さんま祭りでミニSL

地元の有志が集まって東北復興支援と泉大津の活性化を同時に行おうとする「泉大津さんま祭り実行委員会」。
その団体のメインプロイジェクトである
泉大津さんま祭り2013
にお手伝いに行ってきました。
当日の様子などはFacebookページなどでご覧頂くとして、自分の持ち場は「ミニSL」
何度か話に出てますが私自身大の鉄道好き。
鉄道のメカニズムが大好きな自称「メカ鉄」からすると蒸気機関車は究極のアナログメカ。
動いてること自体、運転士と機関助手という二人の人間の火加減と水加減バランスを経験と勘で調整できてこそ快調に走らすことができる代物。
時代の産物と言えばそれまでですが、1メートル動かすこと自体がテクニック、という一世を風靡したメカです。
自動車もそういう「テクニックが必要」という時代を通り過ぎて今日の「誰でも運転できる」自動車として成り立ってるですが・・・
そういうわけで自分の趣味とマッチしたお手伝いはとても楽しい(笑)
ミニSLは「C62」
オーナーさんが趣味で部品の一つ一つから全部手作りで作り上げた、本当に石炭を燃やして蒸気を作ってそれで走るミニチュアです。
ミニチュアのジャンルからいうと「ライブスチーム(本当に蒸気を使う)」というカテゴリーになります。
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運転席はパッと見るとなんのこっちゃわかりません。
でも実際の蒸気機関車はもっと複雑な中、このあたりはやっぱり模型。
基本中の基本のバルブやレバーだけを採用してあります。
オーナーさんにバルブとレバーの意味だけを教えてもらったらだいたい運転の仕方はわかりました。小学校・中学校時代からの日頃の勉強の成果が出ました(笑)
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動かすための実際の配管と模型としてどれだけ実物に対してリアルに模倣するかを両立させた機関車の作り込み。
感動です。
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火入れから30分。
蒸気圧も上がって準備完了です。
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当日は午前中から激しい雨で運行自体あわや中止、と言うとこまで追い込まれましたが、昼過ぎから雨も上がり2時間ほど運行できました。
やたらよろこぶマニアなおっさん笑顔。
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人間は好きなことなら10倍働く、といいますがまさに得意なジャンルなら少々のことでも苦になりません。
むしろ楽しい、と言えます。
自分をそういうセクションに配置してもらったスタッフに感謝します。
切符も作ってしまいました(笑)
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朝7時から打ち上げまで充実した日曜日でした。


595-0063
大阪府泉大津市本町5-23
二葉モータース
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カテゴリー: 日常の出来事など   作成者: てんちょー パーマリンク

てんちょー について

専門家や職人は仕事の話をするときに専門用語やら隠語を使わないとお客さんと会話できないという習性に疑問を持ち、自動車に関して自分の知ってることや機械の原理をいかにわかるように説明できるかを考え続けてるちょっと変わった自動車修理の職人。 仕事の質ももちろん、その仕事の内容をお客さんに理解してもらうことを自分自身の生き甲斐にしてるおっさんである。

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