ホンダ ザッツ ライフ イグニッションコイルの交換

エンジンがガタガタ震えていまにも止まりそうなんです、と駆け込み来店のお客さん。
車は何かなと見せてもらうと ホンダ ザッツ
年式は?? 走行は8万㎞ぐらい。
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ザッツでもライフでもアクティでもバモスでもこの時代のエンジンはほぼ一緒なのでどんな車にも当てはまる症状です。
明らかに3気筒のうちどこかがちゃんと着火してなくて2気筒状態。
エンジンは不安定ながら回ってるのですがこの状態で経験上一番心当たりがあるのはイグニッションコイル。
とはいえ確実に「これ」とは言えないので確定のための診断あれこれ。
圧縮系・燃料系・点火系のエンジン3原則に則って可能性を一つ一つ消していきます。
このあたりのカンは当たると診断は短期間に、外れると苦難の時間がスタート(笑)
幸い第一印象の通りイグニッションコイルの不良と確信を得たので交換。
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確固たる証拠、今風にいうとエビデンス(笑)はつかんでないですがイグニッションコイルが壊れる要因に
「プラグの摩耗」
があります。
経験則でイグニッションコイルが壊れたお車のプラグは概ね消耗してしまってる場合が多いので因果関係は間違いないと思っています。
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なのでよっぽどご予算をいただけない場合、などを除いて3個全部のイグニッションコイルとプラグの同時交換を強くオススメしてます。
このあたりを思い切ってやっておかないと「二度手間」になってしばらくしたらまた不調で立ち往生とか、工賃2回分払い、とかお客さんにとってもデメリットばかりになります。
同時交換をご提案しても「とりあえずわるいところだけにして」と受け入れてもらえない場合は、再修理が発生するかもとかその旨を丁寧にご説明いたしますが、了承を得られない場合は少し寂しいです・・・(全国の自動車整備士の叫び)
イグニッションコイルという部品は純正部品の場合1個あたり1万円オーバーとか割と費用の掛かる部品です。
しかしながら距離を乗ると壊れる消耗部品なのでどうしても安く修理したい人があふれる市場の要求もあり、中国製の安価なコピー品流れ込んできています。
自分の車に使われてるイグニッションコイルが特定できればAmazon等の通販で手に入ります。
ところがこのイグニッションコイル。
コピーするのが難しいのかちゃんとした商品はほぼ見られません。
取り付けたときは良いのですが耐久性がさっぱりで少し乗るとすぐに不良になります。
これも何台もの再修理車を見てきた上でのお話しです。
何もコピー品や純正部品以外の部品がだめと言ってるわけでは無く、純正部品でなくてもちゃんとした部品をチョイスしないといけないなということです。
我々プロでも決して高額な修理を望んでるわけではなく、同じ効果を得られるなら少しでもリーズナブルな修理方法と提案できたら「ええ仕事した」と満足するわけです。
なので純正部品を使わない修理方法を提案したりすることはいくらでもあるわけです。
イグニッションコイルの場合、純正部品で予算が合わない場合せめて国内ブランドの無印良品、的なNGKのイグニッションコイルを提案させてもらってます。
安価なコピー品よりは安心のブランドですし、交換させてもらったお車は車本体が天寿を全うするまで再度のイグニッションコイルの修理は今までなかったです。
こんなデザインの箱に入ってます。
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メーカー自体も全数同時交換を提案してますね(笑)
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ちょっと腕に覚えのある方ならホンダのこのあたりのエンジンならすぐにコイルもプラグも外せますからチャレンジしてもいいかもしれません。
ホンダザッツのイグニッションコイル

3個セットも売ってますね

軽自動車はプラグの摩耗が激しいのでこんなときこそちょっと良いプラグを装着してあげるとエンジンの力も出ますよ

というわけでザッツは元気を取り戻してオーナーさんの通勤の足として帰って行きました。
いつまでも調子よく走れると良いですね!
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大阪府泉大津市本町5-23
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TEL 0725-32-1741
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ゴールデンウィーク期間中の営業日程について

