うちのお店ではブレーキフルードの入替に圧送式のKTC社製のブレーキブリーダーABX70を使っています。
ブレーキフルードを貯めるタンクは車種によってそれこそ星の数ほど種類があって、それぞれの車種用にアタッチメントが設定されています。
当店ではスズキ車の扱いが多いのですがスズキ車はこの形のアタッチメントを使うように設定されています。
が、取り付ける手間が少し面倒だったり、いまいち密着度が悪くてブレーキフルードが漏れたり、パレットやスペーシアはこのアタッチメントを付けるのが窮屈なケースもありました。
ホンダとかトヨタであれば、タンクに蓋をして蓋が外れないようにカバーをする、というタイプが設定されていて、これなら少々狭いところでも取り付けできます。
いろんな車種のアタッチメント形状でも冒頭のタイプに比べるとみんな背が低くて取付もワンタッチです。
でもうちで一番使うはずのスズキのアタッチメントがKTCでは設定が無くて不便でした。
そんな中でストレートさんではアタッチメントにスズキ車用があるではないですか。
設定があるのはかなり前から知ってたんですがご覧の通りホースをつなぐ部分のサイズが違いました。
せっかくスズキ用があるのに残念・・・
ある日ホームセンターをうろうろしてると、接続カプラー部分のみの似たようなカプラーと目があいました。
ひょっとしてこれらを組み合わせたら念願のスズキ車用アタッチメント作れるのでは?・・・と。
買ってきてからねじ部の径を測るとバッチリでネジピッチもOK!
早速パッキン材を使いつつ両者を合体。
KTC社製のブレーキブリーダーのスズキ車用アタッチメントがついに手に入りました。
これから仕事が楽になります。
試しては無いですがたぶんタンクの形状が似てる日産車にも使えるのではとちょっと期待してます。
日産車用のアタッチメントも設定されてなかったのでワクワクです。
あとは取り付け用のロックネジがヘキサゴンになってるのでこれを蝶ねじとか簡単に手でロックできるようにしないとなあ、と次の作戦考えてます。