ホンダ バモス 平成12年式 走行130,000㎞
お車を一度見せて頂いてお見積を提示、それを基に検討して頂いて作業箇所を決定。
作業開始です。
作業内容の報告を兼ねての記事です。
バモスは後にエンジンが載ってますのでいつもとは逆向きにリフト進入

床のカーペットを剥がしてやっとエンジンとご対面。

お見積の時にエンジンのカムカバーからのオイル漏れを発見してました。
このままでは検査で指摘されるのとやはりオイル漏れは止めておいた方がいいので手当をご提案。
修理の許可を頂いたので作業します。
この部分のオイル漏れはバモスでは定番の修理箇所、と修理後ホンダが得意なご同業に聞きました(笑)
エンジン下部、前方から後方に向かって見ていくと


垂れたオイルが冷却水ホースやらマフラー部分に掛かっています。
ホースはオイルでダメージを受けて溶けてしまいます。
マフラーの上に垂れるとまず発煙、最悪発火します。


カムカバー(タペットカバーとも言う)を外してパッキン交換。
オイル焼けはしてますがオイル管理はそれなりにされていた模様でスラッジは堅く堆積してるわけでなく、ウエスでこするとすっきり取れる程度でしたね


パッキンを交換完了しましたが、年式もそれなりでなおかつこのお車はしばらく沖縄にいたようです。
そのためこのあたりのお車よりは潮風による腐食が見受けられます。
冷却水の配管とかホース類も要注意でしょう。



打ち合わせしたエンジンまわりの作業を終え、今度はブレーキまわりの整備。
後ブレーキのドラムがバモス特有の構造で組み立てられてますので外すのに一苦労。
ただでさえ工程が多いのにすんなり外れるはずの部分も錆に泣かされます。
錆を前提に設計してるのかと愚痴も出てしまいます。
設計した人にこのブレーキドラムを外して欲しい。



次も自分が分解するために固着しないように錆止めなどしっかりと


前ブレーキはローターの外周部分からサビが進行してきて、パッドの接触面積が減少。
これでは設計通りの制動力は得られませんので本来はローターの交換が望ましいでしょうけど、このあたりは車の年式とかのバランスとお客様の要望を踏まえて作業の妥協点に知恵を出します。
この妥協点を見つけ出すのも我々の大事なお仕事といえますね。



できるだけ錆で発生した段差を修整。
なんとかします(笑)

錆によって段差が出来たブレーキパッド側もなんとかします。



これで少しは改善できました。
あとはブレーキフルードを入れ替えます
上から新油を補給しながらペダルで圧送、下から古いフルードを受けます。


その他のおおよその作業を終えましたが、車検の基準に、フロントガラスと助手席ガラスには決められたもの以外貼り付けてはいけない、との基準がありますのでフロントガラスに吸盤で取り付けられていたナビゲーションの土台、それと両サイドに貼られていた小さなシールは外させてもらいました。


これで晴れて車検に合格したバモス君はまたお客さんの足として活躍するためにオーナーさんの元へ帰っていきました。
K様この度は数ある自動車整備工場の中から当店を選んで頂きありがとうございました。
今後とも末長お付き合いの程よろしくお願いします。
我々のお仕事で、理想とする修理方法ではコストが掛かってしまい過ぎてお客さんの要望とずれが生じることがあります。
というよりもそういうお仕事の方がほとんどと言って過言でないでしょう。
車検にしても事故修理にしても、ほどほどに、と思われるお客さんがほとんどです。
その理想の修理とお客さんのご予算との折り合いを付けるのが自分の置かれた立場だと思って毎日いろんなご提案をしてます。
ご予算と要望がかけ離れすぎると不可能なことはありますし、余りに高額な部位が故障してしまってお客さんの悲しい顔を見ると、とても辛いものがあります。
可能な限り自分の知恵がみんなの笑顔に繋がればと日々精進してます。
相談は無料です。
ただ分解して故障診断しないといけない場合とかはありますからそのあたりは有料になるかもしれませんが、まあ取りあえず一度声を掛けてみてください。
「車検」カテゴリーアーカイブ
車検標章(車検ステッカー)のデザインが変更になりました
今年の1月から普通車の車検標章、俗に言う「車検のステッカー」が変更になりました。
大きくなったり、張り方が変わったり、デザインが変わったり、いろいろ進化?を進めてるわけですが今回は大きさとデザインが変更になりました。
まあ一般の方は日頃からあんまり車検証とか車検のステッカーなどは意識して見ないわけで、変更になったところで言われるまで気付かれない方がほとんどなのでは,とは思いますが・・・・
まあこの機会なのでしげしげと眺めてくださいね。

