カーエアコンステーション エアコン配管 フラッシング

70系ノア 平成23年 走行10万㎞

ご同業のご依頼で

「冷えが悪いのでコンプレッサーやらエキスパンションバルブ(エキパン)などは交換するのでフラッシングをお願い」

ということで入庫です。

バンパーなどは既に外した状態で入庫いただいたので当方にとってはその分作業を省略できるので助かります。
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エアコンコンプレッサーから配管を外してアタッチメントを介してスナップオン社製カーエアコンサービスステーションデュアルに接続します。
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液体のままのフロンガスを配管内に圧力を掛けたり逆流させたり脈動させたりして汚れを洗浄して配管途中にフィルターを設置して鉄粉や異物を取り除きます。
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作動中の液体フロンガスの流れです。

 

 

 

そして作業後のフィルターはこんな状態
一目瞭然ですが上が新品ですね。
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そして回収された配管内のコンプレッサーオイルはこの状態。
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痛んだコンプレッサーなどの部品を交換してそのまま普通にガスを充填しただけならこの汚れがずっと回り続けるわけですからぞっとしますね。
70系ノアのガスの規定量とコンプレッサーオイルの規定量はこうなってます。
225ccが基準で実際の回収されたオイル量は200cc近いですからほぼ全量回収出来たと思います。
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作業後出てくる記録紙
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ツインエアコン車なのでリヤエアコン配管もあります。
その関係もあって実際フラッシング中には2000グラムを越える液体フロンが出たり入ったりして洗い流してます。

そしてこのカーエアコンサービスステーションデュアルのオリジナル機能であるフロンガスの精製装置で洗浄に使ったフロンガスを不純物と分離しまた配管内を流れることで洗浄するを繰り返します。
この機械でないとできない機能です。

配管内を洗浄と聞くと、壊れたときだけ,という風に思いますが,このコンプレッサーオイルの入替、が予防整備に繋がります。
エンジンオイル交換やATフルードの交換と同じようにコンプレッサーオイルの交換がこの作業、として考えるとわかりやすいと思います。

 

エアコンガスを規定量に保つのはもちろん基本です。
プラスアルファーで愛車を末永く乗るためにもこういうエアコン廻りの予防整備もどうでしょうか?

というわけでノアはご同業の所へ帰って行きました。

新しいコンプレッサーを取り付けたあと、そのお店のエアコンマシンをつかってきっちり規定量のガスを充填されて、しっかり働いてくれることでしょう。

ガスの不足は圧力メーターではわかりません ダイハツミラ エアコンが冷えない

前回の記事「ガスの量は圧力計ではわかりません」を書いたあとにエアコンが冷えないミラが入庫してきました。
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何となく冷えてるけどとてもじゃないけど乗ってられない、というお話しです。
問診を終えてセオリーに則って診断してみましたが大きな問題や漏れは見えなかったのでスナップオン社製DUALPROを接続してみます。
接続後
おおよそのガスの流れ
を見るための圧力計として使うためです。
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エンジンを掛けてエアコンをオンにして読み取れるのは確かにガスが少ないと言うこと。
ただしこの段階ではどれくらい少ないかはさっぱりわかりません。
その判断は高圧側(右側)の値で読み取っています。
でも低圧側(左側)はいたって「普通」です。
簡易エアコンガスチャージホースのメーターはここを読み取ります。
風の吹き出し部分の温度は16.4℃。
外気温30℃でしたから冷えてないことはないというお客さんの訴えは正しいですけど、これではいつものように冷えてるとは思わないでしょう。
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ガスが少ないのは間違いなかったので規定量をチャージしました。
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規定量320gに対して入っていたガスの量は95g
本来の量に対して30%しか残ってなかったということになります。
これでは冷えないはずですね。
作業後の吹き出し口温度は8.8℃
アイドリングでこの温度でちょっとエンジン回転を上げれば温度センサー限度の7℃くらいまで余裕で冷えるようになりました。
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大事なのはきっちりとガスが規定量入ったときの圧力メーターの値。
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冷えるために大事な低圧側(左側)の値はどうでしょうか?
ガスの量が30%の時は0.23
規定量での圧力は0.19
ガスの量にしたらおおよそ3倍になってるはずですが・・・
この状態がエアコンが設計通りの働きなんです。
圧力だけでは何もわからないことがおわかりいただけると思います。
ガスがきっちり入ってる状態で低圧側の圧力が0.3を越えてくると別の原因でエアコンの冷えが悪くなってくると思います。
圧力計ではガスが入ってなくても入っていてもガスの量は曖昧な判断しかできないのです。
何度も言いますがメーターを頼りにチャージして結果的にガスの入れすぎになるのはエアコンを壊します。
暑い夏を快適に乗り越えるためにもエアコンは確かな整備工場でちゃんとメンテしてもらいましょうね。

