交換したHID球では光軸が合わない

車検のためヘッドライトの光軸を合わそうとしても全然合わない。
今流行りの格安HID球をネットで購入して取り付けてあるわけですが、粗悪品は役に立たない。
結局いくらかのお金を無駄に捨ててるわけで、交換するならしっかりとしたメーカー品を、中途半端なものを買うなら何もしない方がいいと言うことでしょうね。
本体の造りが元からゆがんでる商品、発光部分が規定寸法からずれて反射板(レフレクター)との位置関係がずれてピンぼけになる、発光部分が360°均一に光が出ない、などなど。
ヘッドライトと球の関係は皆さんが思ってるよりほんとにシビアな関係にあって、ハロゲン球で設計されたヘッドライトにHID球を入れる時点ですでにそれらの関係をぶちこわしてると言っても過言ではないです。
明るいから、と言うだけではヘッドライトは成り立ちません。
配光特性が大事なのです。
明るさ、には「光度」と「照度」があります。
光度は光るもののが出すエネルギー・・・HIDはここが大きいです。
けれど実際使ってみて明るいかどうかは「照度」・・・照らされる側の明るさ、が大事なんです。
光度が高くてもしっかりピントを絞って放射しないと照度は下がるばっかりです。