日産スカイライン ECR33 平成6年式 走行距離6万キロ
車検で入庫してきました。
もう登録から21年も経ってるお車です。
でも走行距離はなんとまだまだ6万キロ。
でも距離ではなく時間が経ってるのでそれなりの手当が必要ですし、これまでもいろいろ細かい修理はしてきました。
これぐらいに古いお車は予防整備という考え方をすると、「部品総替え」(笑)みたいなことになってしまうので、もう出たとこ勝負、と言うのが実態です。
気になる部分を列記していくとあれもこれも交換しておきたいという欲望に駆られますので、最大公約数的な整備をし、突発的なトラブルは対処療法で行くしか無いでしょうね~
ま、このお車は新車からずっと当店で管理させてもらってるので、大まかな消耗品はきれいに交換されています。
今回もだいたい予想通りの計画でいける、と読んで作業を始めましたが、車の下回りを受け入れ点検してると、なにやらガソリンの香りが。。
それも前軸のあたりと後軸のあたりで2箇所。
あれ~と思ってよく見るとエンジン横の燃料系統のゴムホースがずたぼろ・・・
後のにおいはタンクまわりか?と点検
トランクからアクセスできますのでふたを開けてみたら
圧力の掛かる側のホースがここでもえらいことになってガソリンが漏れてました。
一目散に劣化したホースを全部交換しました (O_O)
車両火災になる前に手当てできて良かったです。
車燃えるとシャレになりません。
管理させてもらってるので自分的にもホットしました。
交換したホースです。
本来は ゴム–布–ゴム の三層構造になってるのですが、一番外側のゴム部分が劣化してなくなってました。
国産車の燃料系統のホースはホントに耐久性があります。
そりゃ簡単に漏れてしまうと一番ヤバい部分ですからメーカーも最大限の努力してます。
けれどこれだけその車が長く活躍するのは想定外ですからね~
まあ仕方ないか。
ついでに交換した燃料系統のフィルターを殻割りして中身を見ておきました。
これは趣味です(笑)
結構な汚れ方してます。
このあたりは、距離で汚れるもの、と言う認識でしたが20年越えはただ者ではないですね。
さてこのスカイラインどこまで活躍してくれるでしょうか?
595-0063
大阪府泉大津市本町5-23
二葉モータース
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