SNAP-ON カーエアコンサービスステーション DUALPRO 作業の様子

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エアコンのシステム内のガスの量は重さ、つまりは「グラム」で決められています。
自動車を設計したときにこの車のエアコンの能力を発揮するにはこれぐらいの重さのフロンガスが必要、となっているのです。
整備するときに実際その自動車にエアコンガスがどれくらい入ってるのかを計るのは、一度全部引っ張り出して(回収)してその重さを量ります。
こうしないとわからないんです。
ガソリンスタンドや設備が揃ってない整備工場ではマニホールドゲージというメーターが2個ついた工具を使っていちおう「診断」します。

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マニホールドゲージでわかるのは「ガスの流れを推測」することです。
人間で言うと血圧計では血の流れを推測できますが体全体の「血液量」はわからないということです。
流れも大事ですがもっと大事なのは
量が規定量きっちり入ってることが前提条件で、まずそれが合格した上での流れ方はどうかな?
と言うのがエアコンガスの診断です。
デンゲン社のエコマックスもスナップオンのカーエアコンサービスステーションも基本的な動作は一緒です。
回収⇒量の計測⇒配管内の真空引き⇒規定量の充填
です。
エアコンサービスステーションデュアルは回収して重さを量り、真空引きのあとのガス充填の所に
精製装置により純度の高いフロンガスを使う
ところが素晴らしい機能です。
134aと1234yfという2種類のエアコンガスに対応。
ハイブリッド車に使われている電動コンプレッサー対応のオイルも既存のオイルと混じること無く対応できる。
のが大きな特徴です。

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実際の動作を見て見ましょう。
カーエアコンサービスステーションデュアルを接続

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施工する車両のガスの種類やら使用するコンプレッサーオイルなどを選択

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画面の一番上の動作表示が進んで行きます。
回収
全量回収した時点で初めてその車にガスがどれだけ入ってたがわかります。

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つぎの工程の配管内の真空引き。
真空にするというのは配管内に空気が混じらず100%フロンガスを満たすという意味と、使用過程で発生する水分を蒸発させる(真空では水は100℃にならずとも蒸発します)ためです。
それと同時にDUALPROは回収したガス+新品のガスを精製し始めます。
再生というのがその表示です。

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真空引きが終わるとエアコンの効率を高めるオイル添加剤などを注入
注入と言っても押し込むのでは無く「引き込まれる・吸われる」という感じが正しいですね。

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そして純度の高められたフロンガスを設計通りの量をきっちり測って注入。
(これも真空の配管に吸われるという感じです)

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これら一連の作業を自動的に行ってくれます。
もちろん単体作業をマニュアル動作で選ぶことも可能。
注入するコンプレッサーオイルの缶にもフロンガスが含まれているので充填するオイルはその分をひいて設定するというのも大事な工程。
でないと入れすぎになります。

