それぞれのお宅&お車は何事もなかったでしょうか?
お見舞い申しあげます。
当店も工場及び住居部分が一部壊れ工場内から空が見えてます。
台風通過後停電していましたので途方に暮れていましたが9月5日の23時頃復旧。
工場の一部が雨漏れで使えないので100%とは言えませんが本日よりできることから営業再開させていただきます。
営業時間短縮のお知らせ
お盆休みをさせていただきます。
臨時休業のお知らせ
8月4日(土)は誠に勝手ながら臨時休業して体をメンテさせていただきます。
ご不便をおかけしますがご容赦ください。
MRワゴン エアコンが最初の数分しか効かない
MRワゴン MF21S 平成16年式 距離17万㎞

エンジンかけて最初の数分は冷たい風が出るのにしばらくするとぬるい風になってしまって暑いとのことでご入庫。
今年の暑さは異常とは言え、このパターンのエアコン不良は例年でもちらほら入庫します。
おいでになったときはたしかに冷えてなくて、診断開始時にはコンプレッサーは動いてなくて冷却ファンちゃんと動いてる。
この時点でおおよそ定番のエアコンリレーかマグネットクラッチかなとは思いました。
リレーは大丈夫か?とコンプレッサーへの電源線をたどってみると電気が来てない。
はは~んこれはエアコンリレーの不良が原因だなとリレーを替えてみたらちゃんと冷えだしたので、よしこれで一件落着。

エアコンガスも例のマシンで規定量いれときますね~、と意気揚々として試運転。
帰ってきてしばらくアイドリングでおいてると、コンプレッサーが切れてる。
今度は電源も来てるけどマグネットクラッチは接続されない。
この時点で「マグネットクラッチもあかん」とわかりました。
お客さんにクラッチの隙間を調整したら使えるようになるかもしれませんが、距離もかなり走ってるんでこの際コンプレッサー本体をリビルト品に交換した方がいいでしょう、とご提案。
許可を頂きましたので作業開始です。
MRワゴンはバンパーを外すためにはヘッドライトまで外さないと駄目なんですよね。
_| ̄|○
一旦追加充填したエアコンガスを再度回収して配管切り離してコンプレッサー交換です。



あとは回収したガスを再充填したら完成です。
こんなときもフロンガス自動回収充填できるエコマックスジュニアはとても役に立ちます。
※ 2022/05/22 追記
ガスの規定量充填を純度の高いガスで行えるスナップオン社製カーエアコンサービスステーションDUALPROという整備機器を導入しました。
こちらへどうぞ
あと年式もそこそこ古く、走行距離も多いお車は、カーエアコンの室外機になるコンデンサーと呼ばれる部品を冷却するために、部品の隙間を埋めてるスポンジが劣化してどこか飛んでいってしまってるケースが多いです。
このスポンジがないとエアコンの冷却効率は思ってる以上に悪くなるのでエアコンの効きがいまいち、という原因にもなります。
このMRワゴンも隙間だらけだったのでいろいろ手当て




特にスズキのお車は、このマフラー横のでかいスポンジがなくなってること多いです。
隙間がある上に、なんとマフラーからの熱気をモロ吸い込むので条件最悪ですからこの隙間を塞ぐのは必須です。
純正のスポンジを使うのもアリですがこういう風にアルミ箔に粘着剤を塗ってある「アルミテープ」を使うのも一考です。
ここを塞ぐだけでもガスの圧力が変わるぐらい効果があります。


というわけでMRワゴンはオーナーさんの元へ帰って行きました。
冷え冷えになった室内をお楽しみくださいね!!
ワゴンR しばらくアイドリングしたらコンプレッサーが切れてエアコンが効かなくなる
ワゴンR MH23S 平成21年 距離9万㎞
車検で入庫ですが、気になるところはないですか?
との問診に
10分ほどエアコンかけたまま停車してたら冷気がなくなりぬるくなってくる
とのお申し出。
車検の作業内容の方針を立てると同時にエアコンの診断。
効いてるエアコンが効かなくなると言うことでコンプレッサーの働きを点検。
電気が来てるかどうか。
電源関係は?とマニュアルをひもとくと