画像はネットから借りました
並べるとよくわかりますが、元のデザイン知ってましたか??(笑)
実際、本日うちのお客様のお車にも新年第一号で張りました。
31は平成を表してますので平成31年1月○○日が期日ですよ、と言う意味です。
遠くからでも車検期日がわかるようにこの年号の部分を4箇所ぐるぐるとローテーションさせる仕組みだそうです。

そういえばこないだの新聞記事に車検の有効期限切れをカメラで監視する仕組みをスタートさせると書いてました。
年号の部分を動かすことで読み取り認識率が上がりますね。
こういうことだったのか。
自動車の保安基準というルールでは、フロントガラスには、車検標章と点検用の丸いステッカー以外は貼っては駄目、と言うルールがあります。
運転席ガラスと助手席ガラスも何も張ってはいけないことになってます。
ブレーキパッドのグリスは正しく塗らないと
トヨタアルファード、ブログがきっかけでご来店いただき、その併有車をもご入庫いただきました。
連続してのご利用ありがとうございます。
車検作業は日頃からある程度ご自分で管理されてるお車なのでオーソドックスな作業内容だったのですが、車検の少し前に某タイヤチェーン店にてブレーキパッドの交換をされていたことまではお見積の段階でお聞きしてました。
とはいうものの残量はさておき、やはりブレーキキャリパーなどの各部を点検しておかないと自分の気が済まないのでルーティンにしたがって点検。
キャリパーを外した瞬間にピストンブーツを見て嫌な予感。

これは鳴き止めグリス付けすぎやなあ~と反射的に判断。
これは表側

グリスがあふれてると言っていいぐらいの量です。
横側までほんとにあふれてる(笑)

本来パッドの無き止めグリスというのは「クッション」の役割を果たすことによってブレーキを掛けたときの嫌な音を減らすものなんです。
なのでパッドシムと言われる板とパッドの間のクッション性が大事なので有って、それ以外の塗布は無駄。
摩耗粉を巻き込んで余計具合が悪くなる可能性大です。
先輩に「パッド替えるときはグリスを塗りなさい」といわれて、なぜ塗るのかを理解しないまま作業をしたんでしょうね。
素人目には一番外側までグリスを塗らないと異音が出る、と言う気になるのはわからんでも無いですが、役目と目的を理解してブレーキまわりを作業しないとえらいことになるという典型的な例です。
バイト君の作業でしょうね。
もしそうじゃ無ければそのお店全体でブレーキまわりの扱いについて誰かを招いてミーティングをした方がいいかも・・・
と言うわけで自分の基準に合わせた整備をし直しました。
どろどろのパッドを

