エアコンガス規定量充填サービス キューブとWRX インプレッサ

令和3年8月17日(火)より平常通り営業再開しました。
きっちりお休みをいただいてリフレッシュできました。
また年末までしっかりお仕事します!
お盆休み前にはエアコンのガス補充でご新規さんが2台おいでいただきました。
どちらの方も
「今は冷えてないとかでは無いけど効きが甘いかも」
「中古で買ったので自分の管理下に置くためにもエアコンのガスはきっちり充填した、整備した、という実績を作りたい」
ということでネット検索の結果うちにたどり着かれたという感じでした。
1台はニッサン キューブ
良い車だと思うのですが今は製造中止ですね。
ss-DSC_8349.jpg
施行した日の外気温は33.4℃
ss-DSC_8350.jpg
作業前に吹き出し温度を計測すると16℃
ss-DSC_8355.jpg
デンゲン社製エコマックスジュニアⅡを接続。
お車に入っていたガス量を回収して計測。
430グラムの所回収出来たのは300グラムで130グラム不足していましたのでおおよそ75%のガス量でした。
規定量充填と同時により一層冷やす効果がある添加剤を注入。
エコマックスジュニアⅡは自動で注入できるのが利点。
ss-DSC_8361.jpg
施工後の吹き出し温度は同条件で計測して14.9℃
ss-DSC_8357.jpg
わずかな差に見えますが走行するともっと冷えますので数字以上の冷感を味わえると思います。
そして2台目はスバル WRX (インプレッサ)
スバルブルーのかっこいいお車です。
ss-DSC_8366.jpg
同じように作業。
作業前には17.4℃
ss-DSC_8367.jpg
ガス量は規定量500グラムの所300グラムで200グラム足りませんでした。
残量60%というところでしたね。
ss-DSC_8371.jpg
これも同じくガスを充填すると同時に添加剤を注入。
結果は13.2℃まで冷えるようになりました。
WRXはまだもうちょっと冷える余裕があるように思えましたが作業時間の兼ね合いからこのあたりで計測終了・・
ss-DSC_8370.jpg
エアコンが冷えないとかを訴えるとよくこの2メーターの機械を持って判断されることが多いですが、これで見える(判断できる)のは「ガスの流れ」です。
ss-DSC_8369.jpg
ガスの流れも故障診断の手がかりにはなりますがそれは
ガス量が規定通りきっちり入ってるか
の前提条件が整ってからの話です。
ガスをきっちりの量に合わしてからこのメーターでガスの流れを見る、というのが正式な手順です。
その前提条件が整ってない段階でこのメーターを読んでも極端な故障以外は判断できないことが多いです。
まずはガスの量を合わしてそこから故障診断が鉄則です。
冷えないというと「ガス入れてみましょう」と安易に作業するお店が多いみたいですが「どれくらい入れる」を無視すると余計に悪くなります。
ガスは多くても足らなくてもいけないデリケートな材料ですからまずは規定量、ということが大事です。
全く冷えないというのと冷えが足りないでは診断ルートが大きな分岐点になります。
ちょっと冷えが足りないかなと言う方はぜひご相談ください。
※ 2022/05/22 追記
ガスの規定量充填を純度の高いガスで行えるスナップオン社製カーエアコンサービスステーションDUALPROという整備機器を導入しました。

こちらへどうぞ
595-0063
大阪府泉大津市本町5番23号
二葉モータース

夏期休暇のお知らせ

勝手ながら令和3年8月12日(木)~8月16日(月)まで夏期休暇をいただきます

ss-DSC_8363.jpg

休み中事故や故障でお困りの方は加入してる保険会社のレッカーサービスやJAFをご利用いただき急場をしのいでください。
損保ジャパンのレッカーサービスは 0120-365-110
JAFは全国共通 #8139 で最寄りの基地に繋がります。
JAFアプリを入れて設定しおけば故障・事故場所のやり取りはGPSにて行えるので便利です。

