アルトワークス HA36S 平成28年式 走行約8万キロ
俗に言う「36ワークス」ですね。
一世を風靡して華やかにデビューしましたがこのお車でもう登録から7年。
今のところ後継機種がないので絶版車種ですね。
ユーザーさん自身も消耗品に理解ある方なので、車の維持メンテは当店とお客さんによる共同作業みたいなもので、自動車を調子よくそして長く乗るには最高の組み合わせではないかと思います。
作業の報告も兼ねて作業内容を・・・
リヤのブレーキ廻り。
このハブの中心の錆やらリヤブレーキのドラムが錆びて外れないのはとても気になるので当店にご入庫のお車はこのあたりを重点的に手当てしてます。
フロントのブレーキ廻りの定番作業。
・ブレーキパッドの粉落とし
・パッドホルダーの磨き
・スライドピン給油
・キャリパーピストンを延ばして給油
・ブレーキローターの錆止め
などなど
そしてブレーキフルード全量圧送交換
タイヤ残り溝測定。
交換直後にご入庫だったので残り量は完璧
エンジン用のエアフィルターとエアコン用のフィルター交換
そしてエアコンガスをスナップオン社製カーエアコンサービスステーションデュアルにて規定量きっちりにチャージ。
スズキ純正診断機を接続して故障コードの読取り。
リモコンキーの電池消耗記録と、エアコンの日照センサーのエラーが残ってましたが、キーは電池を替えてエラーをリセットすればOK。
日照センサーのエラーは室内での測定なので通常の状態で問題なしですね。
あとはエンジンの点火プラグの交換。
NGKの「RXプラグ」をチョイスしてエンジン性能を最大限引き出せるようにしておきました。
最近のプラグは締付トルクの管理が結構ややこしく種類があるのでカンに頼らずトルクレンチで規定トルクに合わせるのが結果的に作業が早いと感じてます。
これくらいかな~っ?、と作業するよりはピタッと決まる方が安心かつ確実ですからね。
というわけでワークスはユーザーさんの元に返っていきました。
末永く調子よく走って欲しいもんです。