スカイラインのエアフローメーター


スカイラインR32型のエアフローメーター。
「エンジンが吸ってる空気の量を電気信号に変えてコンピューターに送る」装置です。
このエアフローメーターが不良で走行中、息つき、失速、ひどいときはエンスト、という症状で入庫です。
空気の量を見失うとエンジンは必要なガソリンの量を計測できません。
その結果エンストしてしまいます。
こういう故障はコンピューターがしっかり故障が起こった時を覚えてくれるので、その記憶を呼び出せばすぐに不良箇所がわかるので診断は楽です。
普段はしっかり蓋をされてますが部品を捨てる前には分解、中身の構造探検、が当店の伝統ですので蓋を開けました。
きっと、半田のクラックが故障原因では、と思ってますので、この基盤の半田付けの部分をきっちりやり直せば復活するのではないかという推測はしてます。
が、今回は中古品が手に入って現車は修理済みなのでそのまま廃棄になりそうですね。


595-0063
大阪府泉大津市本町5-23
二葉モータース
ホームページはこちら


カテゴリー: 修理   作成者: てんちょー パーマリンク

てんちょー について

専門家や職人は仕事の話をするときに専門用語やら隠語を使わないとお客さんと会話できないという習性に疑問を持ち、自動車に関して自分の知ってることや機械の原理をいかにわかるように説明できるかを考え続けてるちょっと変わった自動車修理の職人。 仕事の質ももちろん、その仕事の内容をお客さんに理解してもらうことを自分自身の生き甲斐にしてるおっさんである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です