初代アルトワークス CA72V 17回目の車検

アルトワークス CA72V 平成62年式
うちのお店でマイカーとして「保存」してる初代アルトワークス
排気量は当時の軽自動車の規格である550cc。
無事この2年も大きな故障無くすごしてきて17回目の車検整備。
ss-DSC_8231.jpg
ss-DSC_8205.jpg
おおよその交換部品はエアクリーナーとベルト2本を予定。
エンジンルームがとんでもなく詰まってるのでベルトを替えるのにエアクリーナーケースを外さないと交換できないという構造なのでこの2点は同時交換作業ですね。
下からも上からもリフトを上げたり下げたりしてボルトを緩める。
ss-DSC_8221.jpg
幸いなことにまだベルトやらエアフィルターは純正部品が手に入ります。
ss-DSCPDC_0003_BURST20210730184554010_COVER.jpg
ss-DSC_8216.jpg
ブレーキ廻りは定番の作業でOK
ss-DSC_8212.jpg
ss-DSC_8215.jpg
後のブレーキは分解するときにハブのナットを外しますが、今どきのかしめる奴では無く割ピン式。
久々にワッシャーとナットも交換しておきましょう。
部品があるうちに・・・
ss-DSC_8238.jpg
ss-DSC_8236.jpg
ブレーキフルードなどは定番。
エンジンオイルもフィルターも交換。
ワイパーゴムなども。
ss-DSC_8249.jpg
エンジンは良い調子なので排気ガスなど検査基準に引っかかることも無く、ヘッドライトは上向きで受験できる年式なので問題なし。
旧車なので重量税やらの税金はがっぽり取られます・・・
というわけで無事2年間の有効期間をいただきました。
作業が終わったので34歳のお誕生日と言うことで記念撮影しておきました。
ss-DSC_8243.jpg
ss-DSCPDC_0003_BURST20210731184435755_COVER.jpg
ss-DSC_8245.jpg
ss-DSC_8246.jpg
このピンクのシートはグレード違いのシートです。
ノーマルシートのスポンジが粉になってしまったので中古を探したのですがこれしか無くて仕方ない。
ss-DSC_8247.jpg
ss-DSC_8257.jpg
ss-DSC_8248.jpg
34年前の後付けパワーウィンドウはまだ生きてます
ss-DSC_8250.jpg
ss-DSC_8255.jpg
2代目ワークス当たりのついてたエンブレムも貼り付けてあります。
このあと普及していくアルトは「乗用車」ですがこの車は「商用車」なので最大積載量の表示が検査基準で必須です。
なかったら不合格です。
ss-DSC_8254.jpg
これでまたしばらく一緒に暮らせそうです。
末永く元気でね!!

ノートのエンジンもプラグの電極の位置指定です

先日マツダのSkyactive X エンジンでプラグの電極の位置を合わす必要があると記事に投稿しましたが、日産のノートもそうみたいです。
日産ノート E12 スーパーチャージャーつきのHR12DDRエンジン
プラグの交換しようとNGKのプラグの互換性を調べるサイトにアクセスしたところ「純正のみ」という状態。
変わったプラグでも採用して互換性のあるRXプラグなどは無いのか・・と純正を注文。
純正番号は 22401-1HA1C
NGK型式は DILKAR7E11HS▼
この▼印は締付方が標準と違うよ、という記号。

箱を開けてみたらガスケットが銅で出来てる。
また珍しいプラグを使ってるなあ、と。
変なプラグなので締め付けトルクも普通のものと違うのかなとファイネスで調べる。
すると、
電極の位置を合わすように
と書いてある。
ノート・・・おまえもか・・・
ss-DSC_7967.jpg
ss-DSC_7968.jpg

ということでプラグが入ってきた箱を見てみると、
取付最終は「12分の1締め付ける」
締付トルクはちょっと探したけど19.6Nmとなってる。
30度とトルクはすべてに意味があるのかと工具に印を付けて実験を兼ねてどうなってるのかを確認しながら取り付けてみた。
ss-DSC_7981.jpg
ss-DSC_7973.jpg