ゴールデンウィークのお休みは暦通りで
5月3日(日)~5月6日(水)
です。
5月1日と2日は営業しますが、部品の供給が5月1日(金)に止まるメーカーもあるので、対応できる修理が限られるかもしれません。
世の中がこんな状況ですのでみなさんもまったりとお過ごしください。
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泉大津市マスクプロジェクト

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うちのお店はここ最近話題になった「アサヒノマスク」製造の本家本元、泉大津市 にあります。
泉大津という地名、そして大津毛織という地元を代表する会社の名前も全国に響き渡りました。
良くも悪くも連日マスコミのネット記事なんかで取り上げられてるわけで偶然ではありますが話題性と宣伝という面においては「成功」と言えるのでは無いかと思います。
話題になった結果世間から関心が寄せられその商品の優位性が認められ注文が殺到。
言い方を変えればサクセスストーリーで有りイメージアップに繋がったと。
話題の大津毛織の社長さんとも親交がありお話を聞く機会がそこそこあります。
社長さんはいつも、

製造業の立ち位置が高かった昔は
「これだけいいものをつくってやったんだから買いなさい」
というメーカーのエゴが通った時代。
けれど現在はものがあふれて同じジャンルの商品を比べてみてもいたちごっこ。
(うちに当てはめるなら自動車という商品そのものがいたちごっこ)
そんな時代のヒット商品とは消費者から見た「良いもの」。
売れるものの品質が良いとは限らないけれど売れたものが「良いもの」
メーカーは試行錯誤の上「良いもの」と考えて製造販売するわけですが売れるとは限らない。
消費者目線から売れるものが「良いもの」なんだ。
その商品の開発ストーリー、製造過程、コンセプト、が消費者に伝わり評価してもらえた上で売れるのなら一層完璧。

とおっしゃってました。
今回まさに全く違う方向から開発コンセプト、ストーリー展開、などが「宣伝」されたわけで「ものづくりがいつどんなことで脚光浴びるかわからない素晴らしいお仕事」と思いました。
うちのお店はもちろん製造業ではなくサービス業。
でもこのお話しの「良いもの」はものづくりだけではなく「サービス」にもあてはまるわけで、
お客さんにとって良いサービスとは何やろ
と常に考えてお客さんに喜んでもらえる店作りを怠ってはいけないな~、などなど考えてました。
うちのお店を営んでいく上でもいろいろ教訓を頂いた出来事でした。
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臨時休業のお知らせ

勝手ながら4月11日(土)は臨時休業させて頂きます。
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緊急事態宣言後の営業時間について

大阪府に緊急事態宣言がでましたが当店の営業時間は変更なく通常通り9:30~18:30です。
お休みも変更なく
・日曜・祝日
・年に数回土曜日休み
・だんじりまつり期間中
(お店の前の道路が車両通行止めでご来店して頂く事が出来ません)
です。
ご来店の方々にはマスクを付けて対応させて頂いてますが事情を察しの上ご容赦ください。

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ダイハツ ハイゼットのエアコンフィルター交換

ダイハツのハイゼット S321V 平成26年式

エアコンフィルターの交換(今回は新設取付)
我々整備士は遙か昔、エアコンフィルターがこの世に存在しなかったときから車のエアコンとつきあってきてます。
過去のエアコン修理で「風量が足りない」という修理はエアコンを全部分解してエバポレーターと呼ばれる部分を単体にして水洗い。
が定番の修理でもちろん相当な作業量となり費用も工賃としてお客さんに降りかかるという悲しい現実でした。

そういう声を反映してか徐々にエアコンフィルターという商品がいろいろな車に設定され始め、いまでは軽自動車に至るまでほぼ標準装備品となり、定期的の交換することでエアコン内部までほこりなどが入らないようになりました。
そしてエアコンフィルターを定期的に交換することで、エアコン内部が汚れず、詰まることもなく、ちゃんと保守できるようになったのです。
このあたりのハイゼット(トラックもバンも)最初の設計では濾紙式のエアコンフィルターが設定されてなくて取り付けようとしても部品そのものがない、という状態でした。

