泉大津近辺でカーエアコンサービスステーションDUALPRO導入店お探しの方へ

もうそろそろ車のエアコンが活躍する季節です。
こういう時期になるとうちのお店のホームページのアクセス数が増えるんです。
ほんとに平均気温のグラフとほぼ同じ形でびっくりします。
というのも以前から当店は「エアコンガス規定量充填サービス」をとても大事にしてきてて、ホームページで施工例をたくさん上げてるのでググったときに近くのお店と言うことで引っかかるんでしょうね。
そしてページを見てもらえるというわけです。
以前からの機器もよく働いてくれたんです。
どんな機器だったかというと
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カーエアコン整備機器の名門 デンゲン製
そこが開発した
エコマックスジュニアⅡ
++全自動でエアコンガスを回収して再生して充填する装置++

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けど自動車の進化に伴って対応できない車も増えてきました。
たとえば
・ 電動コンプレッサーを使ったハイブリッド車
・ 最近出てきたあたらしい1234yfというガスを使ったエンジン車
・ 1234yfガスで電動コンプレッサーを使ったハイブリッド車
はだめだったんです。
でも対応できない車を見ると今後主流になっていく車ばかりなんですよね。
それが歯がゆくて思い切ってスナップオン社製
カーエアコンサービスステーションDUALPro
PSPPSDUALPRO
を導入しました。

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エコマックスジュニアと同じように車のエアコンから一旦ガスを回収して不足分を足して設計通りの量をきっちり量って車に充填する機器には違いはないんですがこのデュアルプロの特徴は
134aと1234yfという2種類のガスに対応してる
電動コンプレッサーを使った車に対応してる

これを網羅することで今走ってる自動車のほぼ全てに対応できます。
あともっと特筆すべき所は
【売ってるフロンガスより純度の高いガスを精製する装置を内蔵してる】
ということです。

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これにより回収したガスに含まれるエアコン配管内の異物や水分などを除去しながら純度の高いガスをメーカーの設計通りの規定量を充填することができるんです。
また販売されてるガスは純度99.7%以上と規定されています。
これを機器内で精製することで99.99%のフロンガスを作り出して車に充填するのでエアコンの性能をより一層上げることができます。
なので以前より提供させていただいてた作業をより一層緻密にご提供できるようになりました。
この暑い大阪でエアコンの効きがいまいちやなあ、と思いながら運転するのはほぼ拷問です(笑)
精神衛生上良くないですからあれっと思ったらぜひご相談ください。
機械的にエアコン壊れてるのはそれなりの対応が必要ですがその故障診断にもまず「ガスが設計通りの量があるか」がまずはスタートですからね。
動作などは続きをまたアップします。 後半へ続く・・・
後半はこちら

