ベロフのLEDヘッドライト球 検証取付

日本ライティングというメーカーのLED球は以前取り付けてみて今も使ってますが、完全国産という期待に答えてくれてると思います。
今回はBELLOF(ベロフ) というメーカー。
このベロフというメーカーも直接は知らなかったのですが過去にマニアチックなお友達が「値は張るけど俺が選ぶならベロフの球」といってました。
その時はまだLED球というものはこの世に存在せずHID球がこの世にはびこりだした頃だったと思います。
それで名前だけは覚えてました。
そのベロフ製のLED球と言うことで興味がわいて通販で買って取り付けてみました。
ネタ車は代車として活躍してるアルトのHA24S型。
ヘッドライトの後ろのスペースが広いので取付・取り外しが楽なので選びました。
商品名は プレシャスレイ Z 4500Kタイプ

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LED球と言えば宣伝文句に光の色が白い、というのが多く見られます。
色温度という数字でいうと6000ケルビン以上がすごい・・・みたいな。
でも白すぎても実は視認性が落ちたりするのでほどほどにというのが正直なところ。
そういうこともあってこの商品は6000ケルビンのものと4500ケルビンのものが選べるので、あえて電球色といわれる4500ケルビンのものをチョイスして他の車に付けてある6000ケルビンのものとしばらく比較検討してみます。
まず元のハロゲン球で明るさを測っておいて
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向かって左側(運転席側)を交換して試験点灯。
色目が変わって写真ではわかりにくいですけれどかなり明るく感じますね。
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電球自体はこんな感じ
根元に小型ファンが内蔵されてるらしい。
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もう片方も交換
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あと当店ではヘッドライトの球を交換したあと組み付けるとき、コネクターに専用のグリスをスプレーします。
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導電性のグリスなので接触不良を防ぎ、防水性も高まるので接点保護には良いと思います。
日本バーズ社製 コネクタールーブ
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ヘッドライトに限らず、抜く可能性のあるコネクターを外したときにグリスを塗っておくと
次にコネクターを抜く時にすぐ抜ける
なによりも自分の整備性を高めるためです。
整備士にとって、取り外しが堅いコネクターは心折れます(笑)
「あの時塗っておけば良かった」と思わなくていいようにマメに塗ってます。
そして一番大事なのは交換後の光軸調整。
規格にのっとって製作されてとはいえコンマ何㎜のずれは生じます。
このずれはヘッドライトの光軸に多大な影響があるので、球を替えたら必ず光軸調整をしないと対向してくる他人さんに迷惑を掛けてしまいます。
まぶしい対向車が多いですよね~
きっと精度が悪くてずれの大きい安価な球をチョイスしてたりするんですね。
調整で済まない安物の球もありますから安さと明るさの両立は狙わない方がいいと思います。
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数字の上では明るさが「倍」と言うことは無いのですが見た目は1.5倍位明るく見えます。
代車なので試運転はあえて夜間にしないといけないのでそれはこれから検証です。
年齢を重ねると明るさが欲しくなるのは自分で経験済みなので明るさが欲しい方はぜひご相談ください!
595-0063
大阪府泉大津市本町5-23
二葉モータース
TEL 0725-32-1741
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カテゴリー: 修理   作成者: てんちょー パーマリンク

てんちょー について

専門家や職人は仕事の話をするときに専門用語やら隠語を使わないとお客さんと会話できないという習性に疑問を持ち、自動車に関して自分の知ってることや機械の原理をいかにわかるように説明できるかを考え続けてるちょっと変わった自動車修理の職人。 仕事の質ももちろん、その仕事の内容をお客さんに理解してもらうことを自分自身の生き甲斐にしてるおっさんである。

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