車検をリピートしていただけてうれしい限り。

2年前にネットからご来店いただき、今回リピートしていただいた日産ティーダ。
なんと2年の間に泉大津から甲子園浜に転居されてましたが、わざわざおいでいただき車検を受注させていただきました。
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消耗品類も交換の判断はお任せいただいたので、2年間で8000キロ走るという計算でエンジンオイルやらワイパーゴム、異音が出てたベルトなど交換。
そしてやっぱり手間なのがキューブと同様のエアコンフィルター(笑)
ほんととにかく分解して交換するしかない・・・
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エアコンフィルターの汚れかたってその車の環境で違うって知ってました?
都会を走ってると距離の割にフィルターが「黒く」汚れます。
たぶんトラックの量が違うんでしょうね。
黒煙規制により真っ黒な煙を吐いて走ってるトラックは激減しましたが、こういう所に都会の汚れが見えます。
このお車は「都会派」ですね(笑)
泉大津あたりを走ってる車は「土色」に汚れます。
一昔前は「みじん汚れ」。
さすが毛布の生産地と言えましたが最近はめっきり減りました。
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新しいフィルター入れます。
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さて昨今の車には昔とは違う診断が必要です。
車の制御がコンピューター化されてるので新たな観点での点検が大事。
日産のこのシリーズの車はCVT(無段変速)フルードの劣化度が点検できます。
もちろんエンジンの総合点検も同時に行います。
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劣化度が数字になって表示されてます。
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基準は
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なので今回は交換せずに作業を終えました。
なかなかこんな点検内容全部をお伝えすることが難しくて、良い方法、よい診断結果表示、がないかを常に思案中。
高い診断機を買えばいい、では解決できません(泣)
Y様、遠いところおいでいただきありがとうございました。
今後ともお付き合いよろしくお願いします。

さんま祭りでミニSL

地元の有志が集まって東北復興支援と泉大津の活性化を同時に行おうとする「泉大津さんま祭り実行委員会」。
その団体のメインプロイジェクトである
泉大津さんま祭り2013
にお手伝いに行ってきました。
当日の様子などはFacebookページなどでご覧頂くとして、自分の持ち場は「ミニSL」
何度か話に出てますが私自身大の鉄道好き。
鉄道のメカニズムが大好きな自称「メカ鉄」からすると蒸気機関車は究極のアナログメカ。
動いてること自体、運転士と機関助手という二人の人間の火加減と水加減バランスを経験と勘で調整できてこそ快調に走らすことができる代物。
時代の産物と言えばそれまでですが、1メートル動かすこと自体がテクニック、という一世を風靡したメカです。
自動車もそういう「テクニックが必要」という時代を通り過ぎて今日の「誰でも運転できる」自動車として成り立ってるですが・・・
そういうわけで自分の趣味とマッチしたお手伝いはとても楽しい(笑)
ミニSLは「C62」
オーナーさんが趣味で部品の一つ一つから全部手作りで作り上げた、本当に石炭を燃やして蒸気を作ってそれで走るミニチュアです。
ミニチュアのジャンルからいうと「ライブスチーム(本当に蒸気を使う)」というカテゴリーになります。
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運転席はパッと見るとなんのこっちゃわかりません。
でも実際の蒸気機関車はもっと複雑な中、このあたりはやっぱり模型。
基本中の基本のバルブやレバーだけを採用してあります。
オーナーさんにバルブとレバーの意味だけを教えてもらったらだいたい運転の仕方はわかりました。小学校・中学校時代からの日頃の勉強の成果が出ました(笑)
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動かすための実際の配管と模型としてどれだけ実物に対してリアルに模倣するかを両立させた機関車の作り込み。
感動です。
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火入れから30分。
蒸気圧も上がって準備完了です。
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当日は午前中から激しい雨で運行自体あわや中止、と言うとこまで追い込まれましたが、昼過ぎから雨も上がり2時間ほど運行できました。
やたらよろこぶマニアなおっさん笑顔。
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人間は好きなことなら10倍働く、といいますがまさに得意なジャンルなら少々のことでも苦になりません。
むしろ楽しい、と言えます。
自分をそういうセクションに配置してもらったスタッフに感謝します。
切符も作ってしまいました(笑)
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朝7時から打ち上げまで充実した日曜日でした。