手でプラグを締め付けていくとメーカーがいう位置の12分の1(30度)手前できっちり止まる。
ss-DSC_7976.jpg

そしてトルクレンチで規定値にて締め付けるとぴったり所定の向きで締付完了。
ss-DSC_7979.jpg

これはネジ部分の精度がすごいなあ~とひたすらエンジンの前で感心しきり。
ss-DSC_7986.jpg

一昔前ならプラグの電極の位置なんて決まってなくて、決められた値で締め付けたり、決められた角度で締め付けたらそれでおしまい、ということでしたがなにかしら繊細なルールが増えてきて整備士として勉強することが増えまくりです。
整備情報が手に入らない状態で今までのカンに頼っての整備はもう無理な時代ですね~
置いてけぼりになりそうな不安と、置いてけぼりにならないぞという気概、とが混じり合う今日この頃です。

スカイライン R33 リヤブレーキローター修整とパッド交換

スカイライン ECR33 平成6年式 距離7万㎞
リヤブレーキの音がひどいとのことで車検時にまとめて整備しました。
以前からローターの痛みがひどくて音が鳴っても不思議では無い状態。
ローター研磨機も設置し自社で作業できるのでどんとこいってな感じです。
距離を余り乗らないお車なのでブレーキの削りカスもどちらかというと鉄粉では無く錆の粉という色になってますね。
ss-DSC_7735.jpg
分解はまずこの針金から。
これ一本でブレーキパッドが固定されてるのですから秀悦な設計ですね。
ss-DSC_7734.jpg
ss-DSC_7736.jpg
痛んでるブレーキローターはこんな感じで対するブレーキパッドもひどい減り方ですね。
ss-DSC_7738.jpg
ss-DSC_7740.jpg
車輛からブレーキローターを外して研磨機へ。
1回削ってもまだまだひずみが取り切れないぐらい歪んでたので少しずつ数回に分けて施工。
摩耗限度ぎりぎりクリアーでした。
ss-DSC_7742.jpg
ss-DSC_7743.jpg
ローターの研磨(研削)も終わり、新品のブレーキパッドも届いたので復元です。
ss-DSC_7744.jpg
ss-DSC_7745.jpg
ss-DSC_7746.jpg
パッドを支えるプレートなどもキレイキレイ。
ss-DSC_7747.jpg
組み立てるときにここにグリースを塗る方法もありますが自分はあくまでも乾燥潤滑にこだわります。
グリースを塗ると摩耗粉とグリースが混じって泥団子になるのが嫌いだからです。
ss-DSC_7748.jpg
プレートとパッドの当たる面も同じ施工をします。
ss-DSC_7749.jpg
ss-DSC_7750.jpg
ブレーキパッドについてる「アンチスキッドシム」
日本語にすると「異音防止板」
ここはグリースを塗るのですがあくまでも塗るのはシムとパッドの間だけ。
外側には塗りません。
理由は泥団子です。
汚れてるシムをできるだけきれいに
ss-DSC_7751.jpg
ss-DSC_7752.jpg
ss-DSC_7753.jpg
そして裏面だけにワコーズ製の高性能グリス
耐熱性が良く耐久性にすぐれてるのでお気に入りの一品です。
ss-DSC_7754.jpg
このパッドにはシムが2枚あるので同様にグリースをサンドイッチ
ss-DSC_7755.jpg
ss-DSC_7756.jpg
ブレーキパッドにシムを組み付け完了。
ss-DSC_7757.jpg
できあがったパッドを支えるプレートを組み付け、その後にパッドをセット。
ss-DSC_7761.jpg
ss-DSC_7758.jpg
ss-DSC_7759.jpg
最後に十字型のプレートをきれいに清掃して組み付け。
一番最初に外したあの針金と固定用の棒を取り付けて終了
ss-DSC_7763.jpg
ss-DSC_7762.jpg
ss-DSC_7765.jpg
このあと鉄粉取り用の洗剤を駆使してブレーキ廻りを元のアルミ色に・・・
このスカイライン、ホイルも純正ノーマルです。
逆に珍しいかも・・・
ss-DSC_7766.jpg
これで懸案だったブレーキ廻りの手入れを含めて車検作業を終えたスカイラインはお客様の元へ帰って行きました。
まだまだ走ってもらう予定だそうです。
我々から思うのは部品の製造廃止が恐い・・・・ドキドキ・・

