ちょうど1年前に車検でご入庫いただき、12ヶ月点検で再入庫いただきました。
これは非常にうれしいことです。

「修理」カテゴリーアーカイブ
VQ37VHRエンジン プラグ交換
車検で入庫のスカイラインクーペ。
CKV36 平成20年式 97000キロ
VQ37VHRエンジンのプラグ交換を実況中継(笑)
オーナーさんも見てね~
カバーを外すところから。


こんなところにイグニッションコイルが有り、その下にプラグが・・・

とにかく上にあるものをひたすら分解。
V型エンジンなので左右に3個ずつ分かれてます。
助手席側から手を付けます。



次は運転席側







やっと吸気ダクトが外れたので次はスロットルチャンバーの取り外し。
4本の六角ボルトで止まってます。
ヘキサゴンレンチ(六角レンチ)で外します。




ここまで外してやっとイグニッションコイルさん、こんにちは!


この助手席側の一番後側のコネクターが外しにくい。

やっと外れた

そしてプラグさん、こんにちは~

最近のプラグはネジの部分が細いので、今までのソケットレンチより、より細いレンチが必要。
買ってて良かった・・・
もし買ってなかったらこの時点で立ち往生するとこでした。

そしてついに一本はずれました(笑)
あと5本・・・



やっと片側の3本が外れました。

と、作業中ふと目をやるとラジエーターホースからの水漏れ発見。
部品を注文。
見つけることができて良かった。


外れたプラグ。
左 新品 右 古い方

と言うわけで新しいプラグを取付、イグニッションコイルを元に戻します。

スロットルチャンバーのパッキンは再使用不可なので交換です。


スロットルチャンバーまで復元完了

吸気ダクトを復元して、片側終了。

このあと反対側も同じような手順で交換です。
そうしてスロットルチャンバーまで復元。

そして完成。

長らくの閲覧ありがとうございました。
無事プラグ6本交換できました。
お疲れ様でした!
ワゴンR、プラグのかぶり
エンジンは掛かったけどバックしない、と言う第一報が入りました。
エンジン掛かってバックしないといわれたら普通はミッションの故障を疑いますよね。
とりあえずお客さんの車庫まで徒歩で出向きます。
「バックせえへんかったらどういう風に車を動かすか?」
「ミッション壊れたら修理はもうしないで乗換えやろうなあ?」
とかいろいろ考えながらガレージへ。
さてエンジンをかけてみたらスカッと掛かります。
お客さんの説明では「エンジンががくがくしてバックしない」、とちょっとさっきとニュアンスが違う。
乗り込んでバックに入れると普通に動く。
これは第一報とちょっと様子が違うということで、もっと詳しく問診。
すると、
・エンジンが掛かってもすぐに止まるときがあった。
・前進するときも力がないときもある。
・エンジンがなかなか掛からないときもある。
などなど情報が出てきました。
この情報を元に考えると故障部位はミッションでは無くエンジン、それも「プラグのかぶり」が疑わしくなってきました。
というのもこのお車、短距離走行の繰り返しで通勤してます。
今年も冬はとても寒いので通常より暖気状態の条件がわるくてかぶりやすい条件が整っています。
普通に走ったのでそのままお店に持って帰りました・・・
さて問診の後は実際の診断に。

まずは気になるプラグを外しに掛かります。
インタークーラー付きのターボですからまずそれを外さないとプラグにたどり着きません。



外したイグニッションコイルを見るとエンジンオイルまみれです。

ここにオイルがあるということはプラグホールのパッキンが硬化してる証拠。

それはさておき肝心のプラグは?というと
やっぱり真っ黒&電極摩耗でした。

エンジンが掛かるには掛かってもちゃんと燃焼しなかったため、バックに入れたときにエンジン回転に力がなかったので「バックしない」という感覚になったのでしょう。
というわけでバックしないという症状の診断は解決。
プラグを替えればOKでしょう。
でも硬化したパッキンををそのままにしておくとプラグホールにオイルが漏れてしまうので、お客さんの了解を得て、あと少し足を伸ばして同時に修理してしまうことにします。
カムカバーと呼ばれる部品を外してパッキンを替えます。



ちょっとオイル焼けしてますがこれくらいなら致命傷にはならないでしょう。
そしてパッキンを外して交換します。
丸い部分が原因なのですがこのエンジンの場合カバーの淵の部分とプラグホールのパッキンは一体ものなのでそのまま交換です。

