1コースと2コースの計測値のずれを発見して検査場に指摘してみましたが、検査場は「テスター屋さんに校正を任せてある」とのこと。
そりゃそうでしょう。
検査員のレベルでは測定機器の保守まではできずに専門家(テスターメーカー)に依頼するしかない。
その専門家ですら完全に計れない、と本音を漏らすのですからね(笑)
いくら校正をかけても対象となるヘッドライトの形状やら反射板の設計で下向きの光軸は測定機器によって幾通りも「計り損ねる」のです。
検査場では問題に対して打つ手がないのが実態です。
その結果こんな暫定処置を通達せざるを得ない状況なのです。
実はヘッドライトに関して法律的には原則
「上向きで走行」
対向車に幻惑を与えるような場合のみ
「下向きに切り替える」
というのが本来のルールなんです。
昨今、警察方面では事故防止のために「暗い道路ではできるだけ走行ビーム(上向き)で走ってください」と指導してます。
国土交通省では下向きでの測定で上向きの照射方向の基準を事実上撤廃したので同じ。
ちまたでいっぱいある行政の縦割りはここでも発生してます。
一般市民からしたら「どっちやねん」と突っ込みを入れたくなります。
自分は歩行者をひいたりしないためにもこまめにヘッドライトを切り替えます。
すこしでもまわりに迷惑が掛からないのならわずかな時間でもハイビーム走行します。
そこを邪魔臭がってずっとロービームで走ってたら事故に繋がると思うからです。
特に狭い道路ではハイビームで走ります。
人間50歳にもなると明暗反応が鈍くなってヘッドライトはできるだけ明るいものが欲しくなります(笑)
高速道路は、対向一車線の高速道を除いて、設計時点でガードレールの高さを工夫したり、道路自体に段差を付けるなどして対向車にハイビームの光が届かないように作られてるって知ってましたか?
前に車が居ないのなら対向車が居たってハイビームで走ってもかまわない仕組みになってるのです。
高速道路で前に車が居ないときはがんがん積極的にハイビームにした方が身を守りますよ。
普段ハイビームにしたこと無い、という人も多く居られますが、一度試しに市街地や住宅地に中でも切り替えてみてください。
「こんなに周りがよく見えるんや」と感動しますよ。

9月からのヘッドライト検査基準変更で大混乱

9月1日から車検の基準の一つであるヘッドライト光軸(向き)の検査方法が変更になって車検場は大混乱。
Facebookページでそのあたりを書いてみました。

https://www.facebook.com/futaba.motors
— 2015/09/18 追記 —
あまりの全国的な混乱に暫定処置でました
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