スズキ ワゴンR ラパン きっちりとしたブレーキパッドの交換方法 ローター研磨

自動車整備工場あるあるの1つに「同じような症例とか整備事例が続く」というものがあります。
全く別の場所で、別のオーナさんが、別の使われ方をしてるにもかかわらず、同じようなタイミングで同じような不具合で入庫するわけです。
オカルトチックに「誰かがコントロールしてる」と感じざるを得ないときがあります(笑)
間髪入れずに入庫したワゴンRとラパン。
どちらも
「あとわずかでブレーキパッド使い切る」
いいタイミングでの入庫でした。
もう少し遅かったら余計な部品代が掛かって「ざんね~ん」と言う状態でした。
どっちもお客さんは不具合を感じることなく車検と12ヶ月点検で入庫。
作業してるこちらはメーカーも同じと言うこともあって部品の形も含め「風景一緒やなあ」と思いながらの整備でした。
ワゴンR MH23S 平成23年式 走行18万㎞
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新旧比較
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普通のブレーキ整備ならブレーキパッドを交換して終了、てなもんですが自分はブレーキディスクの傷みも気になります。
今までなら専門業者に外注してブレーキディスクを修正してもらって・・・という手順だったのでどうしても時間的に遠回りが必要でそうなると急ぎの仕事なら「残念ながら省略」ということがあって悔しく思っていました。
そんな折ディスクローターを自社で修正できる工具をゲットできたので思ったときに自社内で修正できるようになり、質の良いお仕事を提供できるようになりました。
ブレーキパッドのように目に見えて摩耗するわけでないですが、表面がでこぼこに、レコード盤(死語)のような線傷、そして厚いところと薄いところができて均一な状態ではなくなってます。
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それを専用の工具で均一に削ります。
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これでブレーキパッドとブレーキローターが100%なじみ始めるので設計通りの制動力が得られるようになります。
大阪は凍結防止剤などの塩害の影響はほぼありませんがやはり使われ方によってはブレーキローターに錆が発生するので耐熱塗料でお化粧しておきます。
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全てを組み立てて完成
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続いてラパン HE22S 平成26年式 走行6万㎞
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これも見事に使い切る寸前
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ブレーキディスク表側
見た目は正常
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でも裏側は外周から錆が侵食してきててブレーキパッドの接触面積(接触幅)が減ってます。
こうなると止まる力が減ってしまってます。
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同じようにディスクを研磨修正
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ディスクの摩耗限度は10.00㎜
研磨修正終わった段階でまだ残量は確保できています。
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うちではディスクブレーキの整備をするときはブレーキのピストンを脱落寸前まで押し出して錆の確認と滑りをよくするため清掃と注油を施します。
これをするだけで足で踏んだ力が100%ブレーキパッドに伝わってブレーキの効きとして反応します。
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写真はありませんがスライドピンへの注油、パッドサポートの磨きなども必ず行います。
そして各パーツの整備が終わったら組み付け
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スズキはブレーキ廻り消耗部品、このあたりのお車はほぼ全車種使い回しの共通部品です。
コストダウンするために部品をできる限り使い回すんですね。
その車種だけの部品とすると製造コストが上がりますからね。
軽自動車は庶民の車、というスズキの方針がよく見える部分です。
なお当店ではスズキ車のフロントブレーキパッドは純正品を使います。
パッドに付属する異音止めのプレートがセットされてるのでその部分も同時にリフレッシュできます。
メーカのわからないようなパッドも格安で販売されていますがせっかく整備するのですからきれいさっぱり消耗部品とすべての構成部品を交換したほうが結果的にリーズナブルな部品価格だからです。
それにしても写真を眺めてると誰のどの車の写真やったかなと思うぐらい同じ風景、同じ痛み方の整備でした。

G/Wのお休み予定

令和4年のゴールデンウィークの営業は以下の通りです。
5月6日(金)より通常営業します。
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キャリイのエアコンが効かない エアコンスイッチの分解修理の仕方

DA63Tあたりのキャリイはエアコンのブロアファンスイッチ、つまりは風量を調整するスイッチが調子悪くなって風が出ない、エアコンのスイッチは押し込まれてるのにエアコンランプが点かない、などなどの症状が出ます。
エブリイを含めたりすると「風が出ない」となるとファンモーターという原因も考えられるのでそのあたりの診断は必要です。
とはいえどっちにしても我々がお客さんから連絡ををもらう段階では

「エアコンが効かない」

という連絡をもらいます。

現車を見たら「冷やすとか言う以前に風が出ない」ですよね~というオチが付いたりします。

このケースでのエアコンランプが点かないのはファンスイッチが働いてないのでコンプレッサーをまわすとか言う以前の段階でこけてるのでランプが点かないんです。
診断は取りあえず乱暴にエアコンファンスイッチをガチャガチャ動かす(笑)

というわけでこのキャリイも平成18年式です。
でも走行距離は18000㎞。

こんな条件でもエアコンスイッチが不良になるので経年劣化の一言では片付けられない事象ではありますが、自動車はいっぱいの部品が組み合わさってるわけですから完璧な商品というものはこの世に存在しません。

まあこんなこともあるわな、と修理します。

一番簡単なのはスイッチの交換です。
以上おわり・・・・

なのですけれど割と症例のある故障でネット上でも過去に見たことあったので分解修理ができることは知ってましたから修理を選択。
ちょっと器用な人なら素人さんでもDIYも可能でしょう。

