車検証をジックリ眺めてみるのもいいかも

我々は毎日接する自動車の車検証ですがお客さんはたぶん「見たことない」という人の方が多いでしょう。
ひょっとしたらいままで一度もじっくり見た覚えがないとか・・・
日常生活において一般的な人が車検証を見る、というのは
・ 交通事故の時に警官に提示する
・ 保険契約の時に
・ 車検期日がいつやったかな?
ぐらいのものではないでしょうか?
確かに昔の車検証の中の情報は我々が業務上必要な分ぐらいしか書いてなくてほんとに単なる「登録証」ぐらいのものでした。
しかし情報技術も発達して、国土交通省やら軽自動車検査協会などのデーターベースも拡充され、カタカナ表記であった部分も漢字になったり。
その発展形として車検証の
「備考欄」
にはいろんな事が書かれるようになってきてます。
QRコードなんかも下の方に入ってきてます。
その中でちゃんとした工場で車検を受けたか、なんて言う情報が書かれてるの知ってましたか?
見るべき部分はここ
ss-DSC_1289.jpg
クリックで拡大
分解記録簿なし、と書かれていればそれは認可を受けていない「もぐり」の業者経由の車検であったり、ユーザー代行車検などで、ちゃんとした整備工場でない証拠。
ss-DSC_1290.jpg
クリックで拡大
以前にも書きましたがフロントウィンドウガラスの左端に張られてる丸いステッカー。
これを貼ることができるのも正規工場の証
ss-DSC_1291.jpg
クリックで拡大
普段行きつけの整備工場だから大丈夫と思わずに一度ご自分の車検証をジックリ眺めてみるのもいいかも。
正規手順に乗っとってまじめに営業してる整備工場であれば必ず有効期限を延ばすだけでなく点検の後「分解記録簿」を発行して、それを提示してるはずです。
提示できること、丸いステッカーを貼れること、にプライドを持ってるのがプロの整備工場ですよ~


595-0063
大阪府泉大津市本町5-23
二葉モータース
ホームページはこちら


カテゴリー: 車検   作成者: てんちょー パーマリンク

てんちょー について

専門家や職人は仕事の話をするときに専門用語やら隠語を使わないとお客さんと会話できないという習性に疑問を持ち、自動車に関して自分の知ってることや機械の原理をいかにわかるように説明できるかを考え続けてるちょっと変わった自動車修理の職人。 仕事の質ももちろん、その仕事の内容をお客さんに理解してもらうことを自分自身の生き甲斐にしてるおっさんである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です