226万台過去最高のリコール!
とネットニュースやら新聞などの見出しはいつものごとくセンセーショナルな書き出しです。
どんなリコールかと言いますと
” インプレッサ、フォレスターのリコールについて | リコール | 株式会社SUBARU(スバル)
今回のリコールの部位はどんな自動車でも、2輪車・原付にも付いてる
ブレーキを掛けようとペダルを踏むとその信号をブレーキランプ回路やら車のコンピューターに送るスイッチの不良 です。
そりゃもうメーカー問わず全ての自動車に、なんなら自衛隊の戦車まで備わったスイッチです。
なので数が増えても仕方ないですね。
でもメーカーのリンク先の表による台数は30万6728台。
マスコミとは台数が違うんですが・・・
国内と海外合わせてたらその数字なのかな??
今回のこのスイッチは構造的に単純なスイッチなのでスバルの車用に作られた部品ならスバルだけ、でもひょっとしたら汎用部品として他のメーカーの車種にも使われてるかもしれません。
なのでメーカーをまたいでのリコールになるかも。
常々ブログで発信してますが最近のリコールの原因は「コストダウンとの戦い」で負けた事による場合が多いです。
ものづくりとは性能の高さもさることながらその性能をいかに安く維持するか、も大事な要素。
少ないお金で最大限のパフォーマンスを得ようとがんばってるわけですから、裏目に出ると性能維持に失敗します。
そういうせめぎ合いでの負けが増えたのがリコールの増加、また企業倫理がしっかりして
駄目なものは潔く認める
という風土が育ってきたのも一因ですね。
あわてず焦らずリコールの案内が届いたらまったりと対処していきましょうね。
マイクロソフトではこれをリコールなんて呼ばず「重要な更新」とか「無料バージョンアップ」という呼び方をするんですから・・・
やってることは一緒なのに聞こえが全く違いますね(笑)