Skyactive-Xエンジンは点火プラグの方向が指定されてる

本日は1年に1度自動車整備士に義務づけられてる技術講習の1日でした。
毎年、新しい機構が出たものを学科として学び、最先端の整備技術、今なら自動ブレーキや前車追従するためのカメラの方向補正(エーミング)のやり方を実習したり、その時代に即した新技術を学ぶわけです。
そのテキストに一部で「ほ~っ」と思ったのがこれ
ss-DSC_7661.jpg
マツダのMazda3 とか Mazda30 などに採用されてるSkyactive-Xというエンジン。
難しい仕組みはさておきこのエンジン、点火プラグを取り付けるときに電極の位置まで指定されています。
これは今まで見たことありません。
繊細な燃焼制御をやってるんだなあ~とひとしきり感心した話でした。
なぜ感心したのかというと、プラグの電極の位置を揃える(より良い向きに揃えて取り付ける)というのは一昔前にオートメカニック誌で特集をやってたような覚えがあります。
燃費やらパワーを求めてプラグの向きを揃えたらどれだけいい方向に向かうかという実験特集で、あれこれプラグに印を付けてプラグの電極の向きを揃えて取り付けて走ってみるというもの。
で、その効果はオートメカニック定番の「よくなったような気がする」というギャグのような結論・・・
だったのですが、そのたわいもない技術がこの世に、それもメーカーの整備要領書に堂々と載ってることに感心したのです。
記事を思い出してなんか懐かしくて。
自動車の技術は日進月歩と言われて久しいのですが、こういう地味な技術の積み重ねもあって燃費向上やらパワー増大に明け暮れてるもので、生み出す人のくろうというのもまたすごい努力なんだなぁ、と。
けれど先日退任したスズキの会長、鈴木修氏から言わすと
「メーカーはつくってなんぼでは無く売ってなんぼ」
技術と販売・・・
奥の深い話ですね。

臨時休業のお知らせ

rinzikyugyou.png
令和3年6月28日(月)
1年に1度の整備主任者技術講習のためお店はお休みします。
ご不便をおかけしますがご容赦ください。

ラクティス エアコンガスリフレッシュ

6月も半ばです。
去年の頃を考えるとまだうだるような暑さとは言えない日々が続いてますがゆうちょなことを言ってられるのもあとわずかで、それこそ死ぬような暑さがもう目の前。
ラクティス 平成21年 走行10万㎞です
エアコンのガスをきっちりとしたグラム数に合わせたいというご依頼でご新規さんのご来店です。
ss-DSC_7481.jpg
何回かワコーズのエアコン添加剤を入れたことはあるとのお話しでその場合缶の中に入ってるガス分で多少は追加されてるという状態でしょうねとお話ししながらエコマックスJrⅡを接続。
ss-DSC_7480.jpg
接続しながら本日の外気温を測定
ss-DSC_7478.jpg
施工前のエアコン吹き出し温度を測定。
全然冷えてない、てなことは無い状態です。
ss-DSC_7479.jpg
ガスをエコマックスに回収して真空引き。
配管内の不純物やら水分を完全除去した後規定量の新ガスを充填。
そして施工後のに再度吹き出し温度を測定
ss-DSC_7482.jpg
同じ条件で3度下がれば冷え冷えですね。
ちなみに充填したガスは40グラム
ss-DSC_7484.jpg
想像したとおりいままで何もしてないお車よりは明らかにガスは入ってました。
その上でまだ吹き出し温度が下がるのですから同時に施工した添加剤もよく働いているようですね。
さて夏本番。
あの大阪の夏がやってきます。
少しで快適な車内を得られるためにもエアコンガスの規定量充填は必須です。
ぜひ当店にご相談ください。
※ 2022/05/22 追記
ガスの規定量充填を純度の高いガスで行えるスナップオン社製カーエアコンサービスステーションDUALPROという整備機器を導入しました。

