カーエアコンステーション エアコン配管 フラッシング

70系ノア 平成23年 走行10万㎞

ご同業のご依頼で

「冷えが悪いのでコンプレッサーやらエキスパンションバルブ(エキパン)などは交換するのでフラッシングをお願い」

ということで入庫です。

バンパーなどは既に外した状態で入庫いただいたので当方にとってはその分作業を省略できるので助かります。
ss-DSC_4168-e50a4-thumbnail2.jpg

 

エアコンコンプレッサーから配管を外してアタッチメントを介してスナップオン社製カーエアコンサービスステーションデュアルに接続します。
ss-DSC_4173-2a5a5-thumbnail2.jpg
ss-DSC_4174-ec0be-thumbnail2.jpg
ss-DSC_4172-thumbnail2.jpg

DUALPRO_1.gif

 

 

 

液体のままのフロンガスを配管内に圧力を掛けたり逆流させたり脈動させたりして汚れを洗浄して配管途中にフィルターを設置して鉄粉や異物を取り除きます。
ss-DSC_4176-a8803-thumbnail2.jpg

 

 

作動中の液体フロンガスの流れです。

 

 

 

そして作業後のフィルターはこんな状態
一目瞭然ですが上が新品ですね。
ss-DSC_4181-thumbnail2.jpg

 

そして回収された配管内のコンプレッサーオイルはこの状態。
ss-DSC_4183-thumbnail2.jpg
ss-DSC_4184-13d39-thumbnail2.jpg

 

 

痛んだコンプレッサーなどの部品を交換してそのまま普通にガスを充填しただけならこの汚れがずっと回り続けるわけですからぞっとしますね。
70系ノアのガスの規定量とコンプレッサーオイルの規定量はこうなってます。
225ccが基準で実際の回収されたオイル量は200cc近いですからほぼ全量回収出来たと思います。
ss-DSC_4186-c5cab-thumbnail2.jpg

 

作業後出てくる記録紙
ss-DSC_4189-b5f69-thumbnail2.jpg

 

 

ツインエアコン車なのでリヤエアコン配管もあります。
その関係もあって実際フラッシング中には2000グラムを越える液体フロンが出たり入ったりして洗い流してます。

そしてこのカーエアコンサービスステーションデュアルのオリジナル機能であるフロンガスの精製装置で洗浄に使ったフロンガスを不純物と分離しまた配管内を流れることで洗浄するを繰り返します。
この機械でないとできない機能です。

配管内を洗浄と聞くと、壊れたときだけ,という風に思いますが,このコンプレッサーオイルの入替、が予防整備に繋がります。
エンジンオイル交換やATフルードの交換と同じようにコンプレッサーオイルの交換がこの作業、として考えるとわかりやすいと思います。

 

エアコンガスを規定量に保つのはもちろん基本です。
プラスアルファーで愛車を末永く乗るためにもこういうエアコン廻りの予防整備もどうでしょうか?

というわけでノアはご同業の所へ帰って行きました。

新しいコンプレッサーを取り付けたあと、そのお店のエアコンマシンをつかってきっちり規定量のガスを充填されて、しっかり働いてくれることでしょう。

夏期休暇のお知らせ

誠に勝手ながら夏期休暇をさせていただきます。
令和4年8月11日(木)~令和4年8月17日(水)
18日より平常営業です。
ご不便をおかけしますがご容赦ください。

ss-DSC_4082-thumbnail2.jpg

エブリイ エンジンの力がない エンジンがガタガタ揺れる

スズキ エブリイ DA64V 平成19年 走行20万㎞
ss-DSC_4029-thumbnail2.jpg
朝から着信でお客さんからのお話は

エンジンがおかしい

これだけではわかりません(笑)
というわけでじっくり問診するためにお客さん宅へ。
そこでの話は、

・エンジンは掛かる
・動こうとクラッチをつなぐも車が重い
・エアコンを入れようものならクラッチ合わせすらきつい
・取りあえず少し走ってみたが信号待ちで車全体が揺れるほどの振動がある

そこで自分が乗ってエンジンを掛けてエンジンからの声を聞く(笑)
自分自身の「お尻センサー」から伝わってくる振動で

3個ある燃焼室の一つが燃えてない

ということはわかったので代わりの車をおいて工場まで引き取る。

 

