年内の営業は終了しました

ss-DSC_4012.jpg
今年の最後は、工場の中のレイアウトを効率のいい作業環境を作るためいろいろ配置換え。
しばらくいじってなかったのですが先代の時代からのいまは使わない工具の整理とかを大胆に手がけることにしたので年末のお掃除も兼ねて着手。
平成も終わろうかというこの期に及んで昭和のゴミも整理整頓していこうと思ってます。
ss-DSC_3998.jpg
ss-DSC_3999.jpg
ss-DSC_4006.jpg
ss-DSC_4007.jpg
ss-DSC_4008.jpg
 

国から認められた整備工場を表す「黄色い看板」と呼ばれる認証看板。
整備事業者は昔から宣伝がへたで、せっかくの公的で立派な証をないがしろにしてきました。

 

一般の人から見たら区別のつかないもぐりでやってる未認証整備工場とは一線を画する立派な資格を表す看板。
この国からの認証を受けてないとブレーキ部分、エンジン部分、足まわり、なんかは分解・整備できないんですよ~

もし未認証のままで他人の自動車を商売で整備をしたらそれは違法行為(自分の車を自分でするのはOK)

 

お店の表の看板に新調した認証看板は貼ってありますが、これは先代から引き継いだかなり昔のもの。
保管してたのですがせっかくなので時代の証人として再掲示してみました。

ss-DSC_4009.jpg
安心できる自動車修理工場を選ぶ大きな基準ですよ!
資格表示も汚れてみすぼらしかったのできれいにしてレイアウトも一新
ss-DSC_4010.jpg
というわけでとりあえず年内の作業はこれにて終了。
来年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いします。
どなた様もよいお年を。
ss-DSC_4012.jpg
 

年末年始はお休みさせて頂きます。

images.jpg
誠に勝手ながら年末年始はお休みさせて頂きます
平成29年12月29日
~平成30年1月4日 休業

平成30年1月5日 午前中営業
平成30年1月6日 営業

平成30年1月7日
~平成30年1月8日 休業

平成30年1月9日火曜日から平常営業となります。
ご不便をおかけしますがご容赦願います。

スズキのイモビライザー機能付きリモコンキーの増設登録できます!

ss-DSC_3908.jpg
スズキの自動車でこのタイプのキーはイモビライザー機能(盗難防止機能)があるので登録する(増設する)にはメーカーとのネット接続で情報のやり取りをしないと登録できないのです。
一昔前のリモコンキーであればヒューズを外してあれしてこれして、とかファミコンの裏技ごとく、このボタンを何回押して、何秒以内にあれしてこれして最後にリモコンの解錠ボタンを押す、などなどの決まったルールで増設できたんですけどね~
盗難防止機能である以上、解読されたり、まねされて複製されたりしてはいけないのでこんなことになってるんでしょう。
車にパソコンを専用の機械でパソコンと接続して
ss-DSC_3907.jpg
画面からメーカーのサーバーに接続して
ss-DSC_3906.jpg
車をリモコンキーの登録できる状態になったら
ss-DSC_3914.jpg
増設したいキーを登録
なかなか複雑で何度も練習してやっと流れに乗れるようになりました。
新車には2個リモコンキーがついてきます。
スズキ車は最大4個のキーまで登録できます。
ちなみにちょっと豆知識・・・
中古車購入などでこのタイプのリモコンキーが最初から1個しか無い場合があります。
もしその1個を紛失したらその時にキーを新たに登録、とは行かないのです。
キーの登録には自動車本体の電源オン、という状態が必須なので手元にキーが無い場合増設登録が出来ません。
その場合、車載コンピューターから一式交換しないといけないんです。
たったキー1個の紛失で車の移動ができないので、現場での出張作業やら、車両の運搬などが必要となり、車載コンピューターなど部品代やらを含めるとびっくりするほどの金額になりますのでもし手元にキーが1個しか無い場合は早い目にスペアキーを増やしておくと安心ですよ。
というか必ずスペアキーは登録しておくべきだと思います。
登録作業はキー1個につき3000円と消費税です。
キー本体は新品でも良し、適合するのであれば中古でも大丈夫ですよ。
中古の場合はキーの適合は売主にしっかり聞いてくださいね、お願いします。

エンジンルームのほこり汚れ

ss-P1160473.jpgエンジンルームはボンネットで閉じられてるとは言え外気と接してるため砂系の汚れがつきやすいです。
そして意外にもガレージに止まってる時間が長く(つまりはチョイノリの車)屋外駐車の車ほどほこりが降り積もります。
ほこりがたまったり、泥で汚れたりしても日本車は素晴らしいことに防塵・防水対策がよく出来てるので汚れが故障の原因になるのはまれでかなりほっといても何にも起こらないものです。
(オイルを替えないでエンジン内部が汚れた場合は除く)
そして一方では故障の原因になるのでエンジンルームは水などを使って清掃はしない方が良い、とまで言われてます。
今のお車はほとんど家電製品に近いので、テレビを水洗いする人はいないでしょう、という感じかも。
確かに電子部品に高圧洗浄機から出た水流をそのまま当てたりすればほんとにヤバいことになるでしょうが、そのあたりは、水をかけてはいけないところ、かけてもいいところ、をプロならではの判断で選択できるのなら大丈夫です。
こんな状態で入庫してくるのですが
ss-P1160474.jpg
ss-P1160473.jpg
整備やら車検作業やらを終えるとどうしても気になってしまうんです。
そしてつい清掃してしまう・・
ss-P1160476.jpg
ss-P1160475.jpg
ああさっぱりした!
全くの自己満足です(笑)

車の冷暖房装置について

ふとネットで見つけたことばで
車には冷蔵装置と送風装置しかない
という文字列
これはなかなかすばらしい簡潔な説明だなと思いました。
意外に思われるかもしれませんが的を射た説明です。
つまりは車室内の空気を冷やす装置は別途必要だが温めるための装置はエンジンから出た熱を冷却水を介して利用してるだけなので送風さえすれば室内は暖まると言うことを表してます。
エバポレーターという部分が「冷蔵」装置として冷たくなります。
これを冷やすにはいろいろ仕組みやらエンジンのパワーは必要になります。
ヒーターコアと呼ばれる部分はエンジンが掛かってる間はエンジンを冷やした冷却水をお裾分けしてもらってずっと温水が流れています。
ヒーターコアに送風するだけで自然と温かい風になって出てきます。
エバポレーターを通った空気とヒーターコアを通った空気をどれだけ使うかを仕切り板で分けてるだけなのです。
夏であってもヒーターコアは思いっきり熱くなってますが一切空気を通さないようにしてるので冷たい風しか出てこないので室内が冷えます。
aircon.png画像はネットで借りました
こういう風に簡潔でズバッと言い当ててる説明文を思いつく人を尊敬します。