アプリオ 四号機 レストア その2

エンジンまわりは大体終わったので駆動系の分解をしてます。
どんな風になってるのかワクワクしながら分解していきましたがいろんなことが目につきます。
まずはっきり言えるのはこのバイクは本当にメーター読み80数キロしか走ってないのは間違いないです。
実走行100キロ未満のバイクです。但し17年前に製造された・・・・
エンジン・駆動系のケースですが雨なのか潮風なのかとにかく表面から潮吹いてます(笑)
保管場所は外装まわりから見て日光に直接当たってないところに保管されていたのでしょうが、アルミの表面は真っ白です。
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バッテリー替えたのにセルモータが回ろうとしても「かちっ」ていうだけで回りません。
キックでは掛かるのですが、さてこれはモーターが悪いのかなと外そうにも固定ボルトが完全に錆びてます。
おまけにヘキサゴンボルトですからへたしたら舐めてしまいそうです。
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ボルト折れるかも?ってビビりながら思い切って力を入れたら、パキッってうれしい音が。
そうです、固着したボルトが回り始めるときの音。
何度聞いてスッとします(笑)
セルモーター単体でテストしたらしっかり回ったので他に原因がありそうです・・・・
エンジンの表面錆はこんなモンでしょう。
3YJと刻印がありますから間違いなく7.2PSのエンジンです。
シリンダーヘッドも白い粉だらけ
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後ブレーキ。
使ってません。
まだ新品の色してます。
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さて驚きはここから。
あまりにも走らず放置されていたので思いもかけないところに錆が出てました。
駆動用のプーリですがこれはエンジン側。
ゴムベルトの掛かっていた形のまま錆びてます(驚)
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そしてその奧にセルモーター用にギヤがありますが、これが軸と完全に固着してます。
これが原因でセルモーターが回らないみたい・・・
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プーリーの軸(プーリーボスといいます)も初期位置の状態で錆びてます。
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とりあえずセルモーターから回されるセルギアの固着を解決しないと駄目なので何とかして外さないと。
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悪戦苦闘してやっと外れました。
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このギヤの回転を支えるスラストベアリングが固まってました。
けど外れてみたらベアリング自体は全く減ってなくて洗ったら正常に戻りました。
部品を替えなくて良いのでちょっとラッキー。
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さてベルトで駆動される側のプーリーですが同じようにベルトの初期位置の状態で錆びまくり。
錆と言うよりはもう腐食といった方が良い状態。
表面が膨らんでます。
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ちょっと錆を削ってみましたが、これはさすがに手当のしようがありません。
交換決定。
この2個で約10000円します。(悲しい)
いままで3台分解しましたがここが錆びるとはちょっと予想外でした。
けどこう言うところが走ってなかった証拠になるので皮肉なものです。
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というわけで本日の作業もここまで分解して終わり。
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これで大体不良箇所がわかったので交換すべき部品を発注しました。
発注と言っても自動車屋さんの部品のルートと、バイク部品のルートは全然違うので、お付き合いのある部品屋さんを通じてもバイクの部品を発注できません。
バイク部品に関しては素人さんと同じ立場なのですべて通販で定価で(笑)発注です。
逆に通販があって良かったと思います。
部品を買うためにあっちこっちって走ってられません。
純正の消耗品であっても在庫あるところもないでしょうし・・・
とはいうもの当店においても自動車の部品に関してはバッテリー、オイルを除いて在庫は置いてなくて、必要なときに発注、と言うスタンスです。
但し各メーカーの部品センターに在庫があれば半日で手に入ります。
無くても普通なら48時間もあれば入荷しますけどね。
部品が来たら組立開始ですね。

オルタネーター(発電機)のベルトが・・・・

ワゴンR MH21S 98000キロ 車検で入庫。
前回の車検後途中で点検省略で48000キロ走りました。
そしてベルトはこんなことに。
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これはエンジンの横に付いてる発電機を回すためのベルトなんですが、この状態になるまでよくぞ持ちこたえた、という感じ。
幅は4分の3になってます。
のこりはちぎれてどっかへ行ってます(笑)
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この状態なのに異音も発生せず、もちろんオーナーもなんの不具合も察知せず、入庫してからも実際ベルトそのものを点検するまで自分自身も気付きませんでした。
それぐらい不具合がなさそうにエンジンが回ってたわけです。
この段階で格安一日車検へ行ってたらスルーされるわけです。
たぶん車検後すぐにベルトが切れて道路で立ち往生してた可能性大です。
これで無事交換となり安心して走ってもらえます。
車検と車検の間の走行距離で次の部品ローテーションを推測するわけですが、途中で勤務先が変わったりして突然走行距離が伸びたりすると全ての予想が外れてこんなことになってしまいます。
大事に至る前に見つけることができて自分自身もホッとしました。

またアプリオをレストアすることに・・・・

最近バイク屋さんですか?と言われそうなぐらいバイクの分解ばっかりしてますが。
またしても・・・・・・・・・

決してコレクターになったわけではないのですがアプリオ四号機まで来てしまいました。
思えば一号機を譲ってもらってからアプリオばっかりで遊んでますね。

今回は次男の通学用に学校の最寄り駅に置きチャリならぬ置きバイクをするために一通りレストアできた整備の行き届いた一号機をそちらに回してバス代を節約。

嫁さん用に、とこれをまたしてもオークションで手に入れました。
車種を選ぶときについ整備し慣れた車種に目が行ってしまい結局またアプリオをゲットしてしまいました。

パクられたアプリオ二号機の再来か、と思わせる青色の四号機です。

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これを選んだ理由がこの走行距離。

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この年代のほとんどの原付バイクの場合一回りしてることが多いのですが、商品説明の「高齢のオーナーがほとんど乗らずに手放した」、という一文を信じて落札。

どっちみち自分の思い通りに手入れをして乗るのですからだまされてもええわ、と言う気持ちでしたが実車を見たらたぶん実走行では無いかと思えるぐらいの程度でした。
プラスチックの風化による変な変形もなく、日焼けもほとんど無く黒いまま。
マフラーの遮熱板が光ってる中古車って見たことないです。

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タイヤの製造年月日は1995年製。
車体番号から推測する製造年月と一致します。
でもタイヤからまだ「ヒゲ」が出てますから走ってないタイヤです。
ひょっとしてほんまに実走行なんでは?、17年前に製造された現状ほぼ新車?? 、とちょっとワクワクしてます。
これから外装を分解して車体まわりを点検してどの程度の中古車なのかを見極めてレストアの開始です。

来たときにエンジンを掛けてみましたがやはりそれだけ製造から年月のたったバイクです。
エンジンの吹け上がりなどは全然緩慢でキャブレータ-とか点火系統とかを点検しないとすっきり走りそうにはありません。

三号機もまだレストア半ばですがこれも含めてまたしばらく趣味の時間が楽しめそうです。