昭和65年は結果的にはなかったのですがその車検シールを見つけました。

世界遺産になる前から一度はドライブで行ってみたいと思っていた白川郷。
ふと思いつきで走ってきました。
片道約350キロ。
ワゴンRのガソリンタンクでは満タン限界の距離です(笑)
ss-DSC_3565.jpg
言うだけあって絵になる風景をたくさん見せてもらいました。
今やすっかり観光地となって村の中のメイン道路も歩行者天国状態で一般車は時間制限があって入れません。
その一角にご同業のお店がありました。
とはいうものの村の中は自動車は入れないのでお店を営業してるのかどうかわからない。
元の事務所らしき場所は休日だけなのかお土産屋さん状態(笑)
その店先にホンダの旧車
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見た目はかなりくたびれてますが観光地としては戦後から昭和時代のレトロ感満載の雰囲気なのでこんなのものがあってもいいのかなと思いましたがその旧車をよくよく見てみると整備士として車そのものよりも別のものを大発見したような気持ち。
それはその車に貼ってあった車検のステッカー!
ss-DSC_3571.jpg
これのレア加減に気付きましたか?
うれしくて速攻写真を撮りました。
車の珍しさよりもこのステッカーの珍しさが数倍上回っています。
一世代前の軽自動車の車検シールは車検年度は数年分の記述のうち該当する年度以外は丸く切り取られて使っていました。
この写真のシールの有効期限は
昭和65年
これは珍しいでしょ。
車検の有効期限は2年ですからこの車は昭和63年に車検を受けてそのまま廃車になってシールだけが残っているんです。
昭和63年に車検を受けた軽自動車はみんな昭和65年までの有効期限を示したシールを貼っていたはずですがそれが残ってるのは超珍しい!!!
12ヶ月点検時期を示した通称「丸ステッカー」もついでに撮っておきました。
これも昭和64年を表してます。
ss-DSC_3573.jpg
と、風景の感動はさておき、整備士ならではのへんな感動を見つけた白川郷でした(笑)


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カテゴリー: 日常の出来事など   作成者: てんちょー パーマリンク

てんちょー について

専門家や職人は仕事の話をするときに専門用語やら隠語を使わないとお客さんと会話できないという習性に疑問を持ち、自動車に関して自分の知ってることや機械の原理をいかにわかるように説明できるかを考え続けてるちょっと変わった自動車修理の職人。 仕事の質ももちろん、その仕事の内容をお客さんに理解してもらうことを自分自身の生き甲斐にしてるおっさんである。

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