キャリパーのピストンブーツにあふれたグリスも出来るだけ除去

ちなみに当店で使用してるパッド用グリスはワコーズ社製ブレーキプロテクターです
少量しか使わないというのであればリーズナブルなスプレータイプもオススメです
その作業や手順がなぜ必要でどう作用するのかを理解しながら整備するのは毎日が勉強で、新しい車種を初めて触るときなどはいまだに緊張してビビります。
でも緊張して慎重に作業するのはプロとして当たり前のこと。
片目でケンケン出来る、となめてかかると必ずしっぺ返しを喰らいます。
本日も「教訓」を頂きました。
自分もがんばろう!
トヨタカムリハイブリッド 車検作業
全労済会員様が指定工場を探されてうちを見つけていただき車検で入庫してもらいました。
いま車を乗り換える時の動機のひとつにハイブリッド車に乗りたい,と言う希望が多いとかなんとか・・・
もしくは次に乗るならハイブリッド、と決めてる人もちらほら。
ハイブリッド車というものをここまで普及させ、黙って乗せたらそれがハイブリッド車かどうかわからないところまで違和感を感じさせないように乗り味を数々の試行錯誤の上で熟成商品を作ったトヨタ。
う~んすばらしい。
極論を言うとハイブリッドならトヨタ、かもしれません。
他社もいろいろハイブリッドという単語を使ってカタログを作りたいが為ラインナップしてますが乗り味という点では追いつけてません。
余談ですが・・・・、
自動ブレーキに関してはトヨタはかなり遅れてます。
万能では無いのです。
各社その分野の研究をどれだけ重ねることが出来るかで優越つきます。
そんなこんなでちまたにハイブリッド車がてんこ盛りになってもう特殊な車では無くなってきました。
構造が特殊なのでハイブリッド車特有の整備というものがあり、われわれもそれに乗っかって、勉強して、対応していかねばなりませんのでいつまでも新しい技術の吸収は義務で有りついていくのが誇りでもあります。
ブレーキフルードの入替。
昔は助手にブレーキペダルを踏んでもらって入替などが定番でしたが、いまや診断機を繋いで「入替モード」を指示してから作業。
トヨタカムリ ハブリッド AVV50 平成23年式 走行32000㎞

フルードを入れる工具とか、回収する工具とかは新しいものは必要ないのです


診断機を繋いでスタートさせますが、最初から半分ぐらい写真撮影できずほぼ後半の終了手前のみですが・・・






なかなか慣れるまでドキドキで、ワンステップずつ怖々やってましたが、最近はちょっと慣れてきましたので作業が早くなってきました。
これ以外にも単にバッテリーを交換しただけでもリセット作業が必要な車が出てきてたり、5~6箇所初期化の必要なお車も・・・
勉強・勉強・勉強・知識・知識・知識・経験・経験・経験
自動修理屋さんは日々これの繰り返しですね(笑)
自動車修理に粗悪コピー部品を使うと・・・・
自動車修理用補修部品は、過去において「純正部品ルート」以外では手に入らなかったのですが、最近は髙価な部品ではあるけど、消耗品なので使用過程において交換が必要、という部品は「純正部品のコピー品」が出回るようになってきました。
しかし、メーカーの刻印の無いだけの「無印良品」ならいいのですが、安くて悪い粗悪品が出回ってまして、整備士がお客さんの「低価格修理してほしい」、のプレッシャーで少しでもコストを下げようとする心理につけ込んできます。
そして、つい「価格につられてつまみ食い」してしまうんですね。
その実態はゆる~く肌で感じてましたがダイアモンド社の記事にもしっかり載ってます。
中国製粗悪コピー品が日本の自動車部品市場を蝕む
http://diamond.jp/articles/-/94012/
同業さんから診断依頼されたスズキエブリイワゴン DA62W 距離16万㎞
エンジンオイルの管理不良からエンジン乗せ替えて、それから約10ヶ月、加速時とか登坂中にエンジンが失火を起こしてガクガクして加速しづらい、との話。
とりあえず自分でも試運転。
最初は調子よく走るので、「これはまた症状つかむのが辛いかも」など思いながら泉大津大橋を行ったり来たり。
汐見埠頭といい泉大津大橋といい埋め立て地は当社にとって最高のテストコースです(笑)
走行してるとだんだん失火がひどくなってきましたので「あ~これは明らかにガソリンが完全に燃えてない」というのは直感でわかりました。
エンジンが高温になるとより顕著になります。
帰ってきてまずは点火系統を見て見ようとカバーを外したら
でました~
うわさのコピー品がでんと構えてました