エンジンの燃焼室が燃えてない。

基本点検は先人がらの言い伝えでちゃんと燃えるには

良い圧縮

良い燃料

良い火花

もうこの3つに限るという感じ。
まあこのあたりで火花がヤバいというのは薄々感じてるんですが、そうじゃなかったら遠回りしてしまうので基本に則って診断。
入庫したときに排気ガスが臭いので、燃料はエンジン内までは行ってると後回し。
火花を診断するにはカイセ社製のイグニッションアナライザーが使えるので3個調べる。

 

1気筒目
ss-DSC_4030-thumbnail2.jpg

 

2気筒目
ss-DSC_4031-thumbnail2.jpg

 

3気筒目
ss-DSC_4032-thumbnail2.jpg

 

波形の細かい説明は省略で3個の波形が似てるかどうかが判断材料。
明らかに3気筒目が違うのは一目瞭然。
2番目と3番目のイグニッションコイルという部品を入れ替えてみたら入れ替えた2番目が働かなくなる。
だんだん絞り込めてきました。
どうも良い火花ではなさそうなのは間違いない。

 

良い圧縮を確認。
ss-DSC_4036-thumbnail2.jpg
20万㎞も走ってるので良くはないけど燃焼しない原因までではないので除外。
燃えてない3番目が一番良い値なのはご愛敬。

そんなこんなで点火プラグも大丈夫だったのでイグニッションコイルがお亡くなりになってるのは間違いないと判断。
ついでにエンジンオイルがプラグホールに漏れてたのでそこも同時に手当。
イグニッションコイルがオイル漬けになってたのも遠因かも。
ss-DSC_4044-thumbnail2.jpg
ss-DSC_4049-thumbnail2.jpg
ss-DSC_4050-thumbnail2.jpg
ss-DSC_4051-thumbnail2.jpg

 

エンジンオイルはすごくマメに交換してるオーナーさんなので距離にしてはとても状態は良好。
部品が揃ったのでイグニッションコイル×3、プラグ×3、カムカバーパッキン、などなど交換。
ss-DSC_4062-thumbnail2.jpg

 

交換後の波形
1気筒目
ss-DSC_4030-thumbnail2.jpg

2気筒目
ss-DSC_4064-thumbnail2.jpg

3気筒目
ss-DSC_4065-thumbnail2.jpg

 

 

全てがおおよそ同じ形、というが完治の証拠。

 

ついでにはたらく車のタイヤも交換。
2年、1.5万㎞足らずでこの状態。
よく 「走り・止まり・曲がる」 くるまです。
ss-DSC_4058-thumbnail2.jpg
ss-DSC_4059-thumbnail2.jpg

 

エブリイはお仕事するためにオーナーさんのもとへ帰ってきました。
しっかり働いてね~




公道ウルフ 第7巻 発売決定

FYuO4o3VEAAQwVW-thumbnail2.jpg

いろんなご縁があって作者の野口賢先生も先日当店においでになりましたがいよいよ公道ウルフ第7巻発売決定だそうです。
40~60代あたりの昭和の車好きにぜひオススメの物語。
見たことのある、そしてなんなら乗ったことのある車がいっぱい出てきて物語との距離感がとても身近な物語ですよ。
第7巻発売おめでとうございます!

