長期間乗らないときのバッテリー上がり対策

自動車は乗らずに駐車したまんまでも、ナビ、時計、ドラレコ、自動車のコンピューターのメモリー保持、盗難防止装置、などなど微量ながら常に電気を使っています。
微量ながら電気を消費すると車のバッテリーの貯められた電気は無くなってしまいます。
なくなってしまうというと語弊が有るかもしれません。
無くならないにしても次にエンジンを掛けるときのスターターモーターに必要な分の電気が足らなくなるのでエンジンを掛けることが出来なくなります。
エンジンが廻ってると発電機をまわすことが出来るので自動車は自給自足で電気を使えます。
エンジンさえ廻っていれば実はバッテリーは必要ないのです。
ヘッドライトを付けてエアコン使って信号待ちなどの時、エンジン回転が低いときにちょっと電気を補う程度です。
バッテリーの主な役割は「余った電気を次の始動時に為の電気」を貯めること、です。
なので長い期間自動車を使わないでずっと止めておくと、始動のための電気、が足りなくなるのでそこを何とかしよう、としたのがソーラーチャージャーです。
こんな奴です

車のダッシュボードの上に太陽電池を置いて、ナビやら時計に使う電気のぶんだけを枯渇しないように補う装置です。
青空駐車のお車ならこれで全て解決。
長時間乗らなくても次に乗るときにエンジンが掛からなかったらそれはバッテリーの寿命か、モーターなど何らかの故障ですね。
問題なのはシャッター付きのガレージに入ってるお車。
ソーラー式が通用しません。
うちの代車達も数台シャッター付きのガレージに入ってるので良くバッテリー上がりを起こしてました。
なのでソーラーチャージャーを屋外に設置しようとチャレンジ。
本来既存のソーラーチャージャーは室内に置くのが原則なので防水されてません。
前回は自分でケースをつくって屋根の上に設置しました。
バッテリー上がり対策 その1
http://282828.sblo.jp/article/35403605.html
バッテリー上がり対策 その2
http://282828.sblo.jp/article/35425154.html
そして6年。
充電性能が落ちてきたのかケースがくすんできたのか充分に充電できなくなってきていざ乗ろうとするとバッテリーが瀕死の状態に。
どうしたものかと思案してるとamazonで
防水型ソーラーチャージャー
を発見。
これならいろいろ工夫しなくてもポンと設置するだけでOK!
ということで早速購入して設置しました。
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普通のドライバーと並べてみるとこれくらいの大きさ
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配線をさくさくと引き込んで車両側に接続コネクターを。
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設置して一週間
乗ってない車のバッテリー電圧は充分です。
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ほとんど日が差してないくもりの日でしたが充電電流は文句なし
晴れた日であれば倍ほど流れてます。
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ちなみに今回amazonで見つけて購入したのはこれ!
車載用の接続配線キットとかワニ口クリップとかすぐに使える付属品がてんこ盛りで助かりました。
http://amzn.to/2dHCEwd

軽自動車であればもう一回り小さいのでもいけそうです。
http://amzn.to/2dsxpyP

本来はバイクとか船舶用に使うのが主な目的みたいな宣伝ですが、ちゃんと設置するスペースがあれば自動車にも充分使えます。
もちろんこのシリーズの小さいタイプを室内に置くのも良しですが室内に置くなら別にこれでなくても 笑
家庭用の屋根に乗せるソーラーチャージャーは何となく「元が取れる」という面においては眉唾物が多いですが、自動車なら1回バッテリー上がりを回避できたのなら出張費やらバッテリー交換費用を考えると間違いなく元は取れると思いますよ!
何よりも使いたいときに使えなくてイライラしたりレッカーサービスが来るまでの無駄な時間やらを考えると値打ちは有り、です。