これはイグニッションコイルと言って、点火プラグに火花を発生させる装置で、これがへたるとガソリンに点火できなくなります。
加速不良の時は入庫時に当然のことながらご同業に
「プラグは交換してる?」
「イグニッションコイルは交換してる?」
と言う問診をしてまして、どちらも
「最近交換した」
とのお返事を頂いてました。
が、これはかなり有名な粗悪品(笑)
「いろんなコピー品はあるけどイグニッションコイルは使たらあかんよなあ~」
が見識のある修理屋さんでは通説になりつつあります。
見た目は全然大丈夫な上、新しいだけあってまだまだ光ってます。
交換して10ヶ月で壊れました、というかもとから所定の性能が出てなかったん??


でも見た目、中身の構造も見た目のコピー、だけでは当然のことながら所定の性能や寿命を維持できるはずありません。
典型的なイグニッションコイルのコピー品です。(但し価格は約1/6)
イグニッションコイルテスターを当てると2番シリンダーのコイルが、出力が変動してまともに働いてません。
泉大津大橋を越えたところで道ばたに止まって、中古車からテスト用に予備にとってあった「純正の中古品」に差し替えるとエブリイは何事も無かったかのように坂道を登っていきます。
帰ってからその診断を確実にする裏付けのためにもプラグの摩耗と圧縮圧力とチェック
距離相応の圧力とばらつきですね。

ある意味「一番ベタベタな基本的故障原因」が現れたようです。
それも新品部品不良というおまけ付き。
というわけでご同業にイグニッションコイルは信頼できる商品を選ばないとお客さんからの信頼なくすよ・・・
とアドバイスして車はお返ししました。
後日談ではイグニッションコイルを買った業者さんが「新品送るからもう一回使ってくれ」と泣きつかれて同じものを代品としておくってもらい取り付けて納車したとのことで、「大丈夫か?」と思っています(笑)
予算に制限や他社との見積などで競争があるのなら純正じゃなくてもせめて
日本の会社のNGKのイグニッションコイル
を選択するのが無難かもと思ってます。
最近思うのは、
この先もっとコピー品は増えていくでしょうし、品質も上がっていくのでしょうがいまは過度期ですね。
ただ「純正じゃ無い優良部品」を使っての修理は外国では既に普通の作業になっています。
リーズナブルな修理を提案するにあたって、
使っていいコピー品と使ってはいけなコピー品を見極めて、お客さんに提案する
のが整備士、また、そのお店の技量、のひとつになっていくのではと思っています。
そりゃ予算が許せば純正部品を使うのが一番ですが・・・・(笑)
安いけど使っていい部品を知ってる、が売れる整備士になっていくかも。
595-0063
大阪府泉大津市本町5-23
二葉モータース
TEL 0725-32-1741
ホームページはこちら
トヨタパッソの車検 ブログのご愛読者から車検入庫いただきました
トヨタパッソ KGC10 平成19年 走行27000㎞
メールにてお問い合わせでご来店いただきました。

ご要望をお伺いし、かなりメンテにはご理解のあるお客様である程度は自分でする、とのご要望と、当店にお任せいただく内容の打ち合わせをさせていただき着工しました。
当店のことはずっとブログ見てましたとのうれしいお言葉
ご希望にお応えすべく張り切ってまいりませう~!!
整備する順序はいろいろあると思いますが、自分はいつの頃覚えたのか、親父・過去に在籍した従業員・他工場の整備してるひと、などなど思い出しますが、正直思い出せません。
すべて「見習った」という方がいいかも。
あまり口頭で「ああしろ、こうしろ」と習った覚えは無く、全ては自分の興味から覚えていったのかなあ?
と言うわけで自分の手順はブレーキから


目視から入って、基本は清掃。
清掃の中に不具合発見の手順ありという感じ。
あと信念として
次に分解するのも自分
というわけでハメ合わせとかのサビは取り除きます。
分解の時にさび付いて大変なことになるとなんか情けなくなる性格なので、
次には絶対、苦労せず楽して分解してやる
と言う思いですね(笑)
後のブレーキ




