平成24年5月からの重量税減税

 現行車種で条件にはまると、5月1日以降に車検を受けると重量税が安くなります。

車検の有効期限ではありません。
あくまでも検査を受ける日が5月1日以降の取扱です。

さてどれくらい安くなるか?

はっきりいってめっちゃくちゃややこしいというが条件がこまかいのでケースバイケースとしか言いようがありません。
あくまでもルールはありますのでそれに当てはめればしっかり答えは出ますが、「この車」という風に具体的に考えた方が間違いが無くて良いと思います。
乗用車やライトバン、トラックなどでも変わるので一例を挙げるのもどこかの通信販売の保険屋さんのコマーシャルみたいになってしまいますが取りあえずひとつだけ。


乗用車で

・ 「2回目~5回目の車検(5年目~11年目)」
・ 「備考欄に燃費低減5~10%の文字もしくは無い」
・ 「車両重量(総重量ではない)1000Kg~1500kg未満」

であれば30000円の重量税が24600円になります。

13年目(6回目)からは30000円のままに、18年(9回目から)超えると37800円になります。


取りあえず一例です。


これ以外にも初回車検はまた金額が変わりますし、軽自動車も別料金です。
軽自動車なら大まか同じ条件なら6600円、7600円、8800円、となります。


うちも車検案内に事前に重量税を書いて送ってますが、正直個別の金額を出すのがとても苦しい状態です。
どれくらい低燃費なのかで条件がころっと変わってしまうので同じ車でもグレードが違うと条件が変わってしまいます。

安くなるのは良かったのですが、一番最初に提出された減税案では重量税そのものを廃止、と言う案でした。
それが「決められない」政府のおかげで妥協案としてこんなややこしい制度になってしまい、自動車屋さんはお客さんへの案内に四苦八苦することになってしまいました。

ついでに登録してからの年度でも金額が変わるのでほんとややこしい・・・


さてこれから案内をどうするか思案中です。

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カテゴリー: 車検   作成者: てんちょー パーマリンク

てんちょー について

専門家や職人は仕事の話をするときに専門用語やら隠語を使わないとお客さんと会話できないという習性に疑問を持ち、自動車に関して自分の知ってることや機械の原理をいかにわかるように説明できるかを考え続けてるちょっと変わった自動車修理の職人。 仕事の質ももちろん、その仕事の内容をお客さんに理解してもらうことを自分自身の生き甲斐にしてるおっさんである。

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