普通のプラスドライバーと短いプラスドライバーがあればスイッチを外すところまではいけます。

後述しますがこの故障の原因はスイッチの接点グリスということなのでそこは別途購入が必要かも。

この形のエアコンパネルのキャリイです
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パネルの周りとか下段のラジオなど分解。
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コネクターが2個接続されているのが今回のターゲットのスイッチ。
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スイッチ自体はビス一本で止まってるだけなのでビスを取るとスイッチは外れます。
外れると言ってもちょっとコツが要りますね。
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スイッチがパネルから外れたらコネクターを外してスイッチ単体にします。
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スイッチの下側の台形型のパネルを外します。
はめ込まれてるだけなので細いマイナスドライバーなどでこじると外れます。
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レバーを止めてるネジを外すと、レバーと動く側の接点が外れます。
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この動く側の接点を見た段階で「ひどい色」と思いました。
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本体側の接点も同じような色。
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変色したグリスをせっせと拭き取ります。
パーツクリーナーが役に立ちます。
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いろんな情報をまとめると、この最初に塗られてるグリスは白色で通常の接点グリスとのこと。
これが接点に発生した緑青(銅が変質してできる一種の錆)と混じってこんな色になり、この緑青の混じったグリスが悪さをして接点と接点の間で電気が流れなくなりスイッチ不良になるとのことです。
そのためこのグリスを除去して、接点を磨き、ちゃんとした接点グリスを塗り直すとスイッチは復活するので部品交換の必要ななくなる、とのストーリです。

今回は接点グリスとしてトヨタ部品共販経由で仕入れた日本バーズ社製のコネクタールーブを使うことにしました。
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ラジコンで遊んで時のタミヤの接点グリスなども使いました。
少量でいいならこっちの方がリーズナブルかもしれません。

本来はヘッドライトコネクターなどに部分に塗って防水と抜き差しするときの滑りの良さを確保するためのものでグリス自体に導電性を持たせてあるというものです。
H4タイプのヘッドライト球のコネクターやキツキツでなかなか抜けないパワーウィンドウスイッチのコネクターなどにあらかじめ塗っておくと後日簡単に抜けるのでうちに入庫したお車には気がついたときには塗るようにしてます。

接点を磨き、グリスを塗って、レバーを取り付けた状態。
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この後は来た道を戻り元通りに組み立てたら完成。
最初はかろうじて2速だけ、それもガチャガチャやってやっと廻っていた室内ファンもちゃんと1~3速で調整できるようになり確実のエアコンランプも光るようになりました。
もうすぐ暖かい日がやってくるので先回りできて良かったです。
暑くなってから風が出なかったらイライラして事故の原因にもなりかねませんからね~

