自動車のバッテリーの寿命計測

こないだから活躍中の「アーガス社製バッテリーテスター」。
わかりにくいバッテリーの健康状態を数値化してくれる優れもので、バッテリー診断に大活躍中。
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バッテリーのおおまかな交換時期はうちのお店では
夏を3回通り過ぎたらそろそろ
と言う基準と、
もしバッテリーが死んでも、その場は代替手段でその場を切り抜けれるか?
の二つでお客様と相談します。
特に通勤用の車は、
バッテリー上がる→会社に遅刻→会社での立場
となるのなら「転ばぬ先の杖」ですね、ってアドバイスしてます。
国産乗用車の場合、ほとんどのお車がエンジンの横にバッテリーがあります。
普通に走行してると大丈夫ですが、夏場などは信号待ちしてる間のエンジンまわりの気温はとんでもないことになってます。
そのエンジンと同じ部屋にバッテリーがあるわけで、この熱でバッテリーは傷むもの、と自分では考えてます。
バッテリー液が完全なお湯になっては寿命に影響するやろうなあ、と思うわけです。
なのでそんな過酷な環境を3回くぐり抜けたら瀕死の状態になってる。
万全を期すなら3回夏を通り抜けたら交換してもいいのでは?と。
基本的には「蓄電池」は充放電の回数で寿命が決まるといわれてます。
温度が影響するというよりはそっちの方がたぶん原理的にも大事なのでしょうけど、経験則で「夏3回」と肌で感じてるわけです。
秋のだんじり祭の頃にバッテリーがへたることが多いです。
修羅場をくぐり抜けて涼しくなったときに力尽きるのかなあ、と考えてます。
このバッテリーテスターの「数値」と使用期間、車の使われ方などの因果関係のデーターをノウハウとしてこれから貯めていかねばと思ってます。