amazonでご予約どうぞ

臨時休業のお知らせ

rinzikyugyou.png

令和4年7月27日(水)は自動車整備士に義務づけられてる講習のため休業です。
ご不便をおかけしますがご容赦ください。

ガスの不足は圧力メーターではわかりません ダイハツミラ エアコンが冷えない

前回の記事「ガスの量は圧力計ではわかりません」を書いたあとにエアコンが冷えないミラが入庫してきました。
ss-DSC_3714-thumbnail2.jpg
何となく冷えてるけどとてもじゃないけど乗ってられない、というお話しです。
問診を終えてセオリーに則って診断してみましたが大きな問題や漏れは見えなかったのでスナップオン社製DUALPROを接続してみます。
接続後
おおよそのガスの流れ
を見るための圧力計として使うためです。
ss-DSC_3715-thumbnail2.jpg
エンジンを掛けてエアコンをオンにして読み取れるのは確かにガスが少ないと言うこと。
ただしこの段階ではどれくらい少ないかはさっぱりわかりません。
その判断は高圧側(右側)の値で読み取っています。
でも低圧側(左側)はいたって「普通」です。
簡易エアコンガスチャージホースのメーターはここを読み取ります。
風の吹き出し部分の温度は16.4℃。
外気温30℃でしたから冷えてないことはないというお客さんの訴えは正しいですけど、これではいつものように冷えてるとは思わないでしょう。
ss-DSC_3716-thumbnail2.jpg
ガスが少ないのは間違いなかったので規定量をチャージしました。
ss-DSC_3719-thumbnail2.jpg
規定量320gに対して入っていたガスの量は95g
本来の量に対して30%しか残ってなかったということになります。
これでは冷えないはずですね。
作業後の吹き出し口温度は8.8℃
アイドリングでこの温度でちょっとエンジン回転を上げれば温度センサー限度の7℃くらいまで余裕で冷えるようになりました。
ss-DSC_3718-thumbnail2.jpg
大事なのはきっちりとガスが規定量入ったときの圧力メーターの値。
ss-DSC_3717-thumbnail2.jpg
冷えるために大事な低圧側(左側)の値はどうでしょうか?
ガスの量が30%の時は0.23
規定量での圧力は0.19
ガスの量にしたらおおよそ3倍になってるはずですが・・・
この状態がエアコンが設計通りの働きなんです。
圧力だけでは何もわからないことがおわかりいただけると思います。
ガスがきっちり入ってる状態で低圧側の圧力が0.3を越えてくると別の原因でエアコンの冷えが悪くなってくると思います。
圧力計ではガスが入ってなくても入っていてもガスの量は曖昧な判断しかできないのです。
何度も言いますがメーターを頼りにチャージして結果的にガスの入れすぎになるのはエアコンを壊します。
暑い夏を快適に乗り越えるためにもエアコンは確かな整備工場でちゃんとメンテしてもらいましょうね。