新品のパッキンはしなやかで明らかに弾力があるのは見た目でわかります。
いつもながら新品のパッキンは気持ちいいです。

エンジン部分の局面がきついところは液状パッキンも併用して取り付けます。



というわけであとは分解した部品を復帰させていきます。


これで元通りになりました。
あとはエンジンオイルを交換して完成!
もちろんエンジンも絶好調!
復活しました。
念入りに車庫入れなどをシュミレーションしたり、冷えてからエンジンをかけたり、高速走行したり、症状が出ないかを確認して、お客さんの元に返っていきました。
短距離走行の繰り返しはそれはそれはエンジンにとって過酷なものです。
プラグもそうですがエンジンオイルの汚れ方はそりゃもう尋常では無いくらい汚れます。
パッキンの硬化も短期間で起こってしまいます。
温度変化が硬化の原因なので、変化の回数が多いと早く痛みます。
車の使われ方によって故障診断のポイントが変化してくる例でした。
スカイライン やっぱりコイルが・・・
加速不良で修理したスカイライン ECR32 平成3年式 走行134000キロ
前回の作業で配線替えてしばらくは調子よかったみたいですが、「配線は替えたけどコイルがこの車の寿命を迎えるまで持ってくれるかなあ」と、その時感じてたカンが当たったようでイグニッションコイル本体がやっぱり死にました。
信号待ちしてたらエンジンが振動するし加速が悪くなった・・・と帰ってきました。
あきらかに6個あるシリンダーのうち1個が失火してる振動と音です。
前回納車時にコイルを交換すると金額が張るのでお客さんとも
「駄目かもしれないですが天寿を全うすることを願っております」
と相談して、淡い期待をしてましたが、やはり車よりもコイルの方が先にお亡くなりになりました。
お客さんも
「やっぱり投資せなあかんかあ・・・」と。
思い切って年末にやっとけばよかったという気持ちと、その時の修理のベストプライスを提案する、という思いとの狭間で迷ったあげくの判断でした。
そのあたりはお客様とも情報の共有が出来てたのであっさりと理解してもらい、修理させてもらうこととなりました。
というわけで前回と同じような部分まで分解。


純正品のイグニッションコイルを選択せずに外品の商品をチョイス。
いちおうチューンナップ商品として発売されてますが、純正品より安いのがありがたい。
使ったのはこれ。
コイルが6個セットになってます。

古いイグニッションコイルとプラグ。
なんせ6個必要というところが価格を跳ね上げさせ交換するのを躊躇させる原因。

たぶん熱負荷が高い一番シリンダーのコイルが死んでると推測。
プラグを外して観察。
1番のプラグ。

2番~6番のプラグはほぼ一緒の色合い。

やはり1番シリンダーのプラグは外した直後はしっとりのガソリンで湿ってましたし(燃えていない)、電極の色が他のシリンダーのプラグと違います。
この色具合で我々プロはガソリンの燃焼状態を判断します。
コイルは1番だけ交換、としてもいいのですがここはもう全てを思い切って全部のコイルを交換します。
新しいコイルは青色してます。
いかにもチューニングしてます、と50代のおっさん世代の気持ちを高ぶらせます(笑)