そしてモリブデンで乾燥潤滑

きれいにお化粧です

前ブレーキ
表面の硬化した部分を一皮むいておくと効きが復活、と信じてる


あとこのブレーキパッドサポート
グリス塗る人もいますがどう考えてもブレーキの粉でどろどろになるので自分は乾燥潤滑にこだわってます。
前回の整備はグリス有りだった模様

油脂分はきれいに落として

モリブデン加工

ここの滑りを確保するだけでも絶対ブレーキは効く、と信じてます
そしてブレーキパッドとパッドシムの間のグリスを打ち替え。
ワコーズ社製の専用グリスを使ってます。
耐熱性から来る寿命の長さがいいので愛用してます。(かなり髙価~)


一番外にはグリスは塗らない派です。
理由はパッドサポートと同じ。

ローターの接合部も必ず一度錆びて固着してる部分を外してすきまに潤滑剤


ブレーキキャリパーのスライドピンへの注油も欠かしません。
大阪では凍結防止剤などまかないのでピンが固着してる車は少ないですが、これも必須。

ブレーキフルード入替


そしてエアコンガスリフレッシュ。
デンゲン社製エコマックスジュニアⅡで規定量にバッチリ合わします。


吹き出し温度も計測
この日の外気温は28.3度
作業前のエアコン吹き出し温度は12.9度です。
エアコンガスを一旦回収して重さを量り、リフレッシュしたガスと新しいガスを追加して規定量充填。
全て「重さ」で管理するのがいまのエアコン整備です。
小排気量車であればあるほどエアコンがオンの時のパワーダウンが顕著になります。
それを防ぎ、なおかつ冷房能力を高める
ニューテック社製
コンプブースト NC-200
軽自動車には特にオススメです!

NC-200を新ガスと同時に充填出来るのもエコマックスジュニアⅡのいいところです。
回収ガス量は160gだったので規定量の約半分しかガスが無かったことになります。
これで300gきっちり入りました。

施工後の吹き出し温度は9.1度になりました。
作業してる自分もうれしくなりますね(笑)

和泉市からお越しのNさま作業内容のご報告を兼ねてブログをアップしました。
引き続きブログのご愛読&お車のお世話はお任せ下さい。
当店を選んでいただきありがとうございました。
パソコンがご縁の車検入庫です
自分はパソコンの組立とかが趣味で、過去に壊れたハードディスクの復旧をお手伝いしたご縁で車検入庫して頂きました。
いろんな方面でお付き合いは大事ですね
トヨタ ランドクルーザープラド TRJ120W 平成21年5月登録 約7万㎞
小型車のお客さんが多いうちとしては久々のでかい車です。

ブレーキの前と後
残量はばっちり!あとで清掃しておきました。


ブレーキフルードの入替


本来の透明なフルードに入れ替わりましたよ

時々、雪山のレジャーに行かれるというユーザーさんですので足回りは凍結防止剤でサビ多め
ホイルとの接合面がサビでふくれて、アルミホイルが食いついていました。
こう言うところをちょっと一手間掛けてきれいにしておくと次回の車検の時も「ホイルが外れない」てなトラブルから逃避できます。
基本は「次も自分が分解する」という気持ちひとつで整備が確実なものになると信じてます。



エンジン用のエアフィルターを交換。
いつもながら落ち葉がどのようにここまではいるのかを想像してしまいます。
すごい偶然のなせる技だと思うのですが・・・

エアコン用のフィルターも定期交換
車検ごとの交換が快適な車内を確保してくれますよ


最近合格しにくくなったヘッドライトの光軸調整
ほんとに気を遣って合わしますが時々不合格を頂く。
そのたびに「うちのせいでは無く車検場のテスターの曖昧さが原因」と悲しくなります。