自転車逆行 罰金五万円

道路交通法が改正されて「路側帯のある道路で自転車が右側を逆走すると5万円の罰金」というニュースがちらほら見えてきました。
実は6月に既に改正されていて、6ヶ月の周知期間をおいて施行されるのです。
12月の半ばにスタートです。
マナー違反、ルール違反、と風当たりの強くなってきた自転車ですが、自分的には自転車は車道を走ろうが歩道を走ろうが、とにかく逆行だけは先にやめさせるだけでどれだけ事故やらトラブルが減るか、とずっと思ってきました。
免許を持ってる人なら「原付に乗るような感覚で自転車に乗れ」といいたいです。
すると
交差点はどのように曲がれば良いか?
狭い道、広い道でも自分の居場所
などなど振る舞いが自然に交通マナーにしたがって定まってくると思うのです。
お年寄りなどで免許を持ってなくて自転車のみと言う人にも、いろんなルールを押しつけるのではなく、まずは「左側通行」を周知徹底するだけで自動車と自転車の共存共栄がスムーズに行くのではないかと思ってます。

お祭りでお休みです

10月12日(土)~10月13日(日)は泉大津濱八町だんじり祭のため
うちの前の道路が車両通行止めになりますのでお店は休みです。
15日から平常通り営業しますのでよろしくお願いします。

ガソリンメーターの三角マーク

豆知識。
Facebookページにも書きましたが好評なので転載。
燃料メーターあたりにある三角マークは、給油口が進行方向に対して左右どっちにあるかを示していること知ってましたか?
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自分の車は覚えてるでしょうけど、レンタカーや借りた車に給油するときは役に立ちます。
表示の無い車もありますが、このことを知ってるとGSに入るときに迷わなくて済みますよ。

ネットの速度増強

たまには車以外の趣味のパソコン関連の話題。
嫁の母は喜寿を過ぎてるというのにネット利用は若者並み。
よく出かけるので連絡用に「かんたん携帯」を持ってもらったら、喫茶店とかの会員募集用の「QRコードが読みたい」というので、いまでいう「ガラケー」に変更した。
ガラケーになるとメールができる。
それはそれはメールにはまってしまい、送られてくるメールは絵文字やら画像がてんこ盛りのメール(笑)。
まるで女子高生が送ってくるようなデコメをいっぱい送ってくれる。
携帯の文字盤は爪で削れて文字が消えかかってる。
そこまで使い込んでもらえたら携帯電話も本望だと (^^ゞ
いろいろネットで調べ物がしたい、というのでお誕生日プレゼントに「iPad」をプレゼントした。
今やどこへ行くにも、ネットで行き先を事前に調べ、電車を乗り換え案内で調べ、お出かけする。
ストリートビューを見たいというのでこないだも表示方法を教えたら生まれ故郷を調べて懐かしんでた。
それほどアクティブにネットを使うので今まで契約してたADSLライト(速度1M)ではYoutube見るのが遅い、とご指摘があったので50Mに契約変更することにして、無線LAN機器もこの際いまどきの機器に入れ替えることにした。
もちろんそのあたりはこちらに丸投げなので、パソコンレスキューフタバが出動することに・・・
究極の速度は必要ないのでまず根元はこのあたりのスペックで
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父のデスクトップパソコンは元から無線LANで繋いでたので、受信機器も今風に替えよう。
これは無線LAN機能のない地デジテレビでも無線化できるので便利。
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インターネットやらパソコンはわからん!という人は多いですが、私はその人の持って生まれたセンスが思いもかけず開花するものだと思ってます。
いくら運動音痴でも車の運転はとてもスムーズという人も居ますし、その逆もまたありますよね。
男と女でもうまい人はうまい、へたな人はへた。
年齢も関係ない。
インターネットを利用するというのもそんなスイッチがオンするかしないかだと思います。
養母を見てて改めてその思いを強くしました。
無線LAN設定の出張サービスもあるようです。
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なかなかええ価格してますね (^_^;)
半額でももらえませんか?(笑)
ここにバイトとして雇ってもらおうかな・・・

タイヤの空気圧

女性は特に、最近は男性でもタイヤの空気は補充しないと減る、ということを認識してない人が増えてきました。
減るということはわかっておられるのですが、どれくらいの期間で減るかということを忘れがち。
目安といえばおおよそ軽自動車であれば最低半年に一度は補充しないといけないぐらいです。
車検から車検まで補充しないで走りきるとガソリンは無駄になりますし、タイヤが変な減り方になって使えるタイヤをみすみす交換しないといけなくなってしまい無駄なお金の使い方になります。
車検に入庫してきたアルトです。
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このお車の指定空気圧は2Kです。
タイヤの状態は見るからに「へたって」ます。
でもこの状態が悪い、と認識してる人が少ないんですよね。
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指定空気圧に補充してみます。
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あきらかにタイヤがシャキッとしてトレッドと呼ばれる溝のある部分が見えてきたのがわかりますでしょうか?
後タイヤも見てみましょう。
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てな感じにタイヤが元気いっぱい、正規の状態に戻ります。
空気圧が適正であればトレッド面(溝のあること)がタイヤの設計状態の通り、しっかりと路面をつかみます。
減った状態
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復活!
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空気が減って、タイヤがつぶれてると路面をつかむ力も減ってしまいます。
その上こんな状態で高速道路を走るとタイヤが波打って、結果「バースト(破裂)」してしまってえらいことになります。
高速道路を走らなくても一番のデメリットは「燃費」。
よくお客さんに
「タイヤの空気が減った自転車のったらしんどくないですか?」
とご説明します。
あれほど重いものはないですよね。
自動車は「しんどいよ~ 重いよ~」という代わりに「たらふくガソリンを食います」
財布に優しいタイヤの空気圧点検オススメします。
当店ではエンジンオイル交換の作業の中にタイヤ空気圧チェックが標準作業として無料で組み込んであります。
オイルだけではもったいない。
半年に一度のオイル交換でもれなくタイヤの空気圧がいつでも適正値!
エンジン・タイヤ双方から燃費に貢献します。
ぜひどうぞ!

