トヨタ ヴィッツ(ビッツ) 車検ご入庫いただきました

トヨタヴィッツ SCP13型 平成16年 走行107900㎞

インターネットの検索からご来店いただき見積・価格相談・作業開始。

の手順でご要望の予算とこちらが提案する整備内容のすりあわせさせていただき、優先すべき作業から手を付け、予算内でできるだけのことをする、と言う方針でお受けしました。
友人から中古車として譲ってもらったお車で整備歴も何もわからないということですので、そのあたりも勘案しての作業ですね。
ご報告を兼ねてブログにアップさせていただきました。



後ブレーキの点検清掃

残量は今までの走行距離を勘案してぎりぎり次の車検まではもちそうなので作業順延

前ブレーキ

前は余裕の残量。
きれいに摩耗粉をクリーニングして、鳴き止めグリスを打ち直して組立。

ブレーキフルードの交換前

交換後です。

点火プラグ・・・・これは本来NGでしょうけど予算の関係で先延ばし。
白金プラグでも10万㎞使うと、接地電極の白金チップ廻りが摩耗しています。

ヘッドライトの光量が限界ぎりぎりだったのでしっかり磨きました。
明るさが1.5倍になりましたよ。


これはひどいエアコンフィルター。
いつから変わってなかったのでしょうかねえ?
オーナーさん曰く
「この夏もクーラーが全然冷えなかったし、寒くなってからもヒーターが効きにくかった」
そりゃそうでしょう。これではまともに風が出ません。
納得です。
こんなの絶対交換!です(笑)


後ブレーキがなんとか助かったので予算をやりくりしてへたってたバッテリーに回しました。
これで安心してお車を使ってもらえます。
新品とは言え、この補充電の一手間がこの先のバッテリーの働きをよくします。

そして11年間一度も手入れされてないであろうエアコンガスのリフレッシュ。

予想通り規定量360グラムのところ、190グラムしか回収できませんでした。
長い年月で少しずつ接続部などから漏れていき、おおよそ半分しか残っていなかったことになります。
真夏に冷えが悪かったのはエアコンフィルターのつまりだけでは無かったようですね。

和泉市からお越しのNさま
今後とも末永きお付き合いよろしくお願いします。