スズキ アルト ワゴンR スペーシアなどのフロントブレーキキャリパーオーバーホール作業

現車は日産ピノ つまりはスズキのアルトです。
平成19年式 走行65000㎞。
車検で入庫ですが以前からオーナーさんが整備時にはフロントブレーキのオーバーホールを希望されていたので作業しました。
1年前にフロントバッド交換とローター研磨は終えているので今回は割愛。
それ以外の消耗品に手を入れていきます。
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キャリパー取り付けボルトを2本緩めたら(このときは取りはずない)ブレーキホースとキャリパーとつないでるバンジョーボルト(ユニオンボルト)と呼ばれるボルトを外してホースを分離。
外すとブレーキフルードが垂れ落ちるので洗濯ばさみ式のフルード止めで垂れ落ちを回避。
外す前にブリーダーを緩めながらブレーキペダルを目一杯踏み込んで木材などでそのまま固定する方法でもOK。
但し作業中ブレーキランプは光ったままなのでそれに対する手当は必要かも。
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ホースが外れたらブレーキキャリパーを外してオーバーホール作業へ。
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まずピストンを抜くためにボルト穴からゆっくりエアガンでエアーを吹き込みます。
ピストン側にはウエストか段ボールとかゴム板などを用意してピストンに傷がつかないように。
なおかつエアーの入り具合でピストンが大砲の弾のように押し出されてきますから指を挟まないようにしないと危険です。
できるだゆっくり・・・
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抜けたピストン。
キャリパーシールが接してるところは黒いはちまきが。
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ピストンが抜けたブレーキキャリパー
摩耗したシールゴムとブレーキフルードが混じり合った状態です。
これ見たら2年に1回ぐらいはブレーキフルードを交換した方がいいに決まってる、と断言できます。
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シールゴム類を外していきます。
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この一本の輪ゴムでブレーキフルードが外に出てこないわけでディスクブレーキを設計した人はすごいなと感心します。
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キャリパーをきれいに清掃して組立開始。
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スズキはシールとピストンのセット部品を注文してもシールだけを注文してもさほど金額に差が無いので、うちではピストンごと替えます。
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組立方は整備士それぞれ自分のやり方を持ってますが自分はエアを吹き込むこの方法。
内部のシールリングをセット。そしてダストブーツをキャリパーにセット。
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ピストンをダストブールの上に置く
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ピストンを押さえながらフルードの穴よりエアを吹き込む。
するとアーラ不思議(笑)ダストブーツが膨らんでピストンに巻き付きます。
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そのままピストンを押し込んだらセット完了。
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この方式を始めた頃はなかなかコツがつかめませんでしたが一旦習得すると一番短時間で作業できます。
ま、人それぞれ慣れた自分のやり方が一番早いとは思いますが・・・
ピストンが入ったらなめらかに出たり入ったりするかのテストをして(これは結構重要)キャリパーは完成。
あとはせっかくオーバーホールしたのでパッドスプリングなども新調。
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スライドピンブーツも新品に。
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ブレーキパッドをセットしてオーバーホールしたキャリパーを取付。
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ブレーキホースを取付。
このとき2枚のガスケットは必ず新品にしましょう。
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ホースが繋がったらこぼれたブレーキフルードをクリーナーで洗い流して完成。
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これをもう片方も同じ工程を繰り返してフロントブレーキキャリパーオーバーホール作業は終了。
最後は配管内のエア抜きを兼ねてブレーキフルード交換まで。
実際の整備作業はこれ以外にもちろん後のブレーキメンテも。
そして補機類を駆動するベルトなども交換しました。
それ以外の消耗品類はオーナーさんが自己管理されているので当店ではここまで。
予防整備を兼ねた作業を重ねられているピノ(アルト)はほんとに快調です。
これでこそ自動車整備の見本のようなお車です。
お手伝いさせていただいてる当店も気持ちよく納車できます。
日本中の自動車がこう言う整備で快適に走って欲しいと常々願っています。

創業時のプレゼント品が70年超えて帰ってきた

うちのお店の創業は紙に書いた記録などはなくて伝え聞いたところによると昭和24年。
西暦で1949年の3月らしい。
創業時は旧26号線沿い、いまのNTTに泉大津基地局のある場所近辺だったらしい。
その創業したときあたりはお店の場所を告知するのはこういう、俗に言う「ギフト品」にお店の情報を書いて配るのが定番だったんでしょう。
いまならSNSで一発ですけど・・・・
その時配った温度計が70年過ぎてなんと「帰ってきた」
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というのもこの温度計があったのは自転車屋さんで「創業大正12年」と看板に書いてる自転車屋さんでした。
そこのご主人が亡くなってお店をたたむことになり、そこの娘さんが「いただいたものですがお返しします」と持ってきてくれたのでした。
じぶんも小学生の時初めて買ってもらった自転車以降の自転車メンテナンスはずっとこのお店でお世話になってきてて作業場にこの温度計があるのは知ってました。
最初に見つけたときは自分のお店の名前を他所で見ることが出来て喜んだ記憶があります。
初めて自転車をお世話になってから50年以上自転車屋さんは営業されていたんですけど残念な一報が入って寂しく感じました。
もちろん我が息子達もお世話になっていたんですから親父を含め3代にわたってお付き合いがあり、年を食っても元気なおっちゃんに「自分も自営業としてこうありたいなあ」と常々思ってました。
ふと温度計に目をやるとうちのお店の歴史も感じ取れてこれまた懐かしいというか、親父から聞いたこともない創業当時の状態が読み取れてこれまた身内ウケとしてうれしかったり。
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住所が違うし30番地という住居表示ではなく地番。
電話番号が「呼び出し」。
各種小型自動車修理販売。
各種軽2輪自動車修理販売。
軽2輪自動車と言うカテゴリーは今はないカテゴリー
2輪ではなく軽2輪??
でも温度計としては70年無事動いてる。
じっくり眺めていろいろ回想してしまいました。
自分が会社勤めをやめて二葉モータースに入社して32年目。
店主になって23年目。
自転車屋さんのおっちゃんの域には達してなくてまだまだやなあ、と思いながら明日もがんばろう。

