日々の作業に明け暮れて、気がつくともう2月も終わり。
2月は2個しか記事を上げてなかった。
おかげさまで更新できないほどご入庫頂いてるのうれしい限り。
ネットからの新規のお客さんで賑わってる今日この頃です。
さて
日産ノート E11 平成18年 走行約6万キロです
以前からネットがご縁でオイル交換などにおいで頂いてましたが、車検期日が来たので作業させて頂きました。

オイル交換時にブレーキローターの裏側のサビなどが気になっていたので車検を機にローター研磨することにしました。

んがローターが錆で固着して外れません。
なんとか力と技で外しました。


加工屋さんにてきれいに研磨されたローター

今度は簡単に外れるように亜鉛塗装しておきました。
さて次に外すことがあるのかどうかは神様しかわかりませんが・・・

ブレーキパッドのホルダーを磨きます。
これでによってブレーキの効き味が変わります。

リヤの車軸を止めてるナットのカバーですが、以前に作業したところが普通に再使用したため、内部に水が混入して錆びてました。
再使用するときにこういう風にちょっと液体パッキンを塗布するだけでそういうトラブルを未然に防げるのでうちでは必ずします。


ブレーキフルード交換したり


くすんだヘッドライトを復活させたり


全ての作業は自分が納得し、お客さんに自信を持ってお車を返すことが出来るように、毎回が勝負ですね。
予算の都合で割愛しなければならない作業の時は本当に悔しい限り。
ま、そのすりあわせをするのが我々プロの裁量ですけどね。
あとこのノートのご入庫時に、
「エアコンの効きが悪いんです」
とご相談を受けました。
そういうこともあろうかエアコンガスリフレッシャーを導入したところだったので、ノートの車検作業後、モニターとして「生け贄(笑)」になって頂きましたので次回の記事でご紹介します。
この整備マシンはなかなかすばらしい・・・・
次回にこうご期待。
「車検」カテゴリーアーカイブ
車検のご入庫ありがとうございます。
ネットで検索して当店を見つけて頂き、入庫して頂きました。
まずはご来店いただき見積、作業内容をご提案、どこまで作業するか相談してから着手させて頂きました。
スズキ パレットSW H21年式 約7万キロ走行ですね。

前のブレーキ
残量はあと40%。
交換してもいいのですが予算の関係で時期をずらして後日交換ということで・・



後ブレーキ
残量はまだ80%ありますのでOK!
摩耗分を清掃して可動部にグリスを窮しておきます。


ブレーキフルードを新油を補給しなが古いフルードを押し出します。
新車から5年間は交換されてません・・・・


新車から一度も交換されてないエンジン用エアフィルター。
これではエンジンが鼻づまりを起こして苦しみます。


点火プラグを交換するには上に乗っかってるダクトの取り外しが必須



見事に消耗してますね
左側が古い方、右側が新品。
電極の摩耗により「すきま」が広がってるのがわかるでしょうか?

エアコンの吸い込み口のフィルター。
どう見ても要交換。


特定の時期に製造されたパレットはフロントシートの支えの部分の強度が不足してるため「重要な更新」作業が指示されていますので交換しました。

車載コンピューターに故障コードが記憶されていないかチェック!!
.
幸いなことに故障コードは見つかりませんでした。
前回はガソリンスタンドで格安車検を受け、5年目の今回は「ちゃんとした整備工場でちゃんと診てもらおう」と当店を選ばれたそうです。
自動車が好きでメンテナンス意識の高い方はこう言う選択肢もお持ちです。
距離やら使い方でその時々でお店を選ばれてるようです。
が、しかし整備すべきところが積み重なって今回の作業内容です。
もう少し早い目に交換すべき部品が多々あります。
いたんだ状態で距離を重ねると不具合が加速度的に進みます。
もちろん燃費にも影響するのでガソリンも余分に要ります。
調子よく、燃費も稼いで、快適に走るよう早い目の手当が結果的にトータルコストの低減に繋がります。
そのお手伝いをさせて頂きますのでぜひお電話、ご来店、お待ちしております。
目の前でベルトが裂けた
日産キューブ 平成17年式 距離8万㎞。
車検でご入庫です。