この白いリレーがコンプレッサーリレーですね。

実際コンプレッサーには電気は来てるようだったのでそのまましばらくアイドリングで様子を見てると、電気が来てるのにコンプレッサーのマグネットクラッチが切れました。

同時にエアコンガスの状態もモニターして、少なくともエアコンガスサイクルに原因があるのではなくコンプレッサーまわりの不良と判断。

原因としては
・電磁石を利用したクラッチのコイルが熱を持って磁力が弱くなりクラッチが切れる。
・電磁石に引き寄せられるクラッチ板が消耗により隙間が広がりひっつける力が負けて切れてしまう。
が考えられます。
クラッチの隙間を調整してみるのもひとつの手段ですが、お客様の要望でコンプレッサー本体をリビルト品(中古手入れ済み商品)を利用して修理することに決定。
バンパー外して交換準備に入ります。

コンプレッサーを外すには補機類駆動ベルトを外す必要がありますが、今回車検でもそろそろ交換、という状態だったので1回工賃助かりましたね!

車検作業と並行してコンプレッサーを入替終了。

ベルトの張りを調整するのに今はこの『音波式張力計』を使います。
これなら「これくらいかな?」というカンではなく数字として張力を見られるので確実な整備が出来ます。
最近の整備マニュアルには張力計を使う場合の車種固有数値も書いてあるので数値をビシッと合わします。



あとはこれくらいの年式になってきますと冷却ファンの風を効果的に導くためのスポンジが劣化して役目を果たさなくなってきてる場合があります。
このスポンジがあるとないとではエアコンの冷えに関わってくるのでしっかり対策はしておく方がいいでしょう。
この隙間から温風を吸い込んでしまうので効率激落ちです。

精機の部品としてのスポンジなりアルミテープを使ったりしてできるだけ隙間を埋めます。


あとは回収したガスを元通りに。
その際エアコンガスリフレッシュも兼ねて回収したガスに新ガスを足して規定量充填。
エアコンは20分アイドリングしてもぬるくなることなくしっかり冷え続ける事を確認。
というわけでワゴンRはまだまだ続く大阪の夏をしっかり乗り越えてユーザーさんと共に快適に働いてくれることでしょう!
※ 2022/05/22 追記
ガスの規定量充填を純度の高いガスで行えるスナップオン社製カーエアコンサービスステーションDUALPROという整備機器を導入しました。
トヨタパッソの車検 泉大津での車検はふたば車検
トヨタパッソ KGC10 平成19年 約35000キロ
リピートで車検させてもらいました。

ユーザーさんはメンテナンスに対してはとてもご理解の深いユーザーさんですから、ご自分で出来る範囲はご自分で手配、当店での作業は提案させていただいた内容全てをご承諾いただきましたので作業開始です。
作業内容ご報告を
ブレーキフルードの汚れ

ブレーキパッド残量

タイロッドエンドブーツのひび割れ

リヤブレーキの清掃&ドラム固着防止&隙間調整







フロントブレーキ


タイロッドエンドブーツの交換




ロアアームボールジョイントブーツの交換



このパッソはトヨタで販売してますが実はダイハツ社製
ダイハツ車は軽自動車を含めエンジン直後の排気管のパッキンが『キュキュ』鳴るのがあるあるで、ガスケットを交換すれば音が止まります。
ユーザーさんが『音が気になる』とのことなのでご希望に応えます。



このボルトは出来れば交換しておく方が将来、また音が発生したときに緩めやすいので交換しておく方がいいですね。


あとはブレーキフルードの入れ換え


そして最後はエアコンガスリフレッシュ(エアコンガス規定量充填サービス)