スズキキャリイDA16Tのベルト交換

スズキキャリイ DA16T 平成25年 走行距離5万㎞
車検でご入庫。
距離はそこそこですが8年目なのでベルト交換。

16系キャリーからエンジンがR06Aに変わったのでベルト交換は17系のエブリイとだいたい一緒になりました。

まずはゴムのプロテクターを外します。
別に外さなくても作業はできますが6㎜のボルト3本なので手元が明るくなるので自分は外します。
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ベルトを覆ってるカバーを外すのですが配線とコネクターが2本通ってるのでまずはそれを処理。
青いコネクターを外して配線止め3箇所カバーから外します。
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そしてグレーのコネクターがカバーの真ん中あたりにあるのでこれも外します
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そして外した配線2本を右上の方にでも退避させときます。
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配線が外れたらカバーを止めてるナット2個とボルト一本外して時計回りに90度回転させて下に引き下げると外れます。
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見えてるのが水ポンプとオルタネーターをまわすベルト。
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16キャリイのエアコンベルトは調整が必要のないストレッチベルトです。
外すときは汎用の脱着工具で外れます。

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Lisle
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オルタネーターを回してるベルトの方はテンショナーの左側にアジャストボルトがあるのでテンショナーを左に動かせて緩めて取ります。
テンショナーの真ん中のナットを緩めて、アジャストボルトを右回転でねじ込む方に回すとアジャスターが左に動きます。
普通に右ネジです。
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外れたベルトと新旧比較
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このベルトは来た道を逆に戻って取り付けて張力を音波張力計で合わします。
アジャスターの真ん中のボルトは
「着座した位置から80°から100°緩めてアジャスターボルトで調整する」
とマニュアルに注意書きがあります。

2023年6月 追記
真ん中のボルトを締め付ける方法が新たに通達されてます。

手順① トルクレンチを用い、40N・mで締め付ける。
手順② 12角の工具(ソケットまたはレンチ)を用い、腕が垂直に近い状態でボルトにかける。
手順③ 工具に合わせ見やすい位置にマーキングをする。
手順④ ソケットまたはレンチをボルトから外し、1角分反時計回りに回転した位置でボルトにかける。
※12角の1角分は30°である。
手順⑤ マーキングの位置まで増し締めする。

つまりは40Nmで締め付けてあと30度角度締めということですね。

念のため張力計データーを書いときます。
音波式張力計U-507のインプットデータ
MASS:75.0
WIDTH:1.0
SPAN:274
ウォータポンプ/ジェネレータドライブベルトの張力
音波式張力計U-507使用時
新品時:650~750
再調整時:475~575

オルタネーターのベルトが付いたら次はエアコンのベルト。
取り付けるときに特殊工具が必要です。
どんな車でもそうですが取付にはその車種固有の工具を揃えた方が早く綺麗に確実に取り付けることができるので結局それの方がベルトを傷めたりしなくて楽に取り付けられると思ってます。
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この特殊工具はスズキの部品ルートで手に貼ります。
部品番号は 09991–07420 です。
そんなに高くないので揃えておいた方がいいと思います。

そしてカバーを取り付けてコネクタ2箇所、配線止めクリップ3箇所を復旧。
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これでベルト交換完了。

モコ MRワゴン セルボ ワゴンR オルタネーター交換の方法

今回作業したのは日産モコ 平成20年式 MG22S
スズキだとMRワゴンでMF22Sあたり。

セルボのHG21Sとかもだいたい一緒の構造ですがとにかくオルタネーターを摘出するのに単体では物理的に無理な構造になってます。

整備士さんによりそれぞれ方法は持って居られると思いますが自分はリヤマウント外しが一番近道かなと思います。
マフラーをずらさないで済むのでエキマニとフロントパイプのボルトを緩めなくていけます。

