レカロシート レストア 取付 スイフトスポーツ ZC33S

レカロシートという有名なブランドがあります。
世界のスポーツカーメーカーなどが採用しててシートの中でも高級品=ブランド品というイメージです。

いろんな種類の型式があり、また歴史のあるメーカーですから年代によっていろいろ種類のあるそうで、正直整備のプロである自分でも縁が無かったこともありさっぱりシートの説明など出来ません。

10年ほど前にお客さんから譲ってもらっていたレカロシートがずっと保管してあって「いつか使うときが来る」という認識でした。
そしてこの度晴れてスイフトスポーツZC33Sが代車兼マイカーとしてうちに仲間入りしたので「よしこの車にレカロを載せよう」と一大決心。
保管場所から引っ張り出してきたものの見るからに「程度がいまいち」という状態。

レカロシートの大きな特徴としては専門のお店にお願いするとオーバーホールしてもらえてリフレッシュしてもらえる、ということでも有名なんです。
なので同じシートを修理しながら長いこと使えるというメリットもあるんですよ。

そこでレカロシートを修理してくれるお店を調べると堺市の美原区にある

RSF(RECARO Special shop FREESTYLE)

さんを発見。
そのお店にお願いしてリフレッシュしてもらうことにしました。

だいたいからして自分の所にあるシートがいつ頃のものでどんな型式でどんな特徴であるかも全く無知で「このシートははたして値打ちがあるのか」などと不安を抱えながらお店に到着。
すると対応してもらった方がとても親切な方で、ほんとにレカロシートが好きなんだな、ということがお話しした瞬間にわかりました。

見てもらったら
「標準的なシートですでに廃番商品だけれども当時からこのシートを気に入って定期的に修理して使ってる人が居るくらいのシートなので新品を買うのも一つの方法だけれども修理しても値打ちあります」
とのことでした

基本的に自分も修理する側の人間として

「その道のプロが言うのならそういうことなんだろう」

と全面信頼してお任せすることにしました。

 

お店に持ち込んでしばらく待ってると分解した写真と共に見積が到着

シートは2脚あって、同じシリーズの少し年代が違うもの、とのことでしたがシートの中身なこんなことになってるんだと少し感動。

全面的な修理をお願いしました。

それから2ヶ月・・・

レカロシートの修理ができあがったので引取に行ってきました。
(こんなすばらしいお店が近くにあってよかった)

ということで生まれて初めてレカロシートの装着作業をしました。

こういうオプションシートというのは車種別に専用のシートレール(前後にスライドする部分)が設定されていて載ってる車が変わっても新しい車用のシートレールが設定されてると使い回しが出来るというメリットがあります。

説明書がいまいちわかりにくい(自分の理解力が無いのかも)
かなり考え込んでやっと方向とか組立方がわかったので作業続行。

1箇所わかると残り3箇所は同じ作業なのでサクサク進みました。

そしてシートレールを組み立てたシートを車両に取付。
純正のシートをまず取外し。

今どきの車は昔の車と違ってシート一つでもシートベルト警告用の配線やらシートヒーターの配線やらシートのエアバッグが付いてたりするのでなかなか「はい交換」と訳にはいかず配線図とにらめっこしてコンピューターに故障コードが入らないよういろいろ下準備が必要ですね。

助手席側が装着完了。
運転席はまだ純正シートですがスイフトスポーツの場合パッと見たところあまり違和感がない(笑)
デザインそっくりです。

そして運転席側も配線を勉強の上、不具合を起こらないようにいろいろごにょごにょして装着。

このあたりのネジも純正でない悲しさというか寸法きっちりというか工具を選ばないと入らなくて自分のメモ代わりにこの工具を使った、という記録写真

両方装着できました。

レカロシートは疲れない、というのが特徴で長距離行っても腰が痛くならないなど腰痛持ちの方々にも絶賛されています。

自動車のオプション品というのは交換しても「変わった気がする」というものが多いなか、レカロシートは金額に値する値打ちがあると思います。
車が変わってもシートを載せ替えるという意味は必ずわかる商品ですよ。

シート交換の注意点として平成29年あたりに車検のルールが変更になってシート本体とシートレールが他社製だったり、ヘッドレストが無い、などもろもろ厳格になって、車検時にシート本体とレールが基準に達してるという書類をシートメーカーから発行して持参しないと車検そのものに合格しなくなってるのでそのあたりの準備というか心構えも必要です。

万が一書類が手に入らなければ純正シートを元通りにつけないといけません。
この先またルール変更があってはいけないのでシートを交換するのなら純正シートは保管しておくのが幸せになれるかも。
(シートはでかくて邪魔になるので捨てたり売却してしまったりでいざとなったときに困ってる人多数)

RSF(RECARO Special shop FREESTYLE)さん
この度はとてもお世話になりました。
レストアしてもらったシートは末永く使わせていただきます!


595-0063
大阪府泉大津市本町5-23
二葉モータース
ホームページはこちら


カテゴリー: スズキ   タグ:   作成者: てんちょー   この投稿のパーマリンク

てんちょー について

専門家や職人は仕事の話をするときに専門用語やら隠語を使わないとお客さんと会話できないという習性に疑問を持ち、自動車に関して自分の知ってることや機械の原理をいかにわかるように説明できるかを考え続けてるちょっと変わった自動車修理の職人。 仕事の質ももちろん、その仕事の内容をお客さんに理解してもらうことを自分自身の生き甲斐にしてるおっさんである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です