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とまあこんな流れの作業です。
エアコンの配管にはゴムを使ってる部分があり、また接合部分にもゴムでできたパッキンがあるので自然に漏れていきます。
タイヤの空気と同じですね。
なので定期的に補充してエアコンの能力を低下させないようにするのが大阪の暑い夏を乗る越えるための必須条件です。
気になるお値段ですが
軽自動車や普通自動車などの134aガスを使った
ベルト駆動のコンプレッサー車 13200円
補充ガス200gまで含む
エアコンの効きを良くする添加剤(オプション)3300円
電動コンプレッサーを使ったハイブリッド車 16500円
補充ガス200gまで含む
エアコンの効きを良くする添加剤(オプション)3300円
1234yfガスを使ったベルト駆動のコンプレッサー車
16500円
補充ガス100グラムまで含む。
それを越えた場合10グラム770円。
1234yfガスを使った電動コンプレッサーのハイブリッド車
19800円
補充ガス100グラムまで含む。
それを越えた場合10グラム770円。
全て税込み価格です。
2022年5月21日現在、フロンガスやコンプレッサーオイルなどの価格高騰の折、価格改定の可能性はなきにしもあらずなことをご容赦ください。
1234yfガスは定価そのものが高いので驚かないでくださいね。
あとカーエアコンサービスステーションデュアルはエアコンの「配管内の洗浄」ができるのも大きな特徴です。
そのあたりもまたお知らせしていこうと思ってます。
またまた続く・・・・
続きはこちら

泉大津近辺でカーエアコンサービスステーションDUALPRO導入店お探しの方へ

もうそろそろ車のエアコンが活躍する季節です。
こういう時期になるとうちのお店のホームページのアクセス数が増えるんです。
ほんとに平均気温のグラフとほぼ同じ形でびっくりします。
というのも以前から当店は「エアコンガス規定量充填サービス」をとても大事にしてきてて、ホームページで施工例をたくさん上げてるのでググったときに近くのお店と言うことで引っかかるんでしょうね。
そしてページを見てもらえるというわけです。
以前からの機器もよく働いてくれたんです。
どんな機器だったかというと
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カーエアコン整備機器の名門 デンゲン製
そこが開発した
エコマックスジュニアⅡ
++全自動でエアコンガスを回収して再生して充填する装置++

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けど自動車の進化に伴って対応できない車も増えてきました。
たとえば
・ 電動コンプレッサーを使ったハイブリッド車
・ 最近出てきたあたらしい1234yfというガスを使ったエンジン車
・ 1234yfガスで電動コンプレッサーを使ったハイブリッド車
はだめだったんです。
でも対応できない車を見ると今後主流になっていく車ばかりなんですよね。
それが歯がゆくて思い切ってスナップオン社製
カーエアコンサービスステーションDUALPro
PSPPSDUALPRO
を導入しました。

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エコマックスジュニアと同じように車のエアコンから一旦ガスを回収して不足分を足して設計通りの量をきっちり量って車に充填する機器には違いはないんですがこのデュアルプロの特徴は
134aと1234yfという2種類のガスに対応してる
電動コンプレッサーを使った車に対応してる

これを網羅することで今走ってる自動車のほぼ全てに対応できます。
あともっと特筆すべき所は
【売ってるフロンガスより純度の高いガスを精製する装置を内蔵してる】
ということです。

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これにより回収したガスに含まれるエアコン配管内の異物や水分などを除去しながら純度の高いガスをメーカーの設計通りの規定量を充填することができるんです。
また販売されてるガスは純度99.7%以上と規定されています。
これを機器内で精製することで99.99%のフロンガスを作り出して車に充填するのでエアコンの性能をより一層上げることができます。
なので以前より提供させていただいてた作業をより一層緻密にご提供できるようになりました。
この暑い大阪でエアコンの効きがいまいちやなあ、と思いながら運転するのはほぼ拷問です(笑)
精神衛生上良くないですからあれっと思ったらぜひご相談ください。
機械的にエアコン壊れてるのはそれなりの対応が必要ですがその故障診断にもまず「ガスが設計通りの量があるか」がまずはスタートですからね。
動作などは続きをまたアップします。 後半へ続く・・・
後半はこちら