ちなみの当方の地域は雪は振らないので4WD車がどうなるのかはわかりません。

オルタネーター交換の方法はこんな感じです。

タイヤを外します。
この時点でオルタネーター交換なのにどんな作業するのかという感じですよね。
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どう見てもドライブシャフトを外さざるを得ないのが見えてきます。
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とりあえず上からオルタネーターのアジャスターあたりを緩めていきます。
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そして前後してますがバッテリーのマイナス端子を外しましょう。
オルタネーターの配線を外すのですから基本中の基本ですね。
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ドライブシャフトを抜くのであらかじめATFは抜きましょう。
ちなみのこのATはドレンボルトがないのでレベルゲージから「上抜きで抜き取る」のが床を汚さないですよ。
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オルタネーターとエンジンの結合を解いていきます。
支点のボルトを緩めますがフレームと当たって抜けないので、支点となってるアルミブロックも3本のボルトを外さないといけません。

外れたら支点のボルトを抜いて、バールでアルミブロックとオルタを分離ですね。
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このとき使うバールは先端の角度が調整できるプライバーという工具が何かと便利

とりあえずオルタネーターをそこらに載せておいて(笑)ドライブシャフトをミッションから抜く準備。

足回りのナックルをずらしてシャフトを抜きます。
事前にATFを抜いてるのでミッションからはこぼれてこないはずです。
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ナックルを外すときは磁石式のキャンバーゲージを取り付けておくと最後に組み立てて復旧させるときに元のキャンバーに戻せるのでアライメントのずれを抑えることができます。

そしたらリヤのマウントステーを外します。
エンジンを下から支えないとエンジン落ちてきます(当たり前)

フレーム側にマウント本体は残しておいてマウントステーだけを外した方がいいでしょう。
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ボルトを7本外したら待望のステー分離ができます。
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このステーが外れたらいとも簡単にオルタネーターの抜け道が完成して難なく摘出完了。
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今回もリビルト品のオルタネーターを使います。
当店では信頼の置ける日産部品販売ルートの「グリーンパーツシリーズ」を使っています。

星の数ほどあるリビルト屋さんから迷いながら発注するよりメーカールートの信頼性と不具合が起こったときの窓口一本化のためです。
価格は高めですがやり直すリスクやお客さんへの信頼確保には失敗できませんからね。

リビルト品の不良による二度手間の作業はほんとに泣きたくなります。

取りあえず新旧そろい踏みで記念撮影
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あとは来た道を元に戻って作業完了。

そしてモコは通勤のため待ちわびるユーザーさんの元へ帰って行きました。
末永くはたらいてね~

ラパン K6A+CVTタイプのフルード交換

スズキ ラパン HE22S 平成22年式 走行115000㎞
ブログを見てご新規で来店されました。
エンジン始動時に助手席側でうねり音が聞こえるのでCVTフルードを交換したら少しは低減されるのでは、と言う期待と、中古車で購入されたのでご自分で維持管理を開始するに当たり消耗品をリセットしたいというご希望もあるとのことで着工です。
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このラパンはスズキがK6Aエンジン+CVTという組み合わせで短い期間で採用されていたレアなCVTミッションです。
スズキがオートマチックミッションから無段変速機に移行する過度期のお車です。
(いまはR06AエンジンとCVTの組み合わせが主流です)
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オイルパンの清掃もご希望だったので外して内部を清掃します。
このミッションはオイルパンが液体パッキン(液体ガスケット)で取り付けられているのでネジを外しただけでは分離せず、ガスケットを切り離したりショックを与えたりして外さないといけません。
なので専用のカッターを打ち込んで分離していきます。
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無事外れました。
液体式ガスケットはめんどくさ~い(笑)
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ストレーナーも外しました。
このタイプのCVTはこのストレーナーがどの車と共用されてるのか情報が入手できなかったので交換ではなく清掃して取り付けることにしました。
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液体パッキンを使った部品の修理の一大イベントは古いパッキンをどのようにして取り除くかにつきます。
時間も掛かりますし、中途半端な清掃では取り付けたあとに液体類が簡単に漏れてくるので【早く・きれいに】をモットーに作業しないといけないですね。
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清掃に仕方は整備士それぞれでみんなそれなりのやり方というを持っています。
自分はカッターやササッパーを使ってあらかた取り除いて真鍮製の回転ブラシを電動ドライバーに取り付けて取り除く方法をやってます。
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まあこれくらいにいといたろ(笑)
と言う段階。
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清掃ができたら新たに液体ガスケット(液体パッキン)を塗って元に戻していくのですが、塗るのも一定な幅できれいに塗らないと漏れの原因になります。
指でひたひたと塗る整備士さんも居られますが自分はメーカーが塗るように一本の線で塗りたいのでチューブ式ではなくエアゾール式のものを使ってます。
塗ってるところとミッションに取り付けるところを動画にしました。
塗るときの緊張しますが一番緊張するのは取付の時ですね。
他の部位に触れないように慎重に押しつけてボルトを付けていきます。