そしてこれからシーズンを迎えるエアコンのための、エアコンガスリフレッシュ!
一旦エアコンガスを全て回収して精密はかりで重量計算。
規定量と比較して足らない分を追加してぴったりの充填量に合わしして注入。
いままでみたいに圧力計では測れない「重量管理」がまず基本です
ちゃんとランドクルーザープラドは「600g」と規定量が明記されていますので「重さ」で管理。
これいまの標準ですよ。
スタンド、へたしたらディーラーでも導入してないんです。

デンゲン社製 エコマックスジュニアⅡ。
これが全ての重量管理をしてくれます。
車検時で無く普段でもエアコン使う季節になったらぜひどうぞ!

規定量にきっちり合わして注入したら教科書通りの圧力になりました。

高石市のW様 ご入庫ありがとうございました。
パソコンサポートも引き続きお世話していきますよ~
車もパソコンもいろんなこと、ご遠慮なくご相談下さいね!
和泉市からの車検ご入庫してもらえました
ダイハツムーブ LA100S 平成23年 走行約5万㎞
ふるさとを離れて和泉市でお仕事をされてて、車検工場をネットで探してた当店を見つけて頂きご入庫頂きました。
お客様と一緒に現車を見ながら整備箇所のご提案とご予算との兼ね合いを相談して整備内容を決定。
その場で入庫決定してもらいました。
お客さんはご自分のお車の「おなか」を見ることはほとんど無いでしょうから当店では
「良かったら下から愛車を見ませんか?」
とお誘いします。
ほとんどのお客さんは
「へ~こうなってるのか」
「初めて見た」
と喜ばれます。
自分の命を預けてるお車ですから
「たまには下から見上げてあげてくださいね」
などとワイワイ受け入れ診断をしてるお店です。
さて整備内容も決まり作業を開始しました。
車検整備の内容説明も兼ねてアップしておきます。
まずは前のブレーキ


こういう見えないところの油ぎれがブレーキの変な減り方を助長するのできっちり給油

後のブレーキの点検
ドラムと呼ばれる一番外側の部品を外し内部点検

中にたまった摩耗粉をきれいに清掃

ブレーキシューの残量を計ります

ホイルとの密着面のサビをきれいにして「振れ」を防止
取り付けねじ面にモリブデン潤滑加工を施して今後のネジの固着を防ぎます

最後は錆止め塗装でお化粧しておきます

ブレーキの点検清掃が終わるとブレーキフルードを入れ替えます

新しいフルードを入れながら古いフルードを押し出していきます

古いフルードを回収
これを4輪全部に行います。

新しいフルードは透明です。
使用過程でだんだん茶色く不透明になっていきます。


エンジンが吸う空気用のフィルター。
5万㎞使うとこうなります。
新旧並べると差は歴然

室内にあるエアコン吸気口のフィルター


エアコンガスリフレッシュも受注させて頂きました。
ガスの量が規定量の75%に減っていました。
使用5年であれば平均的な減少率です。
一旦回収したガスをクリーニングして足らなかったガス量を加えてきっちりと充填。
これで今年の夏はバッチリエアコンの能力をフルに使えます。

和泉市からお越しのM様
お車をお渡しするときに概略はおご説明しましたが車検内容はこういう作業でした。
内容を再確認にこの記事を参考になさってください。
数ある自動車整備工場の中から「泉大津近隣の車検なら二葉モータース」をお選び頂きありがとうございました。
末永いお付き合いできることを祈っております。
空気系のフィルター
4月に入り車検ラッシュも一区切り
一番うれしいのは車検場が空くことです。
車検を受けるための待ち時間が減ると効率が良くなります。
さて今回は空気を清浄するフィルターについてのお話し
スズキキャリイ DA16T 平成26年式 走行2万㎞
初めての車検ですね。