ラパン CVTF交換と車検作業

スズキ HE22S 平成22年式 走行11万㎞
車検をご依頼いただきました。
きっかけはホームページを見つけていただいて初めてのお取引が前回の車検。
それから懇意にしていただいてずっとメンテをお任せいただいています。
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車検作業はブレーキローター研磨
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ブレーキフルードの交換
ワイパーゴムの交換
タイヤローテーション
もろもろ
あとはエアコンガス規定量充填サービス
70グラムほど減ってましたね。
ちょうど残量は2年で80%なので定番な減り方です。
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10万㎞超えてることと、中古車で買われているのでメンテ状況がユーザーさん自身がわからないのもあってCVTフルードの交換作業フルセットコースをオススメしたところ快諾いただいたのでそれも作業しました。
まずフルードをドレンボルトから抜き取ってオイルパン(フルードパン?)を外します。
その時作業後に補充するフルード量が大事なので何㍑抜けたかを把握するため 「はかりマス」 で一旦測定。
この はかりマス はほんと便利(笑)
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オイルパンに鉄系の異物を吸着するための磁石が備わっています。
機械的に削れた異物を除去するためにありますが大量にひっつくと飽和してしまいそれ以上キャッチできなくなるので定期的なメンテは必要かなと思います。
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CVT内部にも鉄粉やら摩耗粉がひっついていますのでパーツクリーナーで洗浄します。
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内部のストレーナー(フィルター)を交換
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このときOリングが残ってしまったりするので要注意
確認するのを忘れると「二重パッキン」になって走行不能に陥ったりします。
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磁石を洗浄、ストレーナーを新品の交換、オイルパンの底も洗浄。
オイルパンガスケットを新品にして元通りに復旧します。
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このCVTの場合、横にもう一つフィルターがついてるのでそれも交換します。
余談ですがこのストレーナーや横のフィルターはスズキの車なのにスズキの部品ルートではスムーズに購入できないという業界内では有名な部品です。
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交換が終わったらいよいよトルコン太郎を接続して圧送交換にて内部に残った残りのフルードも一気に交換します。
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作業後のフルードの状態。
奥のガラスモニターが新油、真ん中のモニターが交換して今車の中を循環してるフルードの状態です。
幸いなことにオイルパンが復旧し終わったときの初期補充が補充が4リットル。
交換時に6リットルほどでほぼ新油と同じになったのでここで完了です。
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交換途中は動画の方がわかりやすいのでYoutubeにアップしましたのでお時間があればご覧ください。
2分半ほどの動画です。

試運転した結果変速ショックがへって、最初の一転がりがとてもスムーズで、加速が力強くなりました。
スズキのCVTはフルード交換の効果がわかりやすいと思います。
泉大津市のT様
当店のご利用ありがとうございます。
このさきも末永いお付き合いの程よろしくお願いします。

エアコンガス規定量充填サービス キューブとWRX インプレッサ

令和3年8月17日(火)より平常通り営業再開しました。
きっちりお休みをいただいてリフレッシュできました。
また年末までしっかりお仕事します!
お盆休み前にはエアコンのガス補充でご新規さんが2台おいでいただきました。
どちらの方も
「今は冷えてないとかでは無いけど効きが甘いかも」
「中古で買ったので自分の管理下に置くためにもエアコンのガスはきっちり充填した、整備した、という実績を作りたい」
ということでネット検索の結果うちにたどり着かれたという感じでした。
1台はニッサン キューブ
良い車だと思うのですが今は製造中止ですね。
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施行した日の外気温は33.4℃
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作業前に吹き出し温度を計測すると16℃
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デンゲン社製エコマックスジュニアⅡを接続。
お車に入っていたガス量を回収して計測。
430グラムの所回収出来たのは300グラムで130グラム不足していましたのでおおよそ75%のガス量でした。
規定量充填と同時により一層冷やす効果がある添加剤を注入。
エコマックスジュニアⅡは自動で注入できるのが利点。
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施工後の吹き出し温度は同条件で計測して14.9℃
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わずかな差に見えますが走行するともっと冷えますので数字以上の冷感を味わえると思います。
そして2台目はスバル WRX (インプレッサ)
スバルブルーのかっこいいお車です。
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同じように作業。
作業前には17.4℃
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ガス量は規定量500グラムの所300グラムで200グラム足りませんでした。
残量60%というところでしたね。
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これも同じくガスを充填すると同時に添加剤を注入。
結果は13.2℃まで冷えるようになりました。
WRXはまだもうちょっと冷える余裕があるように思えましたが作業時間の兼ね合いからこのあたりで計測終了・・
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エアコンが冷えないとかを訴えるとよくこの2メーターの機械を持って判断されることが多いですが、これで見える(判断できる)のは「ガスの流れ」です。
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ガスの流れも故障診断の手がかりにはなりますがそれは
ガス量が規定通りきっちり入ってるか
の前提条件が整ってからの話です。
ガスをきっちりの量に合わしてからこのメーターでガスの流れを見る、というのが正式な手順です。
その前提条件が整ってない段階でこのメーターを読んでも極端な故障以外は判断できないことが多いです。
まずはガスの量を合わしてそこから故障診断が鉄則です。
冷えないというと「ガス入れてみましょう」と安易に作業するお店が多いみたいですが「どれくらい入れる」を無視すると余計に悪くなります。
ガスは多くても足らなくてもいけないデリケートな材料ですからまずは規定量、ということが大事です。
全く冷えないというのと冷えが足りないでは診断ルートが大きな分岐点になります。
ちょっと冷えが足りないかなと言う方はぜひご相談ください。
※ 2022/05/22 追記
ガスの規定量充填を純度の高いガスで行えるスナップオン社製カーエアコンサービスステーションDUALPROという整備機器を導入しました。

