臨時休業のお知らせ

次の土曜日 9月8日 は臨時休業させていただきます。
勝手を申しますがよろしくお願いします。
月曜日10日から平常営業です。

同じ種類の仕事が続く

どこの業界にでもあるんでしょうが、同じ種類の仕事が続いたりします。
この仕事をしてるとめったに無いような故障部位なのに同じような故障が続いて「なんか同じような作業ばっかりしてるなあ」と思い返すことがあります。
ここ一ヶ月ぐらいは「モーターの交換」ばっかりしてます。
某警察署のパトカーに始まり、今日も別の署のパトカーまでジックリ考えてみると
・ パトカー(クラウン)の助手席側ラジエーターファンモーター
・ 続いて別のパトカー(クラウン)の同じモーター
・ セレナのCVT内部の変速用のモーター
・ プリメーラのラジエーターファンモーター(左右両方)
・ アルトのエアコン室内ファンモーター
・ エブリーのアイドリング調整用のステッピングモーター
・ プリメーラのセルモーター(スターターモーター)
・ プレサージュのセルモーター
・ パトカー(クラウン)のエアコン室内ファンモーター
最後の2台はどちらも今日の作業でした。
ちなみに車名は同じでも同じユーザーの車はありません。
あっというまにガラクタ置き場はモーターばっかりになりました(笑)
「~モーター交換」という整備明細ばっかり記載してる気がします。
不思議なぐらいモーターばっかり。
自動車にはいろんなモーターが使われてますが、パトカーを除きほとんどの場合その車の一生で1回替えるか替えないかぐらいの頻度です。
それなのにこの集中度合いは何?という感じ。
偶然とは言え長いこと整備してるといろんなことが起こるものです。

お盆休みのお知らせ

誠に勝手ながら下記の通りお盆休みを頂きます。
bonyasumi.jpg
よろしくお願いします。

ご入庫いただきました。

日産デュアリスの新規ご入庫です。
ディーラーにずっと車検などを任せていたそうですが営業マンが転勤になってお店へ行くのが寂しくなって、新しいお店を探していたそうです。
そんなときに近所の当店をネット検索で見つけていただいたそうです。

ディアリスという車は英国日産での販売と言うこともあって設計がちょっと国産オンリーという感じではありません。
所々に構造上外車の匂いがします。
そうなると困ったことに作業が手間取る部分があったり・・・・
エアコンフィルターの交換は手間が掛かりました。
四苦八苦してる図(笑)

車としてはしっかりしたヨーロッパ車の雰囲気満点のいい車ですね。

ご入庫ありがとうございます!

先週は2台続けてご入庫いただきました。
一台はホンダFIT。
りんくうアウトレットに転勤してこられた店長さんのお車でした。
泉大津に居住されてて車検の際、インターネットで当店を見つけていただきました。
うっかり写真を撮るのを忘れてしまって文章だけになってしました。
お近くですからオイル交換などメンテナンスのお手伝いさせていただきますのでせいぜいご利用ください。
もう一台は日産モコ。

この方も転勤で泉大津来られて自動車屋さんを探すときにインターネットで当店を見つけていただいたとのこと。
もとは茨城県に居られたとのことで、この大阪の片田舎の泉大津でも人も車も自転車(笑)も多くてびっくり、とおっしゃられたのが印象的でした。
家のすぐ横に電車が通ってて踏切があるのも結構驚いたそうです。
茨城では踏切を渡ると言うこと自体稀だったそうです・・・・
生まれてこの方泉大津から出たことが無いので日本津々浦々いろんな環境があるのだなあと思いました。
身近な街の修理やさん目指してますのでせいぜいご利用ください。

日産の「あなたの企画買います」って

ふと思ったのがトヨタのCM好感度が上がった、と言う話。
自動車そのもののコマーシャルがあまり見なくなったと思ったらREBORNたら実写版ドラえもんなどを放映してる。
すると好感度がアップしたという何とも皮肉な話。
ソフトバンクは犬のお父さんでここ数年ずっとランキング上位を続けてる。
商品の説明よりもドラマ的なコマーシャルが受けるというこの現象。
実りあることなのかいまいちよくわからない。
それとは別に日産のあなたの企画買いますと言う企画。
日産ファンである自分としてはぜひ日産に復活して欲しいので、「走る、曲がる、止まるがダイレクトに伝わるのが日産車のイメージだからそのイメージ通りの車の復活」、と投稿してみました。
売れてきた歴代の日産車を振り返るといつの時代でも「そのクラスで一番加速がよく、ハンドルがクイックな走る車」が売れて来たような感触です。
小さい車ならマーチターボ、中クラスならシルビア、ブルーバードのターボ車、プリメーラ、スカイライン、大きい車ならシーマのドッカンターボ車(笑)、などなど共通のイメージを持ってると思うのですが・・・
NISSAN=スポーティーセダン、が大事なアイデンティティー。
これがおざなりにされてるから売れない。
とはいうもののメーカーの設計者達はそんなことはプロなんですから十二分に知ってるとは思います。
作りたい車作らせてもらえないジレンマに陥ってるのでは、とも思います。
その理由が温暖化防止という世界的な宗教ににらまれ続ける自動車メーカーにとってある意味いまは暗黒の時代かもしれません。
よく走る=ガソリンを使う=悪
と言う構図が意図的にできあがってしまってます。
F1などのモータースポーツですら燃費やらハイブリッドとか言い始めてます。
1990年ごろはメーカにとってもいい時代だったのかもしれませんが、今のエコカー一辺倒ではクルマ選びがおもしろくない時代になりました。
若い人は決して車離れはしていない。
欲しい車、手が届く車が出てこないだけ、
が持論です。