いろいろ消耗品を点検する中で今回は空気系のフィルターについてのうんちく
自動車の消耗品のうちで、空気をきれいにするフィルターは代表的なモノでエンジンが吸う空気用のフィルターとエアコン用のフィルターの二つがあります。
メーカーの基準で言うとエンジン用のフィルターは4~5万キロで交換。
エアコン用のフィルターは車検ごともしくは1万㎞で交換というおおよその目安があります。
けれども自動車の使われ方というのは人それぞれ、業種それぞれそんな一律な基準では計りきれないほど千差万別です。
その使われ方を加味して部品の交換時期をチョイスするのも我々プロの判断です。
このキャリイは建築現場などで活躍するためのお車です。
そうなると舗装されてない現場などに入っていくわけでこれだけでももう基準の度台は変わります。
エンジン用のフィルターはたった2万㎞でこんな感じ

エンジンが空気を吸いにくくなると燃費の悪化(鼻づまりはしんどいですよね)やガソリンの燃焼が悪くなって排気ガスが汚れます。
エアコン用のフィルター

暑い夏に職人さんが作業してすぐに車のるとたぶんエアコンの風量は最大。
汗をひかすためにずっとその状態で室内を冷やそうとするでしょう。
そうなればフィルターを通過する空気量が多くなる上に現場の砂塵が室内で舞うでしょう。
使われ方を想像しておおよそ予想を立てて、経験からその車の部品交換の計画を立てるのも我々の仕事の一部なんですよね。
時々その予想が外れるときがあります。
それはそのお車の使われ方が変化したとき。
あわてますよね・・・
キューブの車検をネットから新規入庫いただきました
ニッサン キューブ BZ11 平成15年2月 走行75,000㎞
ネットから検索して頂いてお見積の上作業箇所相談の上着工です。
お客様のご希望はまだまだ末永く乗りたいのでそれを踏まえて作業してくださいと言うことです。
お車にあまり詳しくないというお客様のために作業内容の報告のアップです。
うちの作業方針やら作業の仕方など兼ねてます・・・
ではレッツゴー

最近「ルーティン」という言葉が流行ってますが、車検作業にも整備士それぞれルーティンがあります。
工場ごとにも違うみたいでそれこそ”お店伝統”の作業手順があるんですね。
自分はまず足回りから
リヤブレーキの点検

キューブはブレーキドラム分解にはセンターボルトを緩めるタイプ



きれいさっぱり清掃
各部注油をし残量チェック


ブレーキシューとドラムのすきまをきっちり調整して組立。
本来ルやブレーキのすきまは自動調整となっていますが、機械任せではすきまは多すぎ。
やっぱりきっちり人間様のさじ加減で際どく責めます(笑)
この調整だけでブレーキの効き味が変わります
そして組立後お化粧

フロントブレーキの点検
まずはキャリパー分解




残量チェックしたら組立、と言う工場は多いです。
特に昨今の1日車検とかはキャリパーを外さず残量チェックだけ,とも聞きます。
まあ会社の効率重視の方針を言われたらサラリーマンは従うしかないですよね。
うちはそれでは「自分が納得できない」のでルーティンを推し進めます。
こだわりを持って作業できるのが中小零細の特典かも。
ディーラーやら大手の用品販売店やらスピード車検を看板に上げてるお店の少し志のある整備士に同情します。
ブレーキ異音防止のクッション材としてのパッドグリースの打ち直し



このシムに塗るグリース。
寿命が長く耐熱性に優れるので髙価ですがこれを使ってます。
ほんと高い・・・・(笑)


あくまでも異音防止のシムとパッドのすきまだけ打ち直し。
外側には塗らないタイプの整備士です。
このあたりは整備士それぞれですね。
ブレーキパッドを支えるサポートの清掃。
ここの動きで効き味が変わります。
あんまりこだわってる人知りません。

そしてきれいにしたら高級モリブデン潤滑剤でコーティング
普通のグリスではブレーキの摩耗粉が混じってこてこてになってしまうのが嫌で材料代は高いですがこの方法で加工します。

