自動車には乗用車と商用車というタイプがあります。
乗用車は読んで字のごとく「人を乗せて走る」ための車です。
軽自動車、普通車、そしてバスも含まれます。
商用車は人より物を運ぶための車です。
軽自動車、普通車、共に商用バンとかトラックとか呼ばれる自動車です。
ナンバープレートの漢字の次の2桁もしくは3桁の最初の分類番号を踏まえて
「1ナンバー車」とか「4ナンバー車」とか呼ばれたりもします。
その商用車なのですが、荷物を運ぶ車、ということで乗用車では「定員」のみですが、荷物の定員に当たる
最大積載量
というのが定められております。
これを越えた重さの荷物を積んで走行することは立派な違反です。
乗用車の車検証には定員と車両重量は記載されていますが最大積載量は空白です。
商用車は定員と車両重量の他に最大積載量が記載されてます。
ややこしい定義ですが車検証には「車両総重量」という記載もあり、
乗用車では 車両重量+(55㎏×定員)
商用車では 車両重量+(55㎏×定員)+最大積載量
が「総」重量 になります。
そして商用車のみ最大積載量を車外に表示しないと車検の基準に抵触するんです。
つまりは最大積載量を表示したシールとか標板が破損したり、無くなってたりすると車検に通りません。
整備が終わったスズキキャリイ DA16T 平成26年式
最大積載量の表示シールが無いんです。
表示しなくてはいけない、というルールなのできっちりとしたシールやらフォントでなくても手書きでも車検の合格基準には達するんです。
が、よい子はまねをしてはいけません。
あくまでもエマージェンシーです(笑)
オーナーさんは剥がした覚えはないということなんですが、なぜ無いのかは謎。
ということでこの先の車検も考えてしっかりと復活させました。
車名と最大積載量が1枚のステッカーになってますね。
別物になってる車が多いのですがこれも一種のコストダウンなんかなー??
もし最大積載量ステッカーがない場合、ステッカー単体で売ってたりします。
車検証に表示されている最大積載量を表示させておけば車検時に心配することはありません。
もしバックドアや荷台後部の最大積載量が表示されてないお車はぜひ車検前に対策を!!
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二葉モータース
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