和泉市からお越しのNさま
車検作業の内容は以上の通りです。
再度のご入庫いただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
ニッサンキャラバン CSGE25 エアコンが停車中は冷えない
自動車修理工場からすると、エアコンが冷えない、という修理依頼はこの季節の風物詩です。
大阪ではエアコン無しで運転するなんて考えられないです(笑)
お客さんから聞く、
エアコンが冷えない
という訴えはそこまででは我々からするとほとんど手がかりにならないので問診が必要です。
その症状を聞き、実車を見て、一つ一つ消去法によって原因まで進んでいくわけですが、お客さんのお話しの中に結構なヒントが隠れてるときもあります。
以前の同じくキャラバンのエアコンが冷えない、という症状は、お客さんの
最初は冷えてるけど途中で冷えなくなりその後はエンジン切るまで冷えない
というお話しがヒントで原因にたどり着きました。
https://blog.shaken28.com/?eid=1003381
今回のキャラバンは、問診の結果
走ってると何とかなるけど信号待ちなど停車すると全然効かなくなって、しばらく走ると冷えてくる
です。
この今起こってる症状を聞き出すまでがプロのお仕事の一部でもあります・・・・
聞いた話と現車を見た情報全てをまぜてたどり着いたのが
「コンデンサーファンモーターの寿命」
でした。
エアコンが稼働してるであろう状況でもファンだけが回らない。
叩いてみたらイヤイヤ回る、みたいな状況。
というわけで
原因をつかむまでが「苦行・修練」ですが原因さえつかめたらあとは作業のみ。
整備書によるとエアコンコンデンサーごと一旦外してファンモーターを交換、となってますがファンカバーを止めてるビス4本を外せたらモーターの交換はできます。
エアコンガスも助かります。
ただしフロントバンパーと前のアンダーカバーは一旦外して自分自身の体ごとねじ込む、という条件ですが・・
バンパー外すのにはコーナーランプユニット外すのが前提条件




このファンカバーさえ外せたらあとは何とかなる、という関門です。

最初は細長い人物を連れてきて外そうかと思いましたがそこそこでかい自分でも何とかなりました(笑)
ビス4本で止まってました。



あとはファン中心のナットを外しファン本体、その下のファンモーターをビス3本外して、ハーネスの取り回しがひと癖有りましたがモーター交換完了。


無事テストも完了。正規の勢いでファンは回りました。

あとはまた体ごとねじ込んでファンカバーを取り付け



全ての部品を復旧したら完成。

部品調達後再入庫したときは雨の日で走行中にコンデンサーが水をかぶって冷却されてエアコンは働いてました。
今日はエアコン効いてるけど?
とお客さん。
エアコンの仕組みをあ~でもないこ~でもないとご説明して、冷却ファンの大事さもご理解いただけたようです。
エアコンが停車中でも冷えるようになったキャラバンはまたお仕事の第一線に戻っていきました。
しっかりオーナーさんを冷やして活躍してね!!
オートバックスタイヤは買ってもいいか? 5年目で・・・

お客さんに
「タイヤがそろそろ寿命ですよ」
とお伝えすると9割のお客さんは顔を曇らせます。
そうでしょうね~わかります。
自動車のメンテナンスのなかでタイヤは高額商品。
4本交換となるとそりゃ躊躇します。
とはいうものの交換時期は避けて通れない。
摩耗して溝がないとか溝は残っていてもゴムが劣化してカチコチになってる場合も交換時期です。
そして避けられないことが理解してもらえたとして次に出てくる難題は
『適当な奴でいいから安い奴ない?』
というご依頼です。
あまり乗らないし飛ばさないから適当でいいよ、という流れ。
ちょっと知識がある人から出てくる提案が通称「アジアンタイヤ」
東南アジアなどで生産されてる外国製のタイヤと言うことです。
これがたしかに安い。
下手すると国産の半額ということも。
そして次は
『安いけど大丈夫なん?』(笑)
当店での結論は、
劣化する前に溝を使い切ってしまうならアジアンタイヤもあり
商用車やら営業車が当てはまると思います。
逆に走行距離が少なくて溝の摩耗よりも劣化が早い使い方の場合は国産の信頼できるメーカー製を、となります。
あまり乗らない人の方が国産の高級なタイヤというのもおかしい気がしますが、一番効率のいいお金のかけ方だと思ってます。
やはりコストの掛かってないタイヤはいろんな部分で長期間の使用はやめた方がいいような気がします。
表題のオートバックスタイヤ
製造年をみると2013年製造
ネットからの情報によると住友ゴム製らしいのでいちおう国産タイヤの最低価格帯のタイヤという自分なりの認識です。
溝はまだまだ残ってますが劣化が・・・