取り付け完了!!
黒い無機質なコイルに比べて明らかに華やかなルックスがうれしくなります。


がしかし、ただひとつ残念といえば、せっかく交換したすがすがしい気持ちに蓋をする「カバー」が存在すること。

作業が終われば外観上は何の変哲も無いRB25DEという型式のエンジンだけが見えるだけです。
今度は完璧に問題箇所を払拭できたので気持ちよく試運転に出発。
あたりまえですが不良箇所を一掃したのでエンジンの調子は絶好調!!
すがすがしいきもちで一件落着。
平成25年 営業開始です
あけましておめでとうございます。
本日より平成25年の営業を開始します。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月休み中の出来事ですが・・・・
車のナンバープレートが指定番号、と見るとこの人にとってこの番号はどういう意味があるのだろうとよく考えてしまう。
その人にとって因縁のある番号でもまったく語呂合わせにもなってない番号だと余計気になる。
今日、前を走ってるタントのナンバープレートが指定番号で「841」。
女性が運転してる。
841??
なんやろうなあ?、
と考えながら走行。
とはいうものの考えながら走行すると危ない (^^ゞ
その車の後ろで信号待ちしたときにひらめいた。
きっとこの車のオーナーもしくは家族が「やよい」さんなんやろうな、と。
自分なりにはすっきりしたけど勝手な思い込み(笑)です。
年末年始休業のお知らせ
誠に勝手ながら年末年始は下記の通りお休みを頂きます。
12月29日(土曜日)~1月6日(日曜日)
1月7日から平常営業します。
お休み期間中故障や事故で困った場合、当店で損保ジャパンに保険加入の方は
0120-365-110
でサポートデスクに繋がります。
なお参考までにJAFは携帯電話から #8139 で全国どこからでも一番身近なセンターに繋がります。
警察車両も修理します。
いろんな自動車の修理をしますが、時々警察車両も修理します。
今回の修理車はできるものなら自分自身この先、お世話になりたくない事故処理車です(笑)
修理の内容は運転席側のヘッドライトの球切れです。
ベースになってる車は日産のキャラバンE25型です。
ワンボックスカーというのは構造上ヘッドライトなどの球を替える時はボンネットのある車と違って、ヘッドライトの裏側には手が入らないので、室内側にあるカバーを外したりヘッドライトそのものを外したりしないといけません。
この車は室内にはカバーが無かったのでたぶんヘッドライトを外して交換しないといけないんだろうな、と整備書を調べると真ん中のグリルと呼ばれる部品を外してからヘッドライトの取付ネジを外して、浮かした状態で球を替える、となってましたので作業開始。
すんなりと事が運ぶと思ってたらグリルの前に「赤色点滅灯」が・・・
このあたりは特装車ですね。
グリルを外す、と言うことが考えられずに特装品が付いてました。
「これはひょっとしたらバンパーと一体で外さないとあかんのか?時間掛かるな~」
と一瞬戦慄が走りましたが、なんとか点滅灯をずらすことでグリルが外れました。
お客さんの車を修理するときにはいかに預かる時間を短くするかというのもプロの腕だと思ってますが、警察車両の場合作業中に事件が起こるかもしれないのでいつも以上に時間には気を遣います。
昔、パトカーが修理終了と同時ぐらいに事件の一報が入って当店からサイレンを鳴らして「出動」したこともあります(笑)
近所の人たちの目が点になってたことを思い出します。
今回も何とかバンパーを外さずに作業できたので時間的には短く済んでよかったですが、メーカーも頻繁に分解して消耗品を交換しないといけない部分の手順を考えて特装車を作ってほしいですねぇ・・
同じ種類の仕事が続く
どこの業界にでもあるんでしょうが、同じ種類の仕事が続いたりします。
この仕事をしてるとめったに無いような故障部位なのに同じような故障が続いて「なんか同じような作業ばっかりしてるなあ」と思い返すことがあります。
ここ一ヶ月ぐらいは「モーターの交換」ばっかりしてます。
某警察署のパトカーに始まり、今日も別の署のパトカーまでジックリ考えてみると
・ パトカー(クラウン)の助手席側ラジエーターファンモーター
・ 続いて別のパトカー(クラウン)の同じモーター
・ セレナのCVT内部の変速用のモーター
・ プリメーラのラジエーターファンモーター(左右両方)
・ アルトのエアコン室内ファンモーター
・ エブリーのアイドリング調整用のステッピングモーター
・ プリメーラのセルモーター(スターターモーター)
・ プレサージュのセルモーター
・ パトカー(クラウン)のエアコン室内ファンモーター
最後の2台はどちらも今日の作業でした。
ちなみに車名は同じでも同じユーザーの車はありません。
あっというまにガラクタ置き場はモーターばっかりになりました(笑)
「~モーター交換」という整備明細ばっかり記載してる気がします。
不思議なぐらいモーターばっかり。
自動車にはいろんなモーターが使われてますが、パトカーを除きほとんどの場合その車の一生で1回替えるか替えないかぐらいの頻度です。
それなのにこの集中度合いは何?という感じ。
偶然とは言え長いこと整備してるといろんなことが起こるものです。
お盆休みのお知らせ
ガラスのひび割れ
同じような修理はどういうわけか同じ日に入ってきます。
それもしばらく無かった修理がです。
いつもながら不思議に思いつつ数十年と、いったところです。
今回は飛び石によるガラスののひび割れです。
2台続けてきました。
フロントガラスは法律で「合わせガラス」といってガラスが粉々に飛び散らないように2枚のガラスの間にフィルムをサンドイッチにしたような構造のガラスが使われています。
なのでひびは入っても決して外れたり粉々になったりはしません。
しかしひびが入ってると車検に不合格になりますので手当が必要です。
まずは日産のキューブ。

しっかりひびが入ってますが、これは最初にこんな状態では無かったのです。
実際飛び石が飛んできたのは本人さんも忘れてるようなかなり以前の話。
その時のキズが気温の変化や車の車体のねじれなどが原因である日「成長」し始めるのです。
このキューブの場合も赤丸の中の「白い点」にきっかけがあるのです。

お次はダイハツのムーブラテです。
これはガラスの屋根側にひびが来てます。

ある日駐車場で見たらいきなりひびが入ってたというお話し。
これもキューブと一緒でいきなりひびが入ったのでは無く、矢印の所から成長したのです。

最近の車はフロントガラスとかリヤのガラス自体にも車体としての強度を負担させてるのです。
ガラスがはまってるからこそ鉄板の厚みや補強をどれくらいにするか、という計算をするのです。
つまりは車が走行するときの外部からのよじれやひねりに対してガラスもストレスを受けてるのです。
そこに飛び石によるキズでガラスの表面がえぐられると、そこの力が集中して結果ひび割れへと進んでしまうのです。
飛び石が来たときにひびが入るのはまれで時間差があって起こるので「朝見たらガラスが割れてた」と言うことになるんですね。
相対的に高速道路を走る機会が多い車ははやはり飛び石によるえぐれ傷が多いです。
そこからひび割れに進むかどうかは「運」です。
ちなみにこういうガラスの破損は自動車保険の車両保険、なおかつ車対車限定の車両保険でもカバーできます。
こんなときにも車両保険は役に立ちますのでオススメです。
飛び石なんてまさに自分の責任で起こるわけでも無いですから正真正銘の「リスク」です
保険が大事になってきます。
キューブの場合ナビのアンテナも復旧しないといけないので約12万円、ムーブラテで約10万の修理代が認定されましたが、今回は2台とも車両保険に加入されていたので自己負担額は「0」でした。
車検の時に追加で払わないと車検有効期限の更新すらできません。
こんなこともあるので保険の見直しも考えてみてください。