こちらへどうぞ
大阪府泉大津市本町5-23
二葉モータース
0725-32-1741
※ 外国車は扱っておりません。

三菱 D:5 D5 ベルト交換方法

三菱デリカD:5 CV5W 平成20年式 走行約15万㎞
ss-DSC_7049.jpg
車検でご入庫ですがお客さんからは不具合に気づいてるところはないので・・・
というご依頼です。

受け入れ診断開始でまず気づいたのはエンジンが動いてる間のベルトの音。
割と大きな音なんですがお客さんは気づいてないんでしょうね。

まずは足元から作業に入るのが自分のルーティンなのでブレーキ関係。
新車から使われてきたブレーキローターのひずみが気になったので手入れしておきました。
ss-DSC_7051.jpg

スター社製ローター研磨機にセット
ss-DSC_7052.jpg

キリッと引き締まったローターになりました(笑)
これを4輪とも。
前側のブレーキパッドは要交換。
後ろ側は前回の車検で交換してたので問題なし。
ss-DSC_7054.jpg

ブレーキフルード交換は自分基準で必須作業です。
リフトの上がってる間にエンジンオイルを抜いてオイルフィルターを替えて・・
そしてベルト交換に着手。

整備書ではテンショナーをひねって緩めて固定用の工具を突っ込んで交換、と書いてますが、実際の車載状態では理想通りにいきません。

指定の箇所に16㎜-18mmのストレートレンチ(今後増えてくるので必要)を掛けてテンショナーをぐいっと緩めて目の前にあるエアコンコンプレッサーの部分からベルトを外し、そこが外れたら力を入れていたレンチを緩めてテンショナーを戻す。
こうすればなんとかベルトは外れます。


ss-DSC_7063.jpg

デリカは全てのエンジン補機類を一本のベルトで廻してるので取り回しは複雑。
外す前にしっかりメモをとらないとあとで必ず泣きを見ます。(整備士あるある)
ss-DSC_7068.jpg
ss-DSC_7069.jpg

そしてずるずるとベルトを引き出します。
ss-DSC_7071.jpg

外したベルトはこんなに長~い・・・・

ss-DSC_1268.jpg

あとは新しいベルトを各プーリーに取り回して最後はコンプレッサーの所だけを残す。

左手でストレートレンチを使ってテンショナーを持ち上げ最後にコンプレッサープーリーにベルトを付ける。
これがD:5のベルト交換のコツでしょうね。
なかなか整備書の通りには事は進みません・・・

あとはエアコンフィルターやらワイパーゴムなど消耗品交換して作業完了。
そうしてD:5は「まだまだ活躍してもらうで~」、というオーナーさんの元へ元気に戻っていきました。

末永く働いてもらいたいもんです。

トルコン太郎 ミライース圧送交換フルコース&車検作業

ダイハツ ミライース LA350S 平成30年式 距離62000㎞
ss-DSC_7113.jpg
初めての車検整備で入庫。初めてとはいえ既に6万㎞オーバー。
なかなかよく働いてるお車ですね。
リース車上がりの中古車を購入されたみたいでオーナーさん自身はこのうち22000㎞ほど乗っておられます。
おおよその消耗品は普段から懇意にしてるガソリンスタンドにていろいろ手入れされてるようなので大きく痛んでるような部位はありません。
タイヤも少し前に交換してるし、ワイパーゴムなども1年ごとに交換。
車体も常に洗車されているようできれいなもんです。
肝心なところは診といてね、というご用命。
なにかしら役割分担をわかっていらっしゃるので張り切って作業開始。
ブレーキ廻り
ss-DSC_7114.jpg
ss-DSC_7116.jpg
前のブレーキパッドは残り6㎜
今後の走り方で次の鮭までもつかどうか微妙なところ。
オーナーさんにはちゃんと説明しておきました。
できれば1年後ぐらいに再点検させてくださいね~、と。
ss-DSC_7119.jpg
ブレーキフルード。これは定番。
ss-DSC_7125.jpg
ss-DSC_7126.jpg
既にベルトが鳴いてたので交換。
ss-DSC_7131.jpg
ss-DSC_7132.jpg
ss-DSC_7133.jpg
このミライースはエアコンベルトが調整機構がないストレッチベルトを使っていますので取り外し・取付には専用の工具が必要。
単純の外すだけなら切断もOK。
でも取り付けるときはやっぱり工具があった方が確実きれいに作業できますね。
ss-DSC_7134.jpg