DIYでの簡易エアコンガスチャージホースについて

この季節になると毎年「エアコンが効かない」がキーワードで当ブログにもたくさんのアクセスが来ます。
自動車整備業者としてもエアコンが効かないならまずガスをチャージして、それから原因究明、という手順を踏むのでエアコンガスの量を整えるというのは間違いではありません。
ここで大事なのは
ガスの量
量です、重さです。
圧力ではありません。
○○パスカル、一昔前なら kg/cm2 キログラムパー平方センチ とかいうのが圧力です。
我々が気になるのは重さ つまりは g グラムです。
エアコンガスは重さで管理するように決められています。
圧力で管理するのは間違いというか単なる目安です。
なので最近の風潮にはちょっとドキドキしてます。
YouTubeなどでも「簡単にガスチャージ」とか「自分でガスチャージやってみた」とかの動画が最近急に増えました。
そこで使ってるホースがこれです。
71rXLfyfrqL._AC_SL1500_-thumbnail2.jpg
このホースに付いてる圧力計を目安にチャージ、と実際やってる所を動画にしたり、ブログを書いてみたり、みんカラあたりでも散見します。
本当にエアコンをきっちりと働くようにするのなら重さを規定量に合わすことが基本です。
当店ではスナップオン社製カーエアコンサービスステーションという機械を使いますが5グラム単位できっちりの重さのフロンガスを車にチャージします。
DUALPRO_1.gif
圧力では量れない一例を実際の値を。
日産キューブ
施工前の圧力。
特に冷えに関わるの左の低圧側の値。
ガスチャージのホースに付いてるメーターもここを量ってます。
施工前
ss-DSC_3502-thumbnail2.jpg
ガスチャージ(充填)量は55g
ss-DSC_3505-thumbnail2.jpg
施工後
ss-DSC_3506-thumbnail2.jpg
右のメーター(高圧側) 1.40から1.46
左のメーター(低圧側) 0.21から0.19
高圧側が上がって低圧側が下がってるのがわかるのと思います。
ガスの量が増えたら両方の圧力が上がりそうに思えますがきっちりガスが入ると実際は効率が良くなって冷えに関わる低圧側が下がります。
でも動画などでは0.20ぐらいでガスがたりないので0.30~0.40になるように追加します。
とか言う説明がされてて実際0.35ぐらいになるまでガスを入れます。
はっきりいって低圧側の圧力が0.35もガスの圧力があれば
「冷えません」
それなら施工前の0.20ぐらいの方がましです(笑)
他の例でも
施工前
ss-DSC_3329-thumbnail2.jpg
ガスチャージ量40g
ss-DSC_3330-thumbnail2.jpg
施工後
ss-DSC_3328-thumbnail2.jpg
MRワゴンはあまり減ってなかったのですが高圧側も低圧側の値が増えています。
これはエアコンガスの量がどうのこうのというよりは作業中に周りの気温が上昇していたからです。
気温の上昇が無ければ似たような値になっていたと思われます。
圧力は気温(エンジン廻りの気温)によっても左右されます。
エブリイバン DA17V
施工前
ss-DSC_3233-thumbnail2.jpg
チャージ量は95gで施工前は規定量の66%しか残ってなかったということになります。
ss-DSC_3238-ff1d3-thumbnail2.jpg
施工後
ss-DSC_3227-thumbnail2.jpg
3分の2しか無かったガスがきっちりの量になっても圧力は大幅に変わりません。
これはキャラバン
施工前
ss-DSC_2688-thumbnail2.jpg
ガスは規定量の80%でした
img_20220513_182528.145.png
施工後
ss-DSC_2699-thumbnail2.jpg
キャラバンもきっちりガスが入ったら左の低圧側が下がりました。
どうでしょうか?
チャージホースで見る低圧側の圧力は目安にもならず
・ガスがちゃんと入ってるかとか
・どれくらい減ってるので入れたらいいか
とかの基準にはならないことがわかると思います。
ブログとかYouTubeでのやり方をすればほとんどの場合
入れすぎ
になると思います。
エアコンのガスはほんとに足らない場合も冷えませんが、入れすぎても冷えません。
そして入れすぎの場合コンプレッサーや配管とかエアコン機器に重大な損傷を与える恐れが出てきます。
入れすぎた結果の損傷を考えたらむしろ足らない方がいいくらいです。
うかつに、冷えないからガス補充、は極めて短絡的なDIYです。
・ 転けても泣かない
・ 自己責任でお願いします
の一言で自身が許されるのならOKですけど扱う材料が「高圧ガス」ですから扱いは慎重にすべきだと思ってます。

自分自身は自動車の管理は自分でする,ということに対して大賛成派です。
メンテナンスをしながら乗る。
これは機械ものを扱う場合の大原則です。
命を乗せ、他人に怪我をさせないためにもあくまでも「構造を知った上で」というのが前提ですけど・・・・

どうしても自分でガスチャージしたい方はamazonでガス缶と同時にホースを同時に買ってどうぞ(笑)