使ってるエアゾール式の液体パッキンはこれです

 

割と均一に濡れてはみ出し量が一定な仕上がりに自己満足(笑)
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オイルパンの取付が終わったらパッキンが乾くまでしばらく放置します。
一定の時間をおいてパッキンが乾燥したらトルコン太郎を接続します。
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最初に抜けたCVTフルードの分を補充してから交換スタート。
1回目を圧送交換したあとでもまだまだ鉄粉なり摩耗粉がフルード内を泳いでいるので2回目まで施工しました。
その様子は以下の動画でどうぞ。

2回目の圧送交換が終わった後、右側のクリーナーモニターが透き通ってるのが見えると思います。
左側が新油です。
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あとはトルコン太郎を切り離し、CVTフルードの量を規定値に合わして作業完了。
試運転しましたが変速がなめらかになったのは肌で感じました。
聞こえる音がミッション固有のもなのか経年劣化によるものかは判断つきませんでしたが、「故障」した時の音ではないように聞こえたのでしばらく乗ってもらうしました。
あとはユーザーさんが期待するうなり音の低減が達成できればOKですね。
この度は当店のご利用ありがとうございました。

スズキのソリオなど リコールのリコール

スズキの普通車(ソリオとか)のエンジン制御プログラムの不具合でアイドリングストップ後の制御に問題があると言うことで先日制御プログラムをバージョンアップするというリコールが発表されウチでも数台施工しました。
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が、そのバージョンアップ(自動車業界ではリプログラミング略してリプロ)プログラムにまたまた不具合があるという失態をやらかしてしまい「リプロのリプロ」状態になってしまいました。
作業的にはスズキ専用の診断機を接続してプログラムを書き直すと言うだけなのですがお客さんにとっては手間が増えたことになりとても残念です。
ということでさっそく2台ほど作業しました。
対象車種はこちらのページから
ソリオ、スイフト、イグニス、クロスビーの改善対策について|スズキ
1台目は前回のリコール作業をした車両でバージョンは0004から0005ですね。
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もう一台は前回のリコール作業を受けてないうちにまた新しいのが来たという手間が1回のある意味ラッキーなお車(笑)
バージョンが0001から0005に上がりました。
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こう言うのを見てると自動車もパソコンの親戚になってきてるのがよくわかります。
機械ものなので不具合となると部品交換、と言う時代を経て今やプログラムの書き換えという作業が普通に行われるわけです。
また書き換えることで現れていた不具合が治ったりするわけですから昭和なおっさんは「すごいな~」と感心します。
スマホでも本体ソフトの書き換えとか言うお知らせが来たりします。
自動車業界でささやかれてるのは、こういうバージョンアップ作業がWi-Fiを使って書き換えが行われる時代がすぐそこまで来てる、ということ。
ナビ画面に「バージョンアップのお知らせ」とか言う文字列が表示され、おうちのガレージや走行中に携帯電話網の電波を使って自動的に書き換えが行われたりするようになるのではないでしょうか?
裏返しに、自動車の走行データーを自動車会社に吸い取られると言うことも普通になるんでしょう。
工事用の建設機械あたりではもう既に世界中で働いてるユンボの稼働状況などは会社に送信され、それを基にメンテナンスの指示が出るとか出ないとか・・・
スマホのデーターなんかどんどん吸い上げられてる時代ですから、個人情報ガー、なんていってられない時代です。
それよりも利便性を優先する社会になってますからね~
この先の自動車の進歩を考えるわくわくしてきますね。