車の冷暖房装置について

ふとネットで見つけたことばで
車には冷蔵装置と送風装置しかない
という文字列
これはなかなかすばらしい簡潔な説明だなと思いました。
意外に思われるかもしれませんが的を射た説明です。
つまりは車室内の空気を冷やす装置は別途必要だが温めるための装置はエンジンから出た熱を冷却水を介して利用してるだけなので送風さえすれば室内は暖まると言うことを表してます。
エバポレーターという部分が「冷蔵」装置として冷たくなります。
これを冷やすにはいろいろ仕組みやらエンジンのパワーは必要になります。
ヒーターコアと呼ばれる部分はエンジンが掛かってる間はエンジンを冷やした冷却水をお裾分けしてもらってずっと温水が流れています。
ヒーターコアに送風するだけで自然と温かい風になって出てきます。
エバポレーターを通った空気とヒーターコアを通った空気をどれだけ使うかを仕切り板で分けてるだけなのです。
夏であってもヒーターコアは思いっきり熱くなってますが一切空気を通さないようにしてるので冷たい風しか出てこないので室内が冷えます。
aircon.png画像はネットで借りました
こういう風に簡潔でズバッと言い当ててる説明文を思いつく人を尊敬します。


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カテゴリー: 修理   作成者: てんちょー パーマリンク

てんちょー について

専門家や職人は仕事の話をするときに専門用語やら隠語を使わないとお客さんと会話できないという習性に疑問を持ち、自動車に関して自分の知ってることや機械の原理をいかにわかるように説明できるかを考え続けてるちょっと変わった自動車修理の職人。 仕事の質ももちろん、その仕事の内容をお客さんに理解してもらうことを自分自身の生き甲斐にしてるおっさんである。

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