セドリックは燃料ホース交換 ステップワゴンRG3は燃料漏れ

自動車整備をやってて、作業の慎重度合いのメーターが振り切れるのが燃料系の作業です。
なんといって車両火災のもとになるので作業中及び作業後の最終確認まで気疲れしてヘトヘトになる作業です。
なので心身共に元気な状態で集中して慎重かつ手早く確実に作業します。
平成3年式 31才のセドリックは燃料ホース劣化を心配するユーザーさんのご指示で予防整備。
日頃から車を愛する方のカンというのはさすがですね。
しっかりひび割れしてましたので作業して正解でした。
燃圧を下げるために燃料ポンプのコネクターを外してエンジンが止まるまでそのまま回す。
ss-DSC_3407-thumbnail2.jpg
燃料キャップを外してタンク内の圧力を下げる
ss-DSC_3408-thumbnail2.jpg
燃料系作業の下準備の基本はこんな感じですね。
そこからホースと燃料フィルターを含めてエンジンルーム内の部品を交換。
細々とした写真は燃料の漏れを最小限にするため撮ってる余裕がなかったので少なめ・・
ss-DSC_3411-thumbnail2.jpg
ss-DSC_3414-thumbnail2.jpg
ss-DSC_3415-thumbnail2.jpg
交換後ゆっくりホースを眺めてたらこう言う状態。
交換して良かったですね。
ss-DSC_3494-thumbnail2.jpg
ss-DSC_3495-thumbnail2.jpg
作業が一段落して、工場内で火事が起こらなくて良かった、と一安心してたら、
「なんかステップワゴンがガソリン臭い」
との一報。
平成19年式 RG3型ステップワゴン 走行は12万㎞ 15才ですね。
ええ!、また燃料系か?と緊張メーターが元に戻って振り切れ。
入庫してもらったらたしかにガソリン臭い。
リフトに乗せてしたから診るとタンクにガソリンが垂れた跡が・・・・
ポンプからのホースが漏れてるのかとセカンドシートの下にあるサービスホールを開けてタンクの上部を見て見たら・・・・
確かに漏れてる _| ̄|○
症例を同業さんやらネットなどで情報集めたりしたらどうもタンクの蓋に当たる部分のひび割れ症状があるみたいで、確認するとキーをオンにするたびに蓋のうえからガソリンがジュワーと出てきてます。
ss-DSC_3473-thumbnail2.jpg
ss-DSC_3474-thumbnail2.jpg
はい!燃料系2台目確定。
なぜか同じような修理が続けて入庫する定番のパターン炸裂です。
部品屋さんから部品のイラストをもらい「フューエルストレーナーセット」と確定。
部品が届いたので交換。
この白い部分がその部品。
最初はこんな色でも10年超えてガソリンの中に浸かってるとこんな色になるんです。
下部の部品は燃料ポンプと燃料ゲージですね。
ss-DSC_3481-thumbnail2.jpg
ss-DSC_3482-thumbnail2.jpg
コネクターやらホースやらを組み替えて部品交換完了
ss-DSC_3483-thumbnail2.jpg
漏れた原因はこのひび割れです
ss-DSC_3486-thumbnail2.jpg
燃料ポンプを替えたりするとき燃料タンクの上部がでっかく解放されるのでタンク内に異物が入り込まないように緊張するし、開口部がでかい分、作業中も蒸発ガスが出てくるわけですし、開口部にビニール袋+輪ゴムなどを掛けたりしてできるだけ蒸散させないようにはしますがどうやってもこうやっても緊張します。
ガソリンの怖さを見て聞いて知ってますからほんとにビビります。
というわけで2台とも無事ユーザーさんの元に帰っていきましたが自分自身はまだ緊張の糸が緩まず張ったままです・・・
明日はまったりの休息してスイッチ切り替えよう・・・

公道ウルフ 野口賢先生がなんとご来店!

「絵心のない芸人」というアメトークの時は下手な方の芸人さんの気持ちがわかる自分です。
見たまますら絵にできないので「~という状態を書きなさい」なんて無理ゲー・・・
絵の上手な人というか見たままを紙に書ける人が羨ましい人生を送ってきました。
似顔絵書くとかとかほんとできない・・・
そんな自分なので漫画を書く人なんて雲の上の人に思えてます。
なのでほんものの漫画家さんとお会いできる日が来ようとは夢にも思ってなかったですが実現しました。
ヤングチャンピオンに現在連載中の「公道ウルフ」という作品があります。
何度かこのブログでもご紹介したことあるのですが、いろんな偶然が重なって物語に出てくるお店の名前が
「双葉モータース」。
うちのお店の正式名称は「二葉モータース」。
ss-DSC_2920-76cfc-thumbnail2.jpg
そんなこんなでご縁があり物語に一部背景にうちのお店が登場します。
ss-DSC_2918-44887-thumbnail2.jpg
その上になんと作者の野口賢先生がはるばる関東からご来店!!!!
いろいろ車談義をさせてもらい、なんとサインまでいただいて超うれしい!
ss-DSC_2911-thumbnail2.jpg
物語にはいろいろ国産車が出てきてそれが自分の年齢とまるかぶりの車ばっかりでめちゃくちゃはまってます。
昭和生まれの車好きの「おっさん」ならはまること間違いなし。
ストーリーもほんと素晴らしい展開です。
現在単行本が1~6巻まで発売中。
ぜひぜひ購入してください!!
ワンシーンに出てくるうちのお店もよろしく(笑)
ご興味があればポチッとな
https://amzn.to/3LVPyol
1~6巻までまとめ買いして野口先生を応援してください
よろしくお願いします!!