諸々の消耗品を手入れしないといけないのですが、入庫してきたときの受け入れ点検でベルトがこんな感じ。
ひび割れがかなり進んでいます。

これは要交換と言うことで予定を立てて作業開始。
ブレーキまわりなど作業を終えてエンジンオイルを交換したのでエンジンを一旦まわしてたら、「パチパチパチパチ!」ととてもイヤな音。
明らかにエンジンまわりで何か異常が発生したのは瞬時にキャッチできたので慌ててエンジンストップ。
自動車の整備では、
「鳴っていい音」
「何らかの手を打った方がいい音」
「してはいけない音」
があり、今回のは「してはいけない音」
なんの音??
エンジン壊れた?
オイルちゃんと入れたよな・・・
いろんなことが頭の中を巡ります。
いま頭の中は最悪コースの妄想で満タン(笑)
も一度エンジンを掛けてみると「パチパチパチ」とやっぱりする。
えらいこっちゃ、一体何が??・・・
で、落ち着いて良~く見て見ると、なんかベルトが変。
あれ?幅が足りない。


なんと交換予定のベルトが自分の目の前で破損。
まさに寿命を迎える瞬間に立ち会うことになったのです。
ベルトが切れたのでなく、「裂けた」のです。
最近のベルトは山型になった部分が5個ぐらい整形されたベルトを使っています。
昔のV型のベルトに比べて動力伝達効率やら寿命はかなり延びましたので、ブチッと切れることはなくなりましたが一山一山裂けて行くようになりました。
その瞬間を目の当たりにしたのです。
裂けた破片がまわりの部品を「しばく」音が謎のパチパチ音だった、のでした。
裂けた破片

お客さんが乗ってるときに起きたらびっくりしたことでしょう。
自分もびっくりしました(笑)。
消耗品のリフレッシュは大事ですよね。
ネットから車検後入庫頂きました。
ダイハツムーブ L900S 平成13年5月 走行91000㎞
ネットの検索で近所の当店を見つけていただいて事前見積の上、作業させていただきました。
見積の段階で、
「タイミングベルト交換」と
「ドライブシャフトブーツ左右破れ」
は作業させていただくという打ち合わせでご入庫いただきました。
ブレーキまわりは分解の上判断させて頂きますという流れでした。
作業内容をオーナー様にご報告を兼ねて・・・・
まずはタイミングベルト交換。
この中に目的のベルトが。

というわけで分解。
ベルトの交換
ウォーターポンプ交換
シャフトのオイルシール交換
と言う王道セットでの作業です。
ここで安さを追求して作業を省略すると後日必ず同じぐらいの手順な作業が必要になり安物買いの銭失いになります。




お次は点火プラグ
オーナーさんもそこそこお車のメンテについては理解をされてる方で、「そういえばプラグは長いこと替えてないような・・・」と言うお返事でしたので確認してみると当たってました。
左側が古いプラグ。
電極が摩耗してすきまが広がってるのがわかりますね。
要交換です。

お次はブレーキ。
まずは後ブレーキ
分解してきれいに清掃します。
残量4割というところ。

そして前ブレーキ。

残量はこれまた4割、と言うところですが気になるのは中央部の錆。

この原因は汎用ホイルにありがちなのですが、いろんな車に使うようにするため中央部の穴を一番大きな車種に会わせて作ってあります。
ここに雨水がたまって錆を発生させます。

本来であればここに車種ごとに「ハブリング」という部品を使ってすきまを埋めるのが正しいホイルの使い方。
ハブリングを使うことで車軸とホイルが一体化し真円度が増すため高速走行時にハンドルブレが少なくなるという効果も期待できます。
と言うわけで錆びて固着してしまったブレーキローターを分解。
出来るだけ固着しないようにいろいろ方策をとります。
でないともしブレーキローター交換の必要が出た時にこの状態を放置すると、もっとひどく固着してる状態になるので、いずれ行わなければならない次回の整備のための下準備をします。



錆をとったあとはモリブデン潤滑剤の粉末スプレーを吹きかけて固着を防止します。
そしてブレーキパッドのスライド部分注油、スライドピンと呼ばれる部分に注油。
パッドとキャリパーを自由に動かすことでブレーキの効きとパッドの片減りを防止。
他社で車検してたお車はこのあたりの作業を省略してるケース多いので固まって重くなってる場合が多いです。









前ブレーキ組み立て完了。

後ブレーキも組み立て完了

そしてブレーキオイル(フルードとも言いますが)交換しようとスポイトでタンクから古い液を抜いてみるとこれまたびっくり (゚Д゚)
こんな色のブレーキオイルを見たことがありません。

他工場での過去の整備歴を見てみても過去3回2年ごとに(つまり6年間)交換済みと記載されてるのですが、うわべだけの液だけ交換してたのかなと邪推してしまいます。
三~四回液を入れて黒いヘドロ成分を巻き上げては吸い出す、を繰り返してやっと本来のタンクに・・・