もちろんパッド側の接触部分もコーティング


キャリパースライドピンの清掃と点検と給油
ここら辺は丁寧な整備士さんなら確実に見てますよね


組み立てる前にブレーキピストンを押し戻します。
この手触りが点検の一種です。
延びたまま組み立てるとピストン固着を見逃します。

そして組立


ブレーキローターのこの接合部分。
錆びるとローター交換の時に大変な手間が発生します。
自分は車検の時には必ず外して乾燥潤滑剤を塗布。
将来のローター交換の時に自分が楽できるため(笑)
整備士がたくさん居ると次の同じ車の整備担当になるかどうかわからない大手の工場。
ところがうちは次も必ず自分がこの車を触る。
この思いだけですね。
この一手間がアイラブミー(笑)


ブレーキフルードの入れ替え
新油を補給しながら古いフルードを回収


今回はタイヤも新調。
8年使ったタイヤはひび割れでぼろぼろでした。
そうなると溝があっても表面が硬化したタイヤでは雨の日はつるつるにすべります
賢明な選択だったと思います。

エンジンオイル交換
普通にドレンボルトからオイルを抜きます。

ここでこの一手間。
ドレンボルトから抜くだけでは抜けきらないオイルを自分で作った工具で吸引



0.5リットル残ってました!
このエンジン全量で3.5リットル。
普通に抜いただけならこれだけ古いオイルが残ったままです。
その比率15%
つまりは85%しか交換できていないと言うことです。

自分がすっきりするためにこの一手間かけます
エンジン用のエアフィルターを替えようとケースを開けると驚きの発見
中からクリップの破片が。

ははーん、これは吸気ダクトを留めるためのクリップが風化して割れて外れた時にそのまま吸い込まれたのか、と気付きました。


これはちょっと構造上問題ありかも。
まあそのためのエアーフィルターなんですけどね・・・
エアフィルターの新旧

そしてエアコンフィルターの交換。
ニッサンのノート、キューブ、ティーダ当たりはみんな同じ構造でフィルターまでたどり着く道のりが遠い





ヘッドライトが暗いとご相談を受けました。
変に真っ白いヘッドライト球はむしろ雨に日には見にくい。
HID球に交換しても昨年のヘッドライト基準の改正で車検合格が厳しくなりました。
特に40歳半ば以上になるとそんな「白くて明るい」球を入れても効果ありません。
(自分の目で経験済み)
「ちょっと明るいヘッドライト球」が一番よく見えます
いろいろ試してたぶんこれが一番コストパフォーマンスに優れた「明暗反応が劣ってきた老眼の人向けのヘッドライト球」
一度お試しください
ヘッドライトの表面磨きとセットで御用意してますのでお問い合わせください。


ヘッドライト球を替えたらコネクターにはこれを塗布
次の交換がめっちゃ楽に抜き差しできます。
これも次の交換も自分がするので楽するため(笑)

ヘッドライト表面のフォーアフター


ヘッドライト光軸調整
下向きで確実に合わします。
上向きでも合格するという暫定ルールはありますが何かごまかしてるような気がして納得できないのでこれもこだわり。



そしてデンゲン社のエコマックスジュニアⅡを使ってエアコンガスリフレッシュを施工
エアコンガスの量は「重量管理」
つまりは重さで規定されてるので圧力計では適正値は判断できません。
重さを量るには一旦全量回収して現在お車に残ってる量を計らないと答えは出ません。
回収して、不足分を足して、規定量に合わす
これらを全自動でやってくれる優れもののマシンです。

結果は規定量440グラム、回収できた量が330グラム、追加が110グラム。
きっちりグラム単位で規定量に合わすことが出来ます。
故障でなくてもエアコンのガスは経年で少し実漏れていきます。
構造上仕方ないところです。
キューブは75%しか残ってなかったと言うことですね。
きっちり規定量が入ったのでこれで今年の夏は安心です!

という感じでご報告を兼ねたブログをアップしました。
泉大津からお越しのY様。
今後とも末長お付き合い出来ることを願っております。