アルト ワゴンRなどのタイロッドエンドブーツ交換専用工具

アルト HA24S 平成21年式 走行100000㎞
車検でご入庫です。
オーナーさんが自ら消耗部品を管理されているので年式や距離の割にはとても手入れの行き届いたお車です。
なのでお仕事させていただく部位も日頃からいじる場所では無く10年に一度作業するとかの部位です。
何カ所か作業させていただきましたがその中のタイロッドエンドブーツの交換の様子です。
タイロッドエンドのナットを外すために割ピン外します。
ss-DSC_2806-thumbnail2.jpg
つぎにナットを緩めます。17mmです。
ss-DSC_2807-thumbnail2.jpg
ss-DSC_2808-thumbnail2.jpg
テーパーの付いた軸で嵌合されているためナットを緩めただけでは外れなくて何らかの方法で嵌合を解き放たないといけません。
その方法は工具もいろいろ、整備士さんごとの方法いろいろ、なんですがうちではネジに締め込んでハンマーでたたくという工具を使ってます。
これを使うようになってからハンマーを使う力が減りなおかつ仕事が早くなりました。
実際使ってる工具はHASCO製。
同じような工具はKOTOさんからも出てます。

ナットを外したネジ部分に専用工具をねじ込みます。
ss-DSC_2809-thumbnail2.jpg
1~2mm隙間を空けて取り付けたあと工具のおしりをハンマーで殴ります。
そうすれば嵌合が外れてくれます。
ss-DSC_2812-thumbnail2.jpg
ss-DSC_2813-thumbnail2.jpg
ご覧の通り軸に少し傾斜が付いてますね。
ss-DSC_2814-thumbnail2.jpg
タイロッドエンドの軸が外れたらブーツを取り付けてるスプリングを外します。
細いドライバーでほじほじするか一旦ブーツごと外してスプリングを分離します。
ss-DSC_2816-thumbnail2.jpg
痛んだブーツをを外して中の古いグリスを拭き取り、新しいグリスを盛って入れ替えて新しいブーツを取り付けます。
ss-DSC_2817-thumbnail2.jpg
ss-DSC_2818-thumbnail2.jpg
ss-DSC_2820-thumbnail2.jpg
ss-DSC_2821-thumbnail2.jpg
ss-DSC_2822-thumbnail2.jpg
ss-DSC_2823-thumbnail2.jpg
最後にまた外したスプリングを付け直しますが、これがまた付けにくい。
この取付方法もいろんな方法&整備士ごとに慣れた方法があります。
自分はスプリングのインサーターを持ってるのでそれを使います。
これが時間的には一番早いですね。
ss-DSC_2824-thumbnail2.jpg
ss-DSC_2825-thumbnail2.jpg
ss-DSC_2826-thumbnail2.jpg
内側の筒にスプリングをセットして外側の筒でスプリングを押し下げます。
ss-DSC_2827-thumbnail2.jpg
ss-DSC_2828-thumbnail2.jpg
ss-DSC_2830-thumbnail2.jpg
ss-DSC_2832-thumbnail2.jpg
スプリングがはまったらあとは元通りにナットを締め付けて割ピンを装着して完了。
ss-DSC_2834-thumbnail2.jpg
このスプリングを取り付ける専用工具は結構昔からあったのですが高額でなかなか手が出ませんでした。
でもストレート社が結構気楽に買える金額で発売してくれたので購入のきっかけとなりました。
これがあれば早く確実に、そして「楽ちん」に作業ができるようになったのでブーツの交換が気楽に行えるようになりました。
時短もできるようになったので心に余裕ができましたのでひとつ買っておいてもいい工具だと思うのでオススメです。

これ以外に車検作業として
カムカバーパッキンの交換
PCVバルブのパッキン交換
そしてスナップオン社製
カーエアコンサービスステーションによるエアコンガス規定量充填サービス
などなどを終えてアルトはユーザーさんの元へ帰って行きました。
末永く元気に走ってね!!