バッテリーが上がる原因はバッテリ自体に自己放電も有りますがたいした原因ではありません。
バッテリー上がりの原因となる駐車中の消費電流は、ほとんどが車自体のコンピューターの記憶保持、ラジオの周波数記憶、時計、ナビゲーションの記憶保持、などが消費電流の大半を占めます。
これらはなくそうと思えば、バッテリー端子を外してしまえばバッテリーの自己放電だけに押さえることができますが、乗る度に時計を合わしたり、ラジオの周波数を合わし直したりしなければいけないので実用的ではありません。
その上最近の車は「運転する人の癖」を記憶していてオートマの変速パターンをその人に合わせていたり、パワーウィンドウでの事故を防ぐため、ガラスの上端位置を記憶し、何かがはさまると15センチぐらいガラスを戻したりします。
こんな車のバッテリー端子を外すと、全てがリセットされるので忘れた記憶を初期化するのにとんでもない手間が掛かります。
ハンドルの中立位置を初期化しないといけない車もあります。
こんな車のバッテリー端子を外すと、全てがリセットされるので忘れた記憶を初期化するのにとんでもない手間が掛かります。
ハンドルの中立位置を初期化しないといけない車もあります。
ですのでバッテリー交換するときにそれらを忘れさせないようにメモリー用の電源をつないだりして記憶が飛ばないようにバッテリー交換しなければならないのです。
昔みたい、「はい!バッテリー交換できました!」とはいかず、気を遣うのが現代の車です。
なので長期間乗らないといってもバッテリー端子を外すわけにもいかず、ナビなど付属品が高級で有れば有るほど消費電流が増えますのでバッテリー上がりは乗らない車の場合いかんともしがたいのが現状です。
お客さんから「車のバッテリー乗るたびに上がってるので何とかして」との依頼があったので、対策を考えてみました。
普通なら「ソーラーチャージャー」を勧めますが、この方の車は自宅のシャッター付きのガレージに中で眠ってて日光が当たりませんのでボツ。
逆に自宅のガレージの中にはコンセントがあると聞きましたので、それじゃ「電圧保持機能の付いた充電器」をつなぐこととしました。
ガレージ内でボンネットを開けてバッテリーに充電器をつなげば良いのですが、ガレージの構造上それが無理なうえに手軽にお出かけしたい、との要望があったのでコネクターを作って「プラグイン方式」にしました。
こんな感じ・・・・
これなら自宅内で充電して、数ヶ月乗らない間でもメモリーで使う消費電力分は補えますので大丈夫です。
お出かけの時はコネクターを外して帰れば刺しておく,この使い方でいけますね。
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