5年でこれか~
と思ったのが個人的な正直な感想です。
自分の愛車にはたぶん使わないし一般ユーザーの「お買い物車」にも勧めません。
3年で溝を使い切るぐらい走るお車なら選択肢のひとつかも、とは思います。
スズキ アルト エアコンが効きにくい 冷えない
先週ぐらいから「夏本番」という気温と日差しになってきました。
去年に比べると本格的な暑さは遅い目ぐらいか?とも思いますが。
先週から急に当ブログのアクセス数もうなぎ登りで、エアコンガス規定量充填サービスの記事が検索されているようです。
そんな暑い中ご来店は アルト HA24S 平成17年式 走行45000㌔
エアコンの冷えにパンチがない
日中は全く冷えてる気がしない
夜間は何となく冷える
というご依頼です。
全く冷えない、という場合は故障の可能性が大きいですが、冷えにくい場合はまずガスの量から点検。
そして大半がガス量が規定量に戻ると何の問題も無く回復します。
・冷却水の量
・エンジンオイルの量
・タイヤの空気圧
などなども使用過程において少しずつ減っていくもので、エアコンガスも一緒です。
大事なのは減るスピードですね。
このスピードによって、故障レベルなのか手当てをするのかしないのか、判断は分かれます。
さてこのアルトさん

まずはエアコンシステム自体が動いてるかどうかを診てみるとそのあたりは普通に動いてそうなので入り口は合格。
吹き出し温度を測ってみます。

外気温33度に対して5度しか冷やせてない。
これではさすがに『冷えてる』とは言えないのは間違いないです。
では一体ガスがどれくらい残ってるのか?
これがいままでは『圧力計』で推測していたわけで、慣れればある程度のエアコンの状態は推し量ることはできますが、残ってる重量を計測することは出来ません。
しっかり『重量計』で測る以外は・・・
エアコン整備機器の老舗 デンゲン社製エコマックスジュニアⅡ

自動車からエアコンガスを全量回収→回収されたガスの重さを量って規定量との差を計算→そしてリフレッシュされたガスを設計時の規定量ぴったしに充填。
それらを自動的にやってくれる優れた機械です。
エコマックスジュニアをアルトさんに接続

接続してから圧力計でおおよそのエアコンシステムの雰囲気をつかみます。

経験と理屈から『ガスの量が少ない』ことはわかりました。
ではリフレッシュ作業開始

結果は

規定量320グラムのところ130グラム回収。
つまりは規定量の40%しかガスがなかったということです。
これではさすが冷やす能力は発生しないでしょう。
規定量充填した結果吹き出し口の温度は

となりました。
いつからいつまでで40%まで減ったか、は把握できないため、
・ガスが漏れているのか?
・自然に減ったのか?
は現時点では判断できません。
漏れ箇所を探すための『蛍光剤』を同時に注入しておきました。
この先わずかな時間でまた減ってしまうようであれば再度診断時に配管などを紫外線ライトで照らすと漏れてる場所がわかる一種の添加剤です。
このまま数シーズンを無事に過ごすことが出来ればそれで良し。
短期間でまた漏れてしまったのなら次のステップへ診断のコマを進めないと駄目でしょうね。
オーナーさんは「これで済むことを祈ってます」とおっしゃってました。
もちろん当店もそれを願ってますよ!!
エアコン以外でも不具合があればまたどうぞご来店ください!!
595-0063
大阪府泉大津市本町5-23
二葉モータース
TEL 0725-32-1741
ホームページはこちら