ちなみに本来のブレーキオイルはこんな色です。

というわけでしっかり中身が交換されました。

まだまだあります。
次はドライブシャフトのブーツ交換。
before


after

交換された古いブーツ

エンジンオイル交換とオイルフィルター交換

エアコンのフィルター。
これも長期間交換されてません。

マフラーがエンジンとの接合部分で「キュキュキュキュ」鳴いていたので、分解してモリブデン潤滑剤を使って音止めしておきました。

このあたりでやっとメンテ作業の目処が付きました。
あとは車検場で無事合格!!
泉大津市のS様
だいたい納品書の内容はこんな作業でした。
当店をお選び頂いてありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
車検のご入庫ありがとうございます!
泉大津で車検工場を探していて、当店を選んでいただきご来店。
お見積の上、作業内容を相談させていただきベストプライスでの車検を引き受けさせていただきました。
日産マーチ AK12 平成17年式 走行57000キロです。

以前に雪国での使用歴が有り、ブレーキローターの錆がひどく研磨修正と同時にブレーキパッドの交換です。
ブレーキローターを外していきます。


ローターを外すためキャリパーサポートと呼ばれる部品を外します。

ローターを外します。
通常は簡単に外れるのですがこのあたりは雪国を経験してるお車。
錆で完全に固着してまして四苦八苦。
あの手この手で外れました。


ローター研磨は専門業者に任せて、ブレーキまわりの部品を清掃していきます。


次は後ブレーキ。



後ブレーキは残量OK、オイル漏れなどもなく大丈夫でしたので組み立てます。
軸のボルトはトルク管理をしっかりしないとベアリング壊れますので規定トルクで締め付けます。


ちょっとお化粧しておきましょう。

ブレーキフルードの入れ替え

そしてエンジンオイル交換。
エアコンフィルターの交換。
このお車もグローボックス取り外し必要のお車です。








というわけで新旧フィルターさん同士がこんにちは・・・

替えたら組み立てます。
バタンと開かないように設置されてるダンパーのひもを忘れないように。





いつもながら「この構造にした設計者に交換作業をさせたい」と思わずにはおれません(笑)
そうこうしてるうちにローター研磨ができあがってきたので前ブレーキ組立開始。
今度は錆びないように外周やら内周あたりに耐熱塗料を塗っておきます。

ブレーキパッドが動くところをしっかりグリスアップ


ブレーキ掛けたときに「鳴き音」がしないようにグリスアップ。





パッドを取付、キャリパーを取り付けて完成!

泉大津のHさま
おおよその整備内容はこんな感じでした。
当店を選んでいただきありがとうございました。
その他の故障やら整備もご相談にのりますのでせいぜいご利用ください。
車検の受験種別
車検にはいろいろ受験形態がありますが、持ち主そのものがちゃんとした国の認証工場で受けてるのやら「もぐりの業者」で受けてるのやらが理解できてない実態があります。
そのため車検証の備考欄にどこでどんな車検を受けた、とかを2月から明記するようになりました。
悪質な詐欺まがい業者を閉め出す手段になればいいですね。
整備記録簿の有無、認証工場・指定工場などなどが表記されます。

当店での車検証です。
ちゃんと「認証整備工場」「点検整備記録簿有り」になってますよね。
これがプロの証です。
普段見ない車検証ですが、2月半ば以降に車検を受けた方は一度ご覧になってください。
中古車を選ぶ際の参考、購入後の確認などにも使えそうですね。
20年20万キロのブルーバード
日産ブルーバード HU13 平成7年式 距離236000キロ

今回が最後の車検だと言うことで入庫。
今までにもいろんな修理を続けてきて、それなりに手が入ってきた車です。
さすがにいろんなところがくたびれてきましたので、「快適」には乗れなくなってきました。
ということでいろいろ相談させてもらい、費用対効果の最大公約数的な部分での車検作業。
とにかく車検合格を目指す方針で行くことになりました。
とはいうものリフトアップしていろいろ見渡すと車検合格の為の避けられない作業がいろいろありましたのでそのあたりを重点的に・・・・
ドライブシャフトのブーツおよびエンドブーツと呼ばれるハンドルからの操作をタイヤに伝える部分の関節を保護するゴム、などなどは経年劣化でパックリです。


ドライブシャフトを車体から取り外します。
言葉では簡単、作業量多し


エンドブーツを替えるためとシャフト取り外しのために関節を切り離す必要があります。
そのための特殊工具。
これを使ってネジを締め込んでいくと外れるのですが、この外れるタイミングが毎回違いますし、外れるときは跳ね上がるように外れるのですごい音とショックが有ります。
締め込んでる間は「この回で外れる?」と1回1回ビビりながら締め込んでいきます。
黒髭ゲームをやってる気分(笑)

そして「バンッ」という音と共に外れました。
今回も意表を突かれて腰抜けそうになりました(爆)
この作業、嫌です・・・

あれこれずらしながらシャフトを抜き取ります。




無事車体から外れたシャフトの破れたブーツを交換。




グリスべっとりの部品なので全てを洗い流して、新しい部品が来るのを待ちます。
その間に他の作業。
オイル変えたり錆びまくってるワイパーの土台を塗装したり・・


新しいブーツ到着!