こちらへどうぞ
595-0063
大阪府泉大津市本町5番23号
二葉モータース

スズキ アルト エアコンが効きにくい 冷えない

先週ぐらいから「夏本番」という気温と日差しになってきました。
去年に比べると本格的な暑さは遅い目ぐらいか?とも思いますが。
先週から急に当ブログのアクセス数もうなぎ登りで、エアコンガス規定量充填サービスの記事が検索されているようです。
そんな暑い中ご来店は アルト HA24S 平成17年式 走行45000㌔
エアコンの冷えにパンチがない
日中は全く冷えてる気がしない
夜間は何となく冷える
というご依頼です。
全く冷えない、という場合は故障の可能性が大きいですが、冷えにくい場合はまずガスの量から点検。
そして大半がガス量が規定量に戻ると何の問題も無く回復します。
・冷却水の量
・エンジンオイルの量
・タイヤの空気圧
などなども使用過程において少しずつ減っていくもので、エアコンガスも一緒です。
大事なのは減るスピードですね。
このスピードによって、故障レベルなのか手当てをするのかしないのか、判断は分かれます。
さてこのアルトさん
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まずはエアコンシステム自体が動いてるかどうかを診てみるとそのあたりは普通に動いてそうなので入り口は合格。
吹き出し温度を測ってみます。
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外気温33度に対して5度しか冷やせてない。
これではさすがに『冷えてる』とは言えないのは間違いないです。
では一体ガスがどれくらい残ってるのか?
これがいままでは『圧力計』で推測していたわけで、慣れればある程度のエアコンの状態は推し量ることはできますが、残ってる重量を計測することは出来ません。
しっかり『重量計』で測る以外は・・・
エアコン整備機器の老舗 デンゲン社製エコマックスジュニアⅡ
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自動車からエアコンガスを全量回収→回収されたガスの重さを量って規定量との差を計算→そしてリフレッシュされたガスを設計時の規定量ぴったしに充填。
それらを自動的にやってくれる優れた機械です。
エコマックスジュニアをアルトさんに接続
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接続してから圧力計でおおよそのエアコンシステムの雰囲気をつかみます。
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経験と理屈から『ガスの量が少ない』ことはわかりました。
ではリフレッシュ作業開始
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結果は
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規定量320グラムのところ130グラム回収。
つまりは規定量の40%しかガスがなかったということです。
これではさすが冷やす能力は発生しないでしょう。
規定量充填した結果吹き出し口の温度は
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となりました。
いつからいつまでで40%まで減ったか、は把握できないため、
・ガスが漏れているのか?
・自然に減ったのか?
は現時点では判断できません。
漏れ箇所を探すための『蛍光剤』を同時に注入しておきました。
この先わずかな時間でまた減ってしまうようであれば再度診断時に配管などを紫外線ライトで照らすと漏れてる場所がわかる一種の添加剤です。
このまま数シーズンを無事に過ごすことが出来ればそれで良し。
短期間でまた漏れてしまったのなら次のステップへ診断のコマを進めないと駄目でしょうね。
オーナーさんは「これで済むことを祈ってます」とおっしゃってました。
もちろん当店もそれを願ってますよ!!
エアコン以外でも不具合があればまたどうぞご来店ください!!
あとエアコンにエンジンパワーを持って行かれる軽自動車にはこういうエアコンガスに追加する添加剤は効果大です。
エアコン使用時のパワーダウン防止とエアコンの効きUPにオススメです。