普段の車検整備的な消耗品はだいたいこれでOK。
あとはCVTフルードの交換。
ダイハツをはじめスズキなどのCVT車は5万㎞での交換がメーカーからも指定されています。
こないだ作業したトヨタのルーミーもトヨタは無交換指示ですが実際車作ってるダイハツのトールは5万㎞指定されてます。
なにかしら矛盾を感じます・・・
メーカーからは「CVTフルードを交換」という指示だけなのでエンジンオイルのようにフルードを抜いて、新しいフルードを入れるというやり方でも良いのでしょうが、まだまだ走るであろうこのお車の場合長持ち優先なのでフルコースで全量交換することにしました。
そのための準備品は事前に用意してました。
オイルパンガスケット・オイルストレーナー&Oリング・ドレンボルトガスケット。
ss-DSC_7136.jpg
まずは普通にオイルパンからフルードを抜きます。
ss-DSC_7139.jpg
どれだけ抜けたかが後々の作業に必要なので量のわかる「はかりマス」で受けます。
ss-DSC_7140.jpg
ss-DSC_7142.jpg
フルードが抜けたらオイルパンを取り外します。
ss-DSC_7145.jpg
オイルパンのそこには削れた鉄粉などを吸着するための磁石が設置されています。
ご覧の通り「良い仕事」してますね~
ちゃんと吸着してます。
これがあまりにも多くなると吸着できなくなるのでこの状態を見ると全てのお車のオイルパンを外したくなります(笑)
ss-DSC_7148.jpg
そしてオイルパン&磁石をパーツクリーナーで洗浄して元に戻します。
ss-DSC_7149.jpg
戻す前にはストレーナー(フルードフィルター)もせっかくここまで作業してるので新品に。
ss-DSC_7150.jpg
オイルパンを組み付けたらフルードを圧送交換するためのトルコン太郎を接続します。
ss-DSC_7156.jpg
ss-DSC_7161.jpg
ミライースはエンジンの後ろにフルードクーラー(ウォーマー)があってそこの配管にトルコン太郎を割り込ませることが出来ます。
こういう冷却ラインが露出してないお車は別途接続方法を考えないといけないのですが・・
ss-DSC_7154.jpg
ss-DSC_7155.jpg
古いフルードを抜きながら新しいフルードを入れて完全に入れ換えることが出来るマシンです。
その様子を動画にしてYoutubeにアップしてありますのでどうぞ。
4分ほどありますから飛ばし見でもしてください。
右側のガラスモニターに古いフルードが回収され頃合いを見計らって左の新しいフルードが送り込まれていき、全てのフルードを完全に入れ換えることができます。

そして入れ換えたあと不純物をしっかりトルコン太郎のフィルターで濾しとるために30分ほど車とトルコン太郎の間で循環させます。
横から見てる人は「人工透析か?」と。
そう言われてみればそう見えるな、今度から使わせてもらうわ
φ(..)メモメモ
と一人納得(笑)

ミライースはすっかりリフレッシュされてオーナーさんの元へ。
通勤がとても車ではないと行けないところに通っておられるのでがんばって走ってもらわないといけないお車なのでスタンドさんもしっかり消耗品手当てしてあげてくださいね。
手からあふれたお仕事はうちが引き受けます!