ガラスのひび割れ

同じような修理はどういうわけか同じ日に入ってきます。
それもしばらく無かった修理がです。
いつもながら不思議に思いつつ数十年と、いったところです。
今回は飛び石によるガラスののひび割れです。
2台続けてきました。
フロントガラスは法律で「合わせガラス」といってガラスが粉々に飛び散らないように2枚のガラスの間にフィルムをサンドイッチにしたような構造のガラスが使われています。
なのでひびは入っても決して外れたり粉々になったりはしません。
しかしひびが入ってると車検に不合格になりますので手当が必要です。
まずは日産のキューブ。
ss-P1050604.jpg
しっかりひびが入ってますが、これは最初にこんな状態では無かったのです。
実際飛び石が飛んできたのは本人さんも忘れてるようなかなり以前の話。
その時のキズが気温の変化や車の車体のねじれなどが原因である日「成長」し始めるのです。
このキューブの場合も赤丸の中の「白い点」にきっかけがあるのです。
ss-P1050602.jpg
お次はダイハツのムーブラテです。
これはガラスの屋根側にひびが来てます。
ss-P1050610.jpg
ある日駐車場で見たらいきなりひびが入ってたというお話し。
これもキューブと一緒でいきなりひびが入ったのでは無く、矢印の所から成長したのです。
ss-P1050613.jpg
最近の車はフロントガラスとかリヤのガラス自体にも車体としての強度を負担させてるのです。
ガラスがはまってるからこそ鉄板の厚みや補強をどれくらいにするか、という計算をするのです。
つまりは車が走行するときの外部からのよじれやひねりに対してガラスもストレスを受けてるのです。
そこに飛び石によるキズでガラスの表面がえぐられると、そこの力が集中して結果ひび割れへと進んでしまうのです。
飛び石が来たときにひびが入るのはまれで時間差があって起こるので「朝見たらガラスが割れてた」と言うことになるんですね。
相対的に高速道路を走る機会が多い車ははやはり飛び石によるえぐれ傷が多いです。
そこからひび割れに進むかどうかは「運」です。
ちなみにこういうガラスの破損は自動車保険の車両保険、なおかつ車対車限定の車両保険でもカバーできます。
こんなときにも車両保険は役に立ちますのでオススメです。
飛び石なんてまさに自分の責任で起こるわけでも無いですから正真正銘の「リスク」です
保険が大事になってきます。
キューブの場合ナビのアンテナも復旧しないといけないので約12万円、ムーブラテで約10万の修理代が認定されましたが、今回は2台とも車両保険に加入されていたので自己負担額は「0」でした。
車検の時に追加で払わないと車検有効期限の更新すらできません。
こんなこともあるので保険の見直しも考えてみてください。

もう準備ですか?

senkyo1.jpg
もうレンタカー屋さんは事前準備に入ってるのでしょうか?
確かに9月には市長選がありますが、その時のため?
ひょっとしたら上層部では解散総選挙の情報でも流れてるのでしょうか?
チラシをもらっていろいろ考えてしまった・・・

U字ロックのキーが・・・

ss-P1050598.jpg
4回目の使用で土台が割れて取れました(泣)
なんじゃこれは?
スペアキーが2個ついてるのは(全部で3個)こういうことか?
しかしキーの土台というかあの形状は普段感じないけれど偉大な存在です。
土台がなくなったら差し込んだ細いキー単体を回すのにどれだけ指先に力が必要か身をもって体験しました。
近くでペンチ借りようかと思ったぐらい。

日産ブルーバードシルフィー GC10 オイルパン交換

落石をまたいだ瞬間、車が飛び上がったと言うことで入庫。
飛び上がるほどのショックが有ったということはどんなことになってるのかとドキドキしてリフトをあげましたらオイルパンというエンジンオイルを貯めるに石が当たったらしく、それ単体で交換できるところで良かったです。
というわけで交換開始。
エンジンを支えてる「マウント」といわれる部分と、排気管をずらして取り外しますが、液体パッキンが塗られてるのでネジを緩めただけでは外れず四苦八苦。
それを切るカッターも持ってるのですがすきまが狭くて差し込めず、ドライバーなどでゆっくり剥がしていきます。
やっと外れた・・・
ss-P1050264.jpg
ss-P1050265.jpg
この部分は結構堅いのですがそれでも折りたたまれたようにヘコんでます。
かなりの力が加わったみたいです。
ss-P1050269.jpg
新しいオイルパンと比較。
ss-P1050270.jpg
新しいオイルパンを取り付ける前に古いパッキンをお掃除しないと、密着が悪くなってオイルが漏れてしまいます。
この作業がそれなりに時間かかります。
たぶん全作業時間の3分の1ぐらい。
ss-P1050288.jpg
めったに見れないオイルレベルゲージがエンジンないでどのあたりに存在するか。
マニア視線です(笑)
これでオイル量をみてますか?
教習所で見方を習ったはず・・・
ss-P1050277.jpg
オイルパンの底がヘコんだことでストレーナーと言われるエンジンオイルを吸い上げる部分がわずかながら曲がってます。
念のため交換しておきます。
ss-P1050293.jpg
新しいオイルパンに液体パッキンを塗って、所定の位置の取付ビスを締めて、マウント、排気管を元に戻して完成。
ss-P1050297.jpg
事故のような、故障のような部分の修理でした。
落石がたまたま微妙な大きさでオイルパンと道路の間にはさまった結果、走り抜けてしまいこのようなオイルパンの変形を起こしてしまいました。
これがもう少し小さい落石なら素通りできたでしょうし、もう少し大きかったらバンパーなどに接触してラジエーターまわりを損傷したかもしれませんね。
当たり所に寄ればエンジンそのものを降ろして周しなければならなかったぎりぎりのところでした。