ダイハツ車のO2センサー

ダイハツ ネイキッド 平成13年式 L750S ターボ付き。
エンジンチェックランプが点灯したということで来店です。
ダイハツの車でエンジンチェックランプが点くと聞いたら一番最初に思いつくのがO2センサー。
排気ガス中の酸素濃度を測ってガソリンの量の微調整をするためのセンサーです。
エンジンから出た直後の排気ガスにさらされてるので働いてる環境はかなりきつい環境です。
コンピューターに診断機を繋ぎ、故障歴を呼び出してみるとあっさり P0135 コードが出ました。
「フロントO2センサーヒーター回路」に故障、と言う意味です。
O2センサーそのものは一時は延長保証になってましたが、この車の場合登録後11年目なのでとうてい保証扱いは無理です。
では修理開始。
O2センサーは配線の出た点火プラグみたいな構造ですからこういう専用のレンチを使います。
切り欠きがあるので配線を気にせずしっかり回せます。
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こうしてセンサーを緩めます。
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あっさりと抜けました。
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あとは新しいO2センサーを取り付けて配線の取り回しをしたらOK!
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けどここで忘れてはいけないのが、コンピュータの故障歴は部品を替えただけではリセットされずにずっと覚えてます。
キーを切っても忘れません。
最後に診断機を使って故障歴を消去。
これをしないともし次に同じところが故障したときに判断できなくなってしまいます。
結構これをしないところが多いんですよ。
試運転後にもう一度故障コードが入力されていないかを診断機で確認して完成!