リピート入庫していただきました。

前回の車検に引き続き2回目のご入庫いただきました。
複数回お店をご利用いただけることは整備するモノにとって最高の喜びです。
ありがとうございます。
ご報告を兼ねて内容をアップしておきます。
平成18年式日産キューブ。距離5万キロちょっと。
早速リフトアップ。
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ブレーキパッドの残量点検。
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残念ながらNGですね。
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いつもの新旧比較
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交換・組立完了。
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さて後ブレーキ。
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う~ん残量ぎりぎり。
費用を分散させるため今回は作業を見送り、次の点検では交換です。
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先月ご入庫いただいた時にベルトからの異音を聞いていましたので交換します。
エンジンアンダーカバーとタイヤの内側のカバーを外して交換準備。
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ベルトさんこんにちは。
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テンショナーを緩めて外します。
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交換時期が来てます。
これではキュルキュル音が出ます。
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新品を組み付けていきます。
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このテンショナーを矢印の方向にレンチで締め上げて張力を調整しますが・・・・
やりにくい _| ̄|○
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規定の張力になったら中心の固定ボルトを締めます。
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こういう作業でつきものなのがプラスチック部品の風化。
年数がたつと弾力が失われ分解時にポキポキ折れて割れます。
割れると再使用不可。
かといってこういう風にベルト交換時には外さないといけない。
これも消耗品です。
ご理解ください。
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組み立て完了でベルトの交換終わり。
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エアコンフィルターの交換なのですが、日産のこのあたりのお車は「非常にフィルターまでの道のりが遠い」(笑)
めったに交換しない部品ではなく定期交換部品なのですからもうちょっと交換しやすくできなかったのかな?
フィルター自体はグローボックスの裏にありますが、それを土台ごと外さないと交換できません。
ほとんどの車種はボックスを外すだけで交換できます。
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やっと土台が外れた。
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が、しか~し・・・・
まだフィルターには届きません。
ここからビス2本外して、なおかつ知恵の輪のようにフィルターを取り外します。
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フィルターさんこんにちは。
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と言うわけでやっと新旧比較できました。
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フィルター交換して組み立てた後は何事もなかったかのように普通の室内(笑)
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遠いよ・・・・・(工場の片隅での独り言)
などなど日々悪戦苦闘しておりますが、気温が下がってきたので熱中症の危険からはやっと解放されてきました。
泉大津市のY様
当店の再度のご利用ありがとうございました。
出費が重ならないように計画的にお車の消耗品は交換していきましょう。
できるだけお手伝いさせていただきますよ。

Facebook

インターネットの創成期からネットに慣れしたんでいますが、その時代、その時代で発信方法というのは移り変わっていくモノなんだなと身をもって痛感します。
一昔前では商売をしてるなら大企業も零細な商店も
ホームページを持つこと自体がトレンドになり、
更新しないホームページなら持たない方が良い、
と言う風潮になり、
ページを更新する代わりに新着情報等の一部を更新するようになり、
ブログを併設してブログ自体を更新。
更新しないブログは閉じた方が良い、
と言う流れ・・・今に至る、と言う感じです。
そしてブログと併設して商売してるなら「フェイスブックページ」を開設しないとね、と言う流れになってきました。
もちろん当店もその流れに準じてその時々の最良の方法をいろいろ試行してきてます。
でも今までやってきた中で正解なんかないと思ってます。
それぐらいネットを取り巻く環境はめまぐるしく変わるので、毎日が実験のようです。
ただ流れの統一感というのは「より簡単手軽に更新・発信」できるようになってきてるのは間違いないです。
細かくリアルタイムに「それも簡単に」発信できる方向へ流れてるのです。
それができるように考えられた仕組みがその時々でブームを作っているように思います。
というわけでうちでは長文はブログ、日々の些細なことは二葉モータースのフェイスブックページ、個人的な出来事は個人のフェイスブックで、という3本立てでしばらく走ってみようと思ってます。
とりあえず二葉モータースのフェイスブックページのアドレスは
http://www.facebook.com/futaba.motors
にありますのでフェイスブックのアカウントをお持ちなら一度覗いて「いいね」をしてください。
それ以降は情報が届くようになります。