シャフトの組立開始




シャフト組立完成!

あとはこれを元通り車体に。

途中は省略。
足回り全て組立完成。

ここまで出来たらあとは標準の消耗品類を交換。
ブレーキフルード、点火プラグ、エンジン冷却水、などなど。
車検に引っかかる部位がもう一つ。
方向指示器のランプ本体が割れてました。
これも保安基準に照らし合わせるとアウトです。

運転席を確認するとメーター内のシートベルト警告灯も点灯しない。
これも車検の基準に抵触するのであれこれ診断。
シートベルトを差し込むところのスイッチの接触不良で解決。
なかなかハードな作業でした。
最後の車検とはいいながらさすが20年、20万キロです。
そのほかにもエアコンが冷えないとか、ガラスの密着が悪いとか、ラジエーターの水漏れが始まりそう、とかいろいろ残ってるんですが・・・
でもこれこそが自分が考える、商品を大事に長いこと使うことが本当のエコ、ということ。
普段からお車に気を遣ってるオーナーさんですから効率のいい手入れをお手伝いさせてもらってます。
無駄な修理代はかかってません。
あくまでも各部品は「寿命」を迎えての交換ですから「故障」ではなく「維持」ですね。
20年間オーナーさんからかわいがられずっと愛されてきた車は「故障」はしませんでした。
これぞカーライフの真骨頂ではないでしょうか?
プリメーラの車検あれこれ 2
このプリメーラ、後のショックアブソーバーが抜けてますので走るとトランクあたりを中心に車がぴょんぴょん跳ね上がります・・・

そもそもショックアブソーバーって何よ?
と言う話ですが、車の足回りは路面からのショックを和らげるためにスプリングで支えられてるのはご存じだとは思います。
もしスプリングがなく、タイヤのクッションだけで40キロもスピードを出せば路面の凹凸であちらこちらに跳ねてしまってまっすぐ走れないと思います。
ただスプリングだけではポヨンポヨンしてしまって車酔いすることうけあいです。
まさに船に乗ってるような状態で、仮に信号待ちしててもいつまでも車が揺れてる状態になると思います。
その揺れを押さえるが為の働きをしてるのがショックアブソーバーです。
縮むときはスムーズに縮ませて延びるときにじわ~っと延びるよう作用します。
これにより路面からのショックを吸収しつつ、車の跳ね上がりを防ぎ、高速で安定して走ることができるようにするために、地味に働いてる部品です。
これが劣化して中のオイルなどが漏れ出すとじわ~っと伸びを抑えることができなくなり、ただの”スプリングだけ”状態になります。
そうなると交換しないと高速走行などが危ないです。
プリメーラの後の足回りは、スプリング+ショックアブソーバーがセットになった構造ですのでまずはそのセット部分を外します。




ショックアブソーバーと呼ばれるのはこの写真の青い部分。
純正部品と同等品のカヤバ社製の部品を使います。

交換するためにスプリング部分と分離します。
この作業が一番骨折れます。
まずは専用工具でスプリングを縮めます。
毎回想像しますがこの工具がいきなり外れると屋根付け抜けると思います(笑)




ショックアブソーバーが痛む大きな原因はこのダストカバーが劣化して輪切りになるところからはじまります。

やっとスプリングと元のショックアブソーバーが分離できました。


新しいショックアブソーバーの所定位置にスプリングをセットして復元作業開始。





組立終わったら車体に戻します。
もちろん左右対称部品は原則同時交換ですのでこの作業が2セットです。


組立終わると何にも見えなくなるのですが走る・曲がる・止まるを演出する大事な部品です。

これで、エンジン、車体まわりが整備完了です。
でもこのプリメーラ、車内でまだ問題があります。
それは次のブログで・・・
TP12プリメーラの車検あれこれ

ブレーキまわり、足回りは通常の分解、点検、清掃、ブレーキフルードの交換で問題なし。
発電機やらエアコンコンプレッサー、パワステポンプなどを回すベルトはもう限界で交換。