nutecのOEM商品がこれ

有名どころでは
WOKO’S

595-0063
大阪府泉大津市本町5-23
二葉モータース
TEL 0725-32-1741
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エアコンガス規定量充填サービス(エアコンガスリフレッシュ)

世間ではカーエアコンガスリフレッシュキャンペーンとかいう名前でいろいろ告知してますが、ガスリフレッシュという言葉に違和感をもつ当店は
エアコンガス規定量充填サービス
と命名してます。
エアコンが冷える仕組みを説明するとちょっと長くなるので割愛しますが、簡単にいうと
「エアコンガスが設計通りの量が入ってる」
が大前提。
エアコンが冷えないという故障を診断するに当たってもまずは、量がきっちりあるか、を診断スタートの土台としなければ診断結果に間違いが出ます。
いままでのエアコンサービスというと「ガスの圧力」で判断していましたが、それがごまかしです。
エアコンガスの圧力だけでは「重さ」は量れません。
エアコンガスの管理は圧力でなく「重さ」でしないといけません。
そして重さを量るには「重量計」が必要。
重量計にガスを載せるのは容器に一旦回収してその重さを量らないと答はでません。
それをこなすのが当店設置の
エアコン整備機器の専門メーカーデンゲン社製
「エコマックスジュニア」
ご来店のお客様はトヨタのレア車 WiLL VS
エアコンは冷えてるけど実際自分のお車のエアコンガスの状態を知りたいのともう少し乗りたいのでここら辺できっちりとガスの量を把握しておきたい、とのご用命で以前からのブログの記事を見つけて頂いてご来店です。
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エコマックスジュニアを接続しますが、実際の施工前に現在の状態を把握しておきます。
つないでガスを計量するだけではプロの仕事は言えませんからね。
おおよそのエアコンの状態を把握するにはガスの圧力は手がかりにはなります。
ややこしいですね(笑)
人間の血圧計測と血液検査みたいな関係でしょうかね??
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ユーザーさんのおっしゃるとおりエアコンの状態は悪くはありません。
そしてガスの重さを量るために回収開始
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そして同時にnutec社製のOEM商品のPitwork制NC200を注入。
施工後のに同じ条件でエアコン吹き出し口の温度を計測。
あきらかに入庫時と比べて温度が下がりました。
施工の結果
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規定量490グラムのところNC200を充填する分を差し引いて460グラムに設定
追加が60グラムということは総合的に
490グラムから90グラム減っていた
ということになりますね。
約10%減っていたということになります。
よくある「炎天下では冷えが足りないけど朝晩はよく冷える」という状態はこのサービスを始めてからの経験則で、ガス量が足りてない、ことが多いですね。
冷えてるけど能力が足りないと言うことです。
冷えないためエアコンは冷やそうとがんばります。
するとその分エンジンパワーを食うことになり燃費にも影響します。
特に軽自動車のワゴンR・ムーブ・タント・スペーシア・エブリイ・アトレーなどなど背の高いシリーズのお車は室内容量も大きくてエアコンの効き、エンジンパワーのロス、が顕著に影響を受けますのでエアコンガスの管理は他の車よりも重要です。
今年の夏も快適に乗り越えるためにもエアコンガスを規定量にきっちり合わしてすごしましょう。