スズキエブリイ DA17V 平成28年式 走行約15万㎞
数年前から気温が下がってくると時々AGSミッション警告灯が点灯。
一度エンジンを切って再度掛けると消えてる、という症状。
3~4年前から相談を受けていましていつも入庫時には警告灯は消灯しており、診断機でダイアグコードを見ると P190F ⇒ アキュムレーター異常 というコードが過去故障として記憶されています。
これがなかなか再現性がなく、お車を預かって試運転しても点灯せず、異常も感じられないので困ってました。
整備マニュアルのフローチャート(整備手順)をたどっていっても最終的にはアキュムレーター交換という高額な修理を選ばないといけないコース。
変速に異常が現れて仕事に差し支えるなら仕方ないので修理を選ぶのですが、今の段階では走行に異常があるわけでなく、さてどうしたものかと。
幸いお客さんも整備に理解のある方で、まあ行けるとこまで行こか、という了承を得ていたのでそのまま走ってもらってました。
ことしも気温が下がってきていつものパターンでとうとう点灯。
エラーコードは相変わらずP190F
何か情報は無いかとスズキのオンライン情報を探ってると、なんと症状そのままの対策としてミッションコントロールプログラムが更新されていました。
そのままの対策でうれしくなってきました(笑)
というわけで早速スズキ純正診断機を接続してリプログラミング
通称リプロ。
しっかり修理できたであろうということでお車を返しました。
数年間モヤモヤしてた気持ちが晴れてすっきりしました。
できればもうちょっと早く対策してほしかったなという気持ちもありますが何にも無いよりは数倍ましです。
スズキの開発者たちに感謝です。
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