エンジンオイルとフィルターは交換時期なので。
エンジンオイルを抜いてフィルターを外します。


オイルを抜くときに車によってはオイルを貯める部分に抜けきれないオイルが残ったりします。
自分のこだわりとしては交換するのだから古い分を完全に抜き取りたいので本来はブレーキオイルを抜くための吸引器を改造して使ってます。

先を曲げたパイプを作ってそこにたまったオイルをほとんどの車で最後まで抜き取ります。


これで自分自身がすっきりしてるところが多分にあります(笑)
あとはオイルを抜くために外したボルトのパッキンを変えて締め付け。

オイルフィルターを取り付け。

取り付けたあとはパーツクリーナーで洩れたオイル分を根こそぎ洗浄します。

我々がオイル分を洗浄するには見栄えの問題もありますが、それよりももっと重要な意味があります。
「作業後に洩れたのか?」を判断するためです。
ここでオイル分をリセットしておけば、将来オイルが洩れ始めたときに
「あの作業以降に洩れ始めた」
と切り分けができるのです。
他所で作業したお車で、オイルフィルターを替えたあと、漏れたオイルを洗浄しないでそのまま,と言う作業も見受けられます。
これでは将来の診断作業の障害になってしまいます。
このあたりは「もし自分がオイル漏れの箇所を探すのなら」,と言う気持ちになってくれたらエエのにな、と常々思っています。
ニッサンキューブの車検内容
日産キューブ YZ11 平成20年式 走行距離5万キロ
2回目の車検です。

前側ブレーキパッド 残量NG 次の車検までは「たぶん持たない」と判断、交換決定。

運転席側後ブレーキ 残量まあまあ。

助手席側後ブレーキ 残量際どい。 次の車検までぎりぎりかな?
今回はタイヤ交換もあるので予算圧縮のため次回へ作業見送り。
理想は12ヶ月目の点検での作業かな?予定では12ヶ月点検ぐらいで走行6万キロちょいの予想なんで。

残り2ミリ。

ブレーキは各輪がばらばらに減るので最低の残量のブレーキを基準にしないと駄目です。
エンジン用エアクリーナ。
5万キロ走行。 替え時です。

ブレーキフルード 2年使うと色変わります。(入れ物も汚いのはご愛敬)
左 使用後、右、新油

エアコン用フィルター。
喫煙車の汚れはこんな感じ。

余談ですが・・・
このお車もエンジンルームに猫侵入のあとがくっきり。
肉球スタンプがいっぱい。

車幅灯(スモールランプ)助手席側球切れ。
これは車検NGです。
要交換。

と思いきや、交換にはフロントグリルを外さないとできません。
これを設計した人に交換させたい(笑)




助手席側が切れたのなら反対側も同時交換がセオリー。
と言うかグリル外す手間を考えたら今のうちに交換だ~!

無事点灯

このお車、お仕事場には短距離なのでエンジンの空気を吸入する通路にすす(カーボン)がたまりがち。
スロットルバルブ(アクセル)にたまった汚れを取ります。
信号待ちの時の「エンジンぶるぶる」が収まります。
作業開始。

専用の楽剤を使います。

汚れを浮かしてウエスでふきふき。
きれいになりました。


日産のエンジンコンピューターはバルブの汚れを学習してその汚れに見合ったバルブ開度をバルブに指示してアイドリング回転を制御してます。
汚れを取るとその学習していた分の空気が入りすぎるようになってエンジンの回転が下がらなくなります。
この仕組みを知らずにこれをやるとみんなびっくり。
どうしても回転が下がらないので途方に暮れます。 (^^ゞ

エンジン診断機の出番です。
きれいになったスロットルバルブの状態で学習値をリセットして、今の状態を学習させ直します。(TAS学習)




終了すると高かったアイドリング回転が嘘のように落ち着いて正常な状態に。

そしてこのお車にも点滴を。

今のお車は、今のお車なりの点検・診断・整備の方法があります。
せっかく車検時に整備をするのですからいろんな面での2年に一度のリフレッシュが必要かと思ってます。
車検の基準に合わすだけの整備もできますが、それが「快適」を得られるかと思うと、どうしても自分の中の「快適独自基準」にこだわってしまいます。
お客さんの求める基準とこちらが提案させてもらう基準のすりあわせが最大のお仕事だと自負してます。
このキューブはエンジン・タイヤ・ブレーキ、などの相乗効果でオーナーさんが「快適に気持ちよく」乗ってもらえると思いますよ~
泉大津市のN様 ご利用ありがとうございました。