失踪した弐号機のかわりに我がお店にやってきたアプリオ参号機。
中古車は自動車でもバイクでも自分でそのものの内容を点検・確認して、消耗品は交換することで初めて自分のものとなる,と言うのがこだわりです。
自分が乗り始めるときには状態を把握しておきたいのです。
原付クラスのバイクはこまかい部品が数多く、なのでビニール袋が散乱してしまいます(笑)
今回はエンジンそのものはある程度チューンした状態で手に入りましたので、パワーアップとかいう作業はほとんど無く消耗品のリセットが主な作業になりました。
弐号機に比べると作業量もかなり違いました。
エアーフィルターのケースが割れていたので、裏側のケースを交換、合わせ目のパッキン、そしてフィルターの交換。
冷却ファンの羽が一部ひび割れていたので接着剤で修正&補強
2サイクルエンジンの要とも言えるオイルチューブ。
堅くなってたので絶対に交換。
これを放置するとそのうちエンジンにオイルが行かなくなってエンジンが焼き付いてしまいます。
冷却ファンからエンジンへ空気を送るダクトを付けるとそれらしい形に復活してきます。
キャブレータ-からエンジンの間の空気の通り道、マニホールドと言いますが、これもヤマハのバイクは交換必需品。
キャブレータ-本体も数日間カーボン清掃剤につけ置き洗いして外も中身もきれいにしました。
そして組み上がった状態でエンジンオイルタンクに新しいオイルを入れて、ポンプの空気抜きをして、キャブレータ-にガソリンを導いて「火入れ式」です。
エンジンは無事掛かりました。
まあ来たときもちゃんと掛かっていたので、自分で分解組立後に掛からなければ冷や汗ですが(笑)
このあとは外装を取り付けてほぼ完成と相成りました。
さて試運転を兼ねてガソリンスタンドで燃料満タンにして燃料計を見ると「F」の表示まで上がらない。
「F」から一目盛り下までしか針が上がらない。
こりゃまずいということでまたセンサーを点検しようとするも取り付けた外装をほとんど外さないとタンク自体にアクセスできません。
取り付けた外装を再度外してガソリンの量を量るセンサーを点検開始。
このあたりは中古につきものの行ったり来たりの繰り返しです。
なんど外装を分解するか・・・・
とりあえず電圧は正常に出てるのでひょっとしたらメーター側の特性がずれてきてるかもしれないので、現在中古品を物色中。
一度替えてみましょう。
参号機のリヤキャリアはU字ロックを収納できるタイプでこれは便利。
プレートに自賠責ステッカーを・・・
そしてナンバープレート盗難防止ネジ「JCCロック」を。
ヘッドライトは黄色のレンズだったのですが、なんか黄色では夜間が暗いのがイヤで透明タイプに交換。
昔はレンズだけ手に入ったのですが最近はアジア製のヘッドライトが出回ってますからライト本体ごとを買ってもレンズだけより安いという状態。
少し走ってみましたがいまいち出だしが悪い。
次はこのあたりを詰めていこうかな。
しばらく充実した日々を送れそうです。
念のため申し添えますがあくまでもバイク整備は「趣味」です。
プロのお仕事ではありませんので・・・・・
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