しかしながらダイハツも世論を受けて開発したのか数年前から専用のエアコンフィルターが部品として設定されたんです。
ハイゼットはエアコンフィルターが付かない、というのが当たり前でしたから発売されたと聞いたときはよかったよかったという感じでした。
お客さんも快適になるしエアコン内部が汚れるのを軽減できて費用も助かるからです。

今回車検で入庫してきたハイゼットは過去の整備歴を見ても多分エアコンフィルターは取り付けられていないと思ったので部品発注。
分解してみたら案の定設置されていなかったので今回取り付けました。
ただ設計上設定されていないエアコンフィルターなのでかんたんには設置できずそれなりの手順が必要です。

グローボックスを外してまずはコントロールユニットのボルト3本外す
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コントロールユニットの配線を逃がしてファンモーターをビス3本緩めて外す
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外すと内部はこんな感じ
内部の内気循環用のプラスチックの網についたほこりはエアブロー
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そしてこれが新しく設定されたフィルター
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Amazonでも売ってるようです。

 

これを所定に位置にセット
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あとは来た道を戻って元通りにして作業完了
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コントロールユニットに配線を逃がすのに配線止め2箇所の取り外しとファンモーターのビスを外すのに短いマイナスドライバーが必要です。
そのあたりがちょっと工具と技量が必要かも。

というわけで次の車検まではこのフィルターにがんばってもらって車検ごとに交換していくと快適な車内空間が得られるでしょう。
そして取り付けられてないお車にお乗りの方は今すぐにでも取り付けましょう。
エアコン内部の汚れがたまらないうちに・・・

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エルグランド ベルト交換 音波式張力計

エルグランドのベルト交換
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エンジンにより発電機やエアコンコンプレッサーやパワステポンプなどの補機類に動力を伝えるのにベルトを使います。
ベルトは消耗品で、使っていくと摩耗して痩せ細っていき、いつが寿命が来ます。
いきなり破断するときもあれば最近の複数の山をもつベルトは「輪切り」になって寿命を迎えます。
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ベルトが摩耗すると交換が必要になります。
このエルグランドもベルトが寿命を迎えていたので交換します。
ベルトを交換するときの最大の山場は交換したあとの張力を調整すること。
貼りすぎでは補機類のベアリングが痛んだり、張りが足らなければスリップして加速度的にベルトが摩耗して寿命が短くなります。
このさじ加減がなかなか・・・
一昔前までは10キロの力で押して〇mmたわむのが設計時の値、という基準でした。
けれどそういう基準は
「人によって感覚違う」
「指で張りを感じて合わせろ」
「慣れたら出来る」
というまさに、職人のカン、整備士の技量、で合わしていました。
ま、それも整備士個人の技術力と言えばそれまでで、出来る出来ないは個人差の範疇です。
が、いまだに行われているのも事実です。
うちのお店ではデジタル式の張力計を使ってベルトの張りを合わしています。
原理は「ギターのチューナー」と同じでベルトを指で弾いてその音程により張りの強さを数値化するというもの。
つまりは周波数を測ってそれを張力に置き換えます。
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その変換する公式があって(めんどくさいので詳しいことは省略w)その公式に当てはめる数値が3個あります。
その3個の数値は整備マニュアルに載ってるのでそこから入力して測定。
張力を所定の数値に合うまで微調整して作業完了。
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数値として測れるので確実かつばらつきなく出来るので整備品質は抜群です。
これくらいでええかな?は一切なくなります。
エルグランドの場合、整備マニュアルには「周波数」が記載されています。
これがとても助かります。
音程=周波数が全ての源ですからそれがわかれば3個の数値は必要ないです。
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周波数で測定したエルグランドのベルト交換は完璧に終了!
これからこの方式でよりいっそう確実な整備をしていきたいと思っています。
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