ご入庫ありがとうございました。

ネットからの検索でご来店。車検を受注しました。
平成20年、日産モコです。
オーナーさんは以前からブログをご覧頂いてたそうです。
お店決定の決め手になったとのことで、長いことブログかいてきて良かったなあ、と実感しました。
作業内容のご報告も兼ねて車検作業中のお車の状態をお知らせします。
このお車、消耗品類の手入れがよくその結果72000キロほど走行してますがエンジン音とか走行状態はすごく良いです。
オイル類のまめな交換、ゴム関係の交換、完璧です。
タイヤもバッチリです。
なので車検作業はブレーキまわりが主な作業で、あとそこにプラグ交換だけで完成です。
日頃の手入れの結果、車検作業自体はすごく簡素になります。
ブレーキを分解しながら同時に助手(笑)がプラグ交換のためのエアクリーナーケースなどの分解。
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古いプラグです。
いつものごとく接地側の電極がえぐれてますので寿命です。
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さてこちらはブレーキの点検および清掃です。
フロントブレーキ分解
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ここでブレーキパッドは残量がまだあるので交換しませんが、表面をならしておくだけで異音とか効き味にに効果的。
ちょっとしたことなんですけど、自分の車だと気になるので「自己基準」で皆さんの車にも作業します。
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する前とした後
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ここからブレーキ粉などを清掃した後、組み立てていきます。
ブレーキ異音を低減するために専用のグリスを塗ります。
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自分ではブレーキパッドのこの部分の滑りがブレーキ整備の肝だと思ってます。
ここがなめらかに動くことでブレーキの掛け具合がドライバーの意のままになると信じてます。
もちろん踏み始めのレスポンスも上がります。
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そして組立終了。
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この部分でホイルとつながってます。
ここの錆も自分としては気になるので車検の車は全て錆取りします。
密着が良くなることで高速道路での安定性が増すと思ってます。
たんなる思い込みかもしれませんが・・・
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もちろんホイル側の密着部分もきれいにします。
これを4個。
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フロントブレーキで通常はパッドを交換するときピストンを縮めますが、うちでは全車パッド交換しなくても縮めます。
必要ないと言えば無いのですが、単なる「こだわり」。
2年に1回ぐらいピストンを全幅動かしてあげた方がピストンが軽く動くようになりブレーキの効きがなめらかになるからです。
全ては快適なブレーキの効きのため。
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次は後ろのブレーキ。
後ろもブレーキ粉を清掃後、ホイルシリンダーピストンからブレーキフルードの漏れがないかを確認後、各部給油。
専用の給油機でグリスを注入。
分解しなくて良いのでちょっと便利♪
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そしてブレーキドラムを組み付け。
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これでブレーキの組み立てが終わったので次はブレーキフルードの交換。
新しいフルードで古いフルードを押し出して入れ替えます。
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ビフォーアフター(笑)
新しいフルードの透明感がうれしくなります。
気分も爽快!!
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というわけでこのお車のブレーキまわりの手順は終了。
あとはヘッドライトの光軸調整、アライメント測定、排気ガスのきれいさを測定して完了。
ついでと言っては何ですが作業中気付いたこと。
このお車は消耗品類の交換を某大手カー用品店で行ってたようですが、エンジン用のエアーフィルターを交換したときにきっちりケースが組み上がってませんでした。
確かにこのお車のケースはちょっと組みにくい部分はありますが、ちゃんと組み上がってないと最後のロックがめっちゃ入りにくいはずなのに無理矢理はめ込んでました。
その時点で「?」と作業者が気付かないとな~、等思いながら修復。
フィルターがちょっと歪んでましたし横から空気を吸ってましたのでフィルターの役目してませんでした。
この奥のはめあいが大事なんです。
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この部分は自分も最初は戸惑いました。
けれど明らかにロックするときに手応えが堅すぎで「あれ?きっちりはまってなさそう」とやり直しましたから、普通なら気付くと思うのですが・・・
やはりカー用品店になると流れ作業的で一台一台に掛けられる時間が少ないのか、作業者の経験不足なのか、ナンだかなぁ、と言う感じでした。
そんなわけで車検作業の中身をご報告!
数ある自動車修理工場から当店を選んでいただきましてありがとうございました。